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基本のからあげがちょっとのアレンジで別メニューに!メニューを考えるのが面倒、けれどレパートリーを増やしたい!アレンジできる簡単レシピ【料理研究家】

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キッチンで調理魅力的な日本人女性
itakayuki/gettyimages

レパートリーがマンネリ、メニューを考えるのが苦手という「たまひよ」アプリユーザー寄せられた悩み。料理研究家のほりえさちこさんに簡単にできるアレンジレシピを教えていただきました。

毎日の料理づくりで困っていることとは?

まずはママたちの声をご紹介します。

■大人のメニューが思いつかない!
「子どもの後追いが始まり調理する時間がなかなかないのと、大人が食べるメニューを考えるのにもパッと思いつかず料理が億劫になります」(紅)

■メニューが思いつかない
「朝からずっと何作ろうかなっと、考えていることが多いです」(ふあり)

■野菜レシピが知りたい!
「野菜をたくさん摂りたいので、野菜料理のレパートリーを増やしたいです」(ちーや)

■時短メニュー
「子どもが寝ている間に、ささっと作れる料理が知りたい」(櫻智)

■とにかく簡単に作れるもの
「うちの子はごはんを作る時間帯に必ずぐずるので、とにかく簡単に作れるメニューのレパートリーを増やしたいなと思います」(リーママ)

■メニューが偏りがち
「栄養バランスを考えて作っていますが、どうしてもメニューが偏りがちです」(紅君)

大人も子どもも喜ぶ!  シンプルから揚げ→酢鶏、ヤンニョムチキンレシピ

時間がない、レシピが考えられないママ向けに、みんな大好きなからあげのアレンジレシピと、アレンジの基本について教えていただきました。これでレパートリーが広がるはずです!

●基本のからあげレシピ

(材料) 4人分
鶏もも肉 2枚(600g)
A(おろししょうが 1片、おろしにんにく1片、胡椒 少々、 醤油・酒 各大さじ1)
片栗粉 適量
揚げ油 適量

(作り方)
1、鶏もも肉は一口大に切り、Aをもみこむ。
2、片栗粉をまぶして、180度の油できつね色になるまで揚げる。

※その後アレンジできるように薄味です。そのまま食べる時は揚げた後にかるく塩をふったり、シャカチキ風にコンソメ、ガーリックパウダー、パプリカパウダー、粉チーズ、あらびき胡椒、山椒塩、カレー塩などお好みのものをまぶして。またはタルタルソースをかけたり、ケチャップをそえたり。甘酢あんでからめるだけでもOK。

●アレンジ1:ヤンニョムチキン

(材料)  2人分
基本のからあげ 250g
A(コチュジャン 大さじ1、ケチャップ大さじ1/2 、 砂糖、酒、みりん各小さじ1、 醤油 小さじ1/2)
いりごま

(作り方)
1、フライパンにAを入れて火にかけふつふつしてきたら基本のからあげを入れてからめる。
2、皿に盛り、ごまをふる。

●アレンジ2:酢鶏

(材料)   2人分
基本のからあげ 200g
ピーマン 2個
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/3本(60g)
A(ケチャップ 大さじ3、酢、醤油、砂糖、酒 各小さじ1、水 大さじ2)
片栗粉 小さじ1/2(小さじ1の水で溶く)


(作り方)
1、玉ねぎとにんじんは乱切りし、耐熱容器に入れラップをして、600Wの電子レンジで2分加熱。さらに乱切りしたピーマンを加えて、2分加熱する。
2、フライパンにAを入れて火にかけ、ふつふつしてきたら1と基本のからあげを入れてからめる。
最後に、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

アレンジのきほんのき

●醤油味のアレンジ
醤油は基本中の基本の調味料、なんにでも合わせられます。にんにくやネギ、ニラ、シソなどの香味野菜、酢やレモン汁などの酸味のある調味料、豆板醤やラー油などの辛みのある調味料と合わせたり、バターやごま油などの油脂と合わせたりしても。

●味噌味のアレンジ
味噌味なら豆乳を混ぜてスープやシチューに。味噌はチーズとも相性がよいので味噌味のものにチーズをのせて焼くと美味しいです。さらににんにくを加えると濃厚な味わいになります。

●トマト味のアレンジ
トマト味は辛さをプラスすると相性が◎。お子さん向けには、生クリームやチーズ、牛乳などをプラスしてマイルドにしても。そのほか、トマト味のスープにカレールウを加えるとトマトカレーになりおいしいです。トマトカレーに生クリームを加えるとコクがアップします。

●アレンジしやすい食材や調味料を常備
春巻や餃子、ワンタンの皮、チーズなどの乳製品、カレー粉や一味などの手軽なスパイスなどアレンジに役立つ食材を常備しておくのも◎。あまった煮物+チーズを皮で包んで春巻きにしたり、残った肉や野菜を餃子の皮などに包んでスープに入れたり、粉チーズで和えたり、ピザチーズをのせて焼いたり。チーズは、パスタやスープに加えたりするとコクが加わり見た目や味のアレンジに。

からあげの味変は、知っておくととても便利でよね。また「トマトスープ+カレー」も、子どもも大好きな味つけで役立ちそうです。
(取材・文/酒井範子)

ほりえさちこさん

料理研究家、栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書は『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)、『おべんとうの教科書』(学研プラス)、『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)、『あと1品がすぐできる! おいしい副菜』(池田書店)のほか、新刊に『オートミールで簡単! ダイエット』(宝島社)など多数。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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