アラフォーを悩ます「くすみ」。頬、目の周り、小鼻...気になる肌のくすみを隠すメイクテク＆おすすめコスメ【専門家】

鏡を見ると気になる肌のくすみ。「たまひよ」アプリユーザーのママたちへのアンケートで寄せられた悩みと、くすみを目立たなくするメイクのテクニックについて、ヘア・メイクアップアーティストの榊美奈子さんのアドバイスをお届けします。

ママたちが鏡を見てガックリする肌の悩みとは

まずは、ママたちの美容の悩みついて聞いてみました。

■肌のくすみ
「気になるのは白髪と肌のくすみ。私なりに髪や肌は、ケアをしっかりするようにしています」（えみっき）

■ケア不足が原因？
「ケアが行き届かなかったのか、出産後は顔のくすみとシワが気になっています」（ほげママ）

■出産後のくすみがち！
「出産後、疲れてケアをゆっくりできなくなってしまい、顔がくすみがちに…」（かい）

■肌のハリ
「肌のハリがなくなり、若さが消えたこと」（よしも）

くすみをケアするだけでいつもの肌がワンランクアップ！

肌のくすみを解消するためのスキンケア＆メイクテクについて、ヘア・メイクアップアーティストの榊美奈子さんにお話を伺いました。

「ママたちは家族優先で自分のケアは後回し。アラフォーになるとホルモンバランスの乱れや子育てのストレスなどが原因で肌荒れが起こりやすく、肌がくすみがちです。

そのほか、肌の乾燥や紫外線、間違ったスキンケアが原因で肌がくすむことがあります。
気になるくすみは、顔全体ということもありますが、まぶたや目尻など目のまわりや、小鼻の赤みなど部分的に現れることがあります。

くすみ予防をするスキンケアは、まず紫外線対策と、クレンジグの見直しがあります。
洗顔力の高いものでゴシゴシ洗いをしていたり、紫外線対策をしていなかったりすると、肌が乾燥しくすみやすくなります。

まずくすみの原因になる乾燥した肌は、肌に優しい洗顔料で洗い、化粧水や乳液、美容液を丁寧に肌に入れ込むようにすると、くすみを予防することができます。
もうひとつスキンケアのくすみ対策でオススメなのが、ふきとり化粧水を取り入れることです。ふきとり化粧水は、くすみがちな肌の毛穴の汚れや古い角質をとって肌をフラットな状態にしてくれるのでオススメです。
メイクでくすみをカバーする時は、肌のトーンアップするものや、肌にツヤ感が出る化粧下地がいいですね。化粧下地は指で伸ばして、スポンジで軽くたたくと、肌にフィットします。
目の周りのくすみは、コンシーラーを使ってケアしましょう。アラフォーは目尻にくすみがあると目尻が下がり、かえって老け顔に見えるので、きちんとカバーすることが大切です。
まぶたのくすみ解消は、アイシャドウベースを塗って、まぶたを明るくする方法があります。アイシャドウベースを使うと、アイシャドウの発色もよくなります。
忘れがちなのが小鼻の横の赤いくすみです。これはグリーン系のコンシーラーがオススメです。コンシーラーを鼻の赤み部分にのせて、トントン軽くおさえて肌になじませましょう。
気になる顔のくすみをケアして、肌の色むらを整えるだけでも、いつものメイクがキレイに見えますよ」（榊美奈子さん）

榊さんオススメのくすみ対策コスメ

●化粧下地
・エテュセ　フェイスエディション　スキンベース　フォードライスキン
水ベースなので伸びがよく、すっと広がります。指で伸ばして、スポンジで全体にむらなく伸ばすと、明るく透明感のある肌に仕上がります。

・ザ・プロダクト　カラーコントロール　ライラック
毛穴やくすみをしっかりカバーするだけなく、SPF21(PA++)のUV効果のあるとても使いやすいコントロールカラー。透明感のある肌を演出し、肌を自然にトーンアップします。

・ザ・セム　カバーパーフェクションチップコンシーラー　グリーンベージュ
小鼻の赤みには、グリーンベージュのコンシーラーがオススメです。


●ふきとり化粧水
・アユーラ　クリアリファイナーt
・ラボラボ　スーパーKEANAローション　スーパーモイスチャー
ふきとり化粧水は、できるだけ肌にやさしいマイルドな成分のものを選んで。コットンがしっかり湿るほどたっぷりとって、やさしくふきとります。肌がトーンアップするだけなく、肌の状態がフラットになるので、この後の化粧水や乳液が入りやすくなる効果も。

早速ふきとり化粧水を取り入れてみたら、顔がワントーンアップすることが実感できました。くすみ対策大事です！
（取材・文／酒井範子）

榊 美奈子さん

PROFILE)
ヘア・メイクアップアーティスト。日本化粧品検定１級を取得。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。HP:https://makeupsakaki.com

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。