ついにきた「子どもの反抗期」!ウソ・屁理屈・不機嫌な態度にどうする?
いつかはくるかもと覚悟していても、いざ直面するとショックな子どもの「反抗期」。世間では、2歳前後のイヤイヤ期、そして思春期の2度あるといわれています。反抗期に突入してしまったわが子に「どう接していいのかわからない」と悩むママも多いよう。そんな子どもの反抗期について、考えてみました。
今悩んでいる人も、これからの人も「反抗期」について考えよう
「もしかしてこれが反抗期?」「将来のわが子が心配で...」と反抗期に悩むママたちのストレートな心の内を打ち明けてもらいました。子どもの行動から垣間見えることとは?
ちぐはぐな行動に振りまわされっぱなし 【3歳児】
3歳1カ月の息子は、毎日反抗しまくりです。私が怒ると「ママ大嫌い」「ママあっち行け!」「パパがいい~」のオンパレード...。言葉は達者で要求も一丁前なのに、トイトレは進まないし、ご飯も着替えもやる気なし...。ちぐはぐな3歳児に身も心も振り回されています。
途方に暮れています... 【小学生】
小学4年の夏ごろから、学校に行きたがらなくなり、学校のあり方を批判したり、習い事をサボっておばあさんを助けていた、などのうそや言い訳が度を超すようになってきました。話し合いを何度も持ちましたが「人は人、俺は俺。俺が1番正しい。人の話を聞く気はない」と言われてしまいました。クラスの中でも浮いてきています。
話し合いにもなりません 【小学生】
自分の部屋から出てこない、ごはんもあまり食べない、こちらから話しかけても、ガン無視...。いつも機嫌が悪く、私と言い争いになると、暴言を吐いて部屋から出て行ってしまいます。
屁理屈&なんでも'ぱなし'!! 【中学生】
屁理屈ばかりぺらぺらとしゃべりますが、肝心なことは抜け落ちていて、基本、脱ぎっぱなし、開きっぱなし、やりっぱなし、使いっぱなしです。いまの娘の口ぐせは、「えー、めんどう」。...それは、こっちのセリフ!!
扱い方がわからず、ついイライラ... 【高校生】
原因がわからず、急に不機嫌な態度になります。さっきまでふつうに話していたかと思うと、ブスッとしてごはんも食べない、ドタバタ歩く、ドアをバタンと閉める...。もう腹が立つし、疲れます。
今こそ親の気持ちがわかる! 思い出す「自分の反抗期時代」
思いかえしてみると、反抗期は自分にも経験があったはず。自分が親になってみて、あのころの親の気持ちが理解できるだけでなく、わが子の行動は昔の自分と似ているところがあると気づくことも...。あなたはどうでしたか?
あのときの母の表情が忘れられません
私が反抗期のころ、母親に言ってはいけないひと言を言ってしまったことがあります。そのときの母親の表情が今でも忘れられません。大後悔です。
どうにもならない感情を母にぶつけていました
「学校ではおとなしくて穏やか」と思われていましたが、家では本当にひどかったです。家庭内暴力と言ってもいいくらいのレベルだったかも...。小学校5、6年生くらいでしたが、今でもはっきりとした理由はわかりません。ただ、不安を母にぶつけても状況は変わらないこと、そんな態度しか取れない自分にもイライラしていました。
反抗期のわが子に、親がしてあげられることって?
わが子が反抗期を迎えたら、親ができることとはいったい、どんなことなのでしょうか? 口コミサイト『ウィメンズパーク』の先輩ママたちから、心強いアドバイスをいただきました!
ほうっておく"フリ"がいちばん!
部活、テスト、学校行事...、きっと子どももいっぱいいっぱいなんです。毎日ごはんを食べさせて、衣類の洗濯をしてやって、子どもの仏頂面にムカつくけれど、「いってらっしゃい」「おかえり」と言っていれば、大丈夫ですよ! 'フリ'というのかな、ほうっておけばよいのです。
こちらもイライラするので、異星人として接する
反抗期の子どもは、「海外、もしくは宇宙からの留学生だと思って接するようにしましょう」となにかで読んだことがあります。よそから来た人なので、文化の違いや考え方の違いがあって当然! イライラしたら、「ああ、あの星の文化はそうなんだからしかたない」と心の中でつぶやいています。
本人の意見を尊重してあげる
親が手を出すより、「あなたなら大丈夫だから自分で決めなさい、ママは応援しているから」とほうっておいたほうがちゃんとすることも。最初は失敗するかも知れませんが、見守りも大切です。中学生の娘には、世間に迷惑かけるようなことだけはないよう見守りつつ、本人の意見を尊重するようにしています。
言いなりにはならず、体を張って受け止める
子どもが暴れたときには暴れ返します。子どもがビクつくくらい汚い言葉を吐く、家から追い出して「だれに向かってなにを言っているの!」と、ガチでぶつかります。まずは、母親がドンと構えて、受け止めることが大事だと思います。
反抗期は、子ども自身も自立を目指して葛藤している時期。自分たちがそうだったように、いつかは終わるもの。子どもの成長期ととらえて、適度な距離感を持って見守ってあげましょう。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。