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1カ月健診、初めての子連れ外出で不安…。慌てずに、安心して受けるための3つのポイントとは【専門家】

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赤ちゃんと産後のママの健康状態を確認するために、産後1カ月ごろのタイミングで1カ月健診に出かけます。ほとんどの親にとって、1カ月健診は初めての子連れ外出。スムーズに受けるために、準備をしっかりしておきたいところ。
のべ7000人以上の赤ちゃんを診てきた、助産師・保健師の中村真奈美先生に受診時のポイントを教えてもらいました。

1カ月健診は、出産した病院で受けるのが一般的です

1カ月健診は、赤ちゃんの栄養状態や発育・発達を確認し、先天性も含めた病気の有無などの健康状態をチェックします。また、産後のママの体の回復も診ます。

一般的に1カ月健診は、出産した病院で受けます。とくにママの体の回復は、出産した病院で診てもらえると安心。しかし、出産は里帰り先でしたけれど、産後1カ月未満で自宅に戻ったなどのやむを得ない場合は、出産した病院に相談した上で、自宅近くの産院や小児科で1カ月健診を受けることも可能です。

付き添いがいると安心! 事前に準備しておくことがあります

赤ちゃん&ママだけで1カ月健診に出かけてもいいですが、まだ産後の体調が整わない時期に長めの時間、外出することになるので、パパやばあばと一緒に行くと安心です。

ベビーカーで行くか抱っこひもで行くか悩む人が多いですが、どちらでも大丈夫。車か、電車かなどの移動手段に合わせて検討するといいと思います。ベビーカーや抱っこひもは事前に使い方を練習しておくのがおすすめです。
そのほかにも健診をスムーズに受けるために、準備しておきたいポイントがあります。

ポイント【1】脱ぎ着しやすい服装で!

赤ちゃんはおむつ1枚の状態で診察を受けます。脱ぎ着しやすいよう、前開きタイプ肌着ウエアが基本です。場合によっては、おむつ1枚になってから診察の待ち時間が発生することも。おくるみやバスタオルを持参すると、合間にさっとかけられて便利です。

ママ自身も内診で子宮の回復具合を診てもらう必要があります。診察を受けやすい服装にするといいでしょう。

ポイント【2】持ち物は前日に用意を!

赤ちゃん連れのお出かけは何かとイレギュラーなことが起こりがちなので、時間に余裕を持って行動しましょう。
健診に必要なものは、前日までに確認してまとめておくのがおすすめです。

<持ち物例>
◆健診のお知らせ・問診表・補助券(自治体によって異なります)
◆診察券(個別健診の場合)
◆母子健康手帳
◆健康保険証
◆お薬手帳
◆筆記用具
◆現金(支払う金額は要確認)
◆おむつ替えセット
◆赤ちゃんの着替え
◆授乳グッズ
◆ハンカチ・タオル・ティッシュ類など

ポイント【3】質問はまとめておいて

1カ月健診では、赤ちゃんとママの健康状態をチェックするだけでなく、日ごろの気がかりや育児の悩みについてお相談できます。
いざ健診となるとバタバタしてしまい、何を質問していいか忘れがち。わからないこと、聞きたいことは事前にまとめておきましょう。

監修/中村真奈美先生

イラスト/うえだしろこ 取材・文/ひよこクラブ編集部

ほとんどの親にとって、初めての子連れ外出となる1カ月健診。準備をしっかりして、スムーズに受けられるといいですね。心配しすぎると「あれも!これも!」とどんどん荷物が多くなりがちですが、必要なものがすぐに取り出せるよう、バッグの中身の整理しておくのもポイントです。

参考/『初めてのひよこクラブ』2022年秋号別冊付録「0~3カ月 お世話の教科書」

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

『初めてのひよこクラブ』2022年秋号には、低月齢赤ちゃんのお世話のしかたを、新米ママ・パパ向けにわかりやすく写真つきで解説した、別冊付録「0~3カ月 お世話の教科書」がついています。

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