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フリーアナ吉田明世が語る新型コロナの家庭内感染。終わりの見えない生活と体調不良、そして感じた娘の成長

更新

現在、4才になったばかりの女の子と1才の男の子のきょうだい育児に奮闘中のフリーアナウンサーの吉田明世さん。

一時期の感染拡大がやや落ち着き、緊急事態宣言なども解除された2022年5月に、本人と子ども2人が新型コロナウイルス感染症にかかったという吉田明世さん。そのときの体験を振り返ってくれました。
吉田明世さんの育児エッセイ第30回はコロナに家庭感染。母子3人がダウン。そんなときに感じた娘の成長」です。

家庭内感染で母子3人がダウン!

街には鮮やかな新緑、さわやかな空気が流れるころ。肌寒さから解放され、外で過ごすのがとっても気持ちのいい季節。マスク生活にもすっかり慣れ、コロナとどう共存していくか、そんなムードの中、よくニュースで目にしていた家庭内感染。まさにそれがわが家で起きてしまいました。

まず娘の感染が判明し、その後私がPCR検査で陽性に。そして、その翌日に感染が判明した息子。娘と息子は、若さからなのかみるみる回復。
保育園にも行けず外に出られない、公園にも行けないうっぷんをなんとか家の中で晴らそうと、容赦なく遊びに誘ってくるかわいい2人を横目に、体調不良から抜け出せない私。家庭内感染のつらいところは、具合が悪いというのはもちろん、1人が元気になっても、まだ体調の悪い家族がいて、すぐに通常の生活に戻れないという点もあると実感しました。

終わりの見えない家事にイライラして落ち込むことも

普段仕事をしている私にとって、感染症による療養生活だとはいえ、こんなにも長い時間大好きな子どもたちと一緒にいられるなんて、とても幸せなはずなのに。

片づけても片づけても永遠に散らかっている部屋。エンドレスに続く食事作りと後片づけ・・・。

「こんなときだからこそ、子どもたちと有意義な時間を」と、毎晩寝る前にそう決意するはずなのに、朝起きてすぐに子どもたちを厳しく叱ってしまう・・・。「今日も子どもたちにとっていい母親ではなかったな」「今日も仕事をお休みしてしまったな」など、いろいろと考えてしまい療養期間は落ち込む日々でもありました。

療養中に、急に進んだ娘の“母離れ”

そんな中でも、子どもたちには大きな変化がありました。

とくに感じたのは、娘の成長です。成長というより、母離れ、と言ってもいいかもしれません。
これまで長らく、私とじゃなきゃ寝られなかった娘。おふろにしても何にしても優先順位はぶっちぎり一位で「ママ」だった娘。パパにおふろに入るよ、と言われると、100発100中で「私、ママと入る」と断っていた娘。そんな娘が、私がぐったりとしている間に「パパ、おふろ早く入ろうよ〜!」と自ら誘っているではありませんか。

揚げ句の果てには、「私はパパとリビングで寝るから〜、ママはあっちのベッドで寝て?」と言われる始末。子どもたちが夜中に「ママ〜」と泣きながらやって来るかな、という予想は裏切られ、一人ベッドで迎えた朝は、ありがたさ半分、切なさ半分でした(笑)。

また、娘が眠りにつくのをリビングで仕事をしながら見守ろうとすると「ママ、お仕事はベッドでしてくれる? 私、ここで寝るから。」と言われたことも。突然の娘のお姉さん発言に、ただでさえもうろうとした意識が違った意味でもうろうとしました(笑)。

今思えば、具合の悪そうな私を、娘なりに気づかってくれての振る舞いだったのかもしれません。
ちょっぴり寂しいけれど、これも一つの成長なのかな。私も、コロナへの免疫をつけるとともに、娘の母離れに対する“心の免疫”もつけねばなりませんね。

周囲の人に感謝。コロナ療養期間は大事なことを教えてくれた時間でもありました

そんな、落ち込んだり寂しかったりの2週間は、人の優しさに何度も触れた日々でもありました。

まずは、1人だけ発症せず、私が使いものにならずに寝込んでいる間、子どもたちのすべてのお世話を担ってくれた夫には本当に救われました。初めての冷やし中華作りで、あんなにも時間をかけてこまかく刻み込まれたみょうがと大葉とねぎを、私は見たことがありませんし、あの味は今でも忘れられません(笑)。
(編集部注:吉田明世さんの夫は、お料理が苦手だそうです)

また、自分の仕事の休憩時間に買い出しをしてくれた姉や、食事を作って届けてくれた母。ニュースを見て、冷凍食品を自宅の玄関前まで届けてくれたママ友や、少しでもテンションが上がるようにとおいしいお弁当を届けてくれたTBSの先輩。自分はこんなにも多くの人に支えてもらっているのだと実感しました。

当たり前の日常が、当たり前ではない。そして、今この瞬間の子どもたちは、今しか一緒にいられない。そんな大事なことを教えてもらったコロナ療養期間なのでありました。

文/吉田明世 構成/ひよこクラブ編集部

家庭内感染で新型コロナウイルス感染症にかかった吉田明世さん。療養期間を振り返って「健康で過ごせることがいちばんの幸せ。普通の日々に感謝です。」と話してくれました。吉田明世さんのきょうだい育児の日々はまだまだ続きます。次回もお楽しみに!

■記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

吉田明世(よしだあきよ)

PROFILE
1988年生まれ。2018年5月に女の子を、2020年12月に男の子を出産した。TBSのアナウンサーを経て、19年にフリーとなり、テレビ・ラジオ・イベントなど幅広く活動。保育士資格のほか、絵本専門士の資格も取得。

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