「肌がカサカサでファンデがよれる…」etc. アラフォーのお肌は秋も要注意! 乾燥肌対策とおすすめスキンケアグッズを専門家に聞く
アラフォーママたちの悩みに多い乾燥肌。「たまひよ」アプリユーザーのママたちへのアンケートで寄せられた声とともに、乾燥肌対策についてヘア・メイクアップアーティストの榊美奈子さんのアドバイスをお届けします。
アラフォーママたちの気になる肌事情
まずはママたちの乾燥肌の悩みを聞いてみました。
■マスクの影響?
「マスクの影響などもあってか肌荒れや、乾燥が前よりひどくなった気がします」(はる)
■ファンデを塗ると汚くなる!
「肌がすごく乾燥するので、ファンデーションを塗るとなんだか汚くなるのが悩みです」(おゆか)
■乾燥でしわが増えた!
「肌の乾燥がひどくなってシワが増えたので、保湿をしっかりするようになりました」(ひゃくわ)
■ケアができないのがツライ!
「出産を経たアラフォーに寄る年波は津波級!皮膚がボッロボロ!今まで以上のケアをしたいのに、なかなか手が回らない現実がツラすぎる…」(エリー)
■乾燥で肌がボロボロ
「高齢出産で、さらに疲労やホルモンバランスの関係でグッと老け込んだ。乾燥などで肌がボロボロで鏡を見るのが嫌になった」(ひまわり)
■肌がカサカサ!
「子どもに時間をかけているので自分のスキンケアができないため、肌がカサカサになり、髪もキシキシしている」(ここまる)
乾燥対策は洗顔料選びと、洗顔方法の見直しを
紫外線や冷房の影響でダメージを受けた秋の乾燥肌対策について、ヘア・メイクアップアーティストの榊美奈子さんにアドバイスいただきました。
「紫外線のダメージを受けた秋の肌は、ちょっとお疲れ気味です。汗をかいているとしっとり肌が潤っているように見えますが、汗が蒸発した肌は乾燥している状態。さらに紫外線を浴びた肌は、ダメージを受けて乾燥しています。紫外線は肌の乾燥の原因になるので、対策は春から夏だけでなく、1年中するように心がけましょう。
乾燥肌で悩んでいる場合、まず見直したいのが洗顔です。保湿力のある優しい成分の洗顔を選びましょう。洗顔料はしっかりあわ立ててやさしく洗い、32度くらいのぬるま湯で洗い流します。
長く洗えばいいというものではないので、洗顔時間は朝15〜30秒、夜1分以内が目安です。洗う時は、水や熱いお湯で洗ったり、ゴシゴシ肌をこすったりするのはNGです。特に、入浴時の洗顔は熱いシャワーで顔を洗い流しがちですが、肌を刺激してさらなる乾燥をまねくので避けましょう。
そして洗顔後は、生え際やえら部分など、洗い残しがないように必ずチェック。そのほか注意したいのが、歯磨きあとです。口の周りに歯磨き剤が残っていると、乾燥の原因になるので、ここの洗い残しも必ずチェックしてください。
乾燥予防のために入浴や洗顔後大切なのが、スキンケアです。お子さんのお世話など忙しいと、つい時間をおいてしまいがちですが、なるだけ素早くすることです。入浴後の肌はすぐ乾燥するので、化粧水や乳液などをハンドプレスしながら、肌にしっかり入れましょう。
いつもの基本のスキンケアでは心配な人は、ブースター導入液を使うという方法もあります。肌を柔らかくしてくれるので、スキンケアの効果をUPしてくれるのでオススメです」(榊美奈子さん)
榊さんオススメスキンケア&グッズ
●洗顔料
・アクセーヌ リセットウォッシュ
・ダヴ センシティブマイルド
この洗顔料はどちらも敏感肌の人でも使ってもらえるくらい肌にやさしいタイプ。さっぱりするタイプの洗顔料は、乾燥しやすいので注意。洗顔料は、洗顔後、肌につっぱり感がない保湿力の高いものを選びましょう。
●ブースター導入液
・ドクターシーラボ アクアインダーム導入エッセンスEX
・無印良品 導入化粧液
乾燥が気になる人にオススメなのがブースター美容液。どちらの美容液と化粧液も洗顔後、肌を柔らかくして、スキンケアを浸透しやすい肌にしてくれます。
●使い捨てタオル
ITO クレンジングタオル
使い捨てタオルは、いつも清潔な状態を保てるのでオススメ。やわらかい生地なのでしっかり水分を吸収し、顔に繊維が残らないのも◎。洗顔タオルを家族で共有している場合は、雑菌が繁殖しやすいので注意して。洗顔後は、できるだけ清潔でやさしい肌触りのいいタオルを使いましょう。
顔をゴシゴシ洗いして、シャワーで洗い流し、タオルでゴシゴシふくという、NGなことばかりしていました。反省することばかりです。
(取材・文/酒井範子)
榊 美奈子さん
PROFILE)
ヘア・メイクアップアーティスト。日本化粧品検定1級を取得。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。HP:https://makeupsakaki.com
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。