今だから話せる!?「私が成人式を欠席した理由」
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【1月15日は元・成人の日】古来から「元服の儀」を行う日でした
現在では「1月の第2月曜日」が「成人の日」とされていますが、「成人の日」が制定された1948年から1999年までは1月15日が「成人の日」でした。そもそも1月15日に制定されたのは、新年最初の満月の日にあたることが多い旧暦の1月15日「小正月」に男の子が成人になったことを認める「元服の儀」を行っていたからとか。
遠方、転居、妊娠……。「成人式」欠席も事情はいろいろ
土地によって時期は多少異なりますが、自治体主催の「成人式」は「成人の日」に行われることがほとんどです。着物やスーツに身を包み、懐かしい友達との再会の場にもなる「成人式」ですが、さまざまな理由があって「出席しなかった」というママも。『ウィメンズパーク』の口コミから「成人式に行かなかった」ママたちの声をピックアップしてみました。
「私は2月生まれで、地元では成人式の区切りが1月15日でした。
同級生のほとんどとは違う年の成人式になるのかなぁと、テンション低かったんです。秋頃になって、学年単位での開催に変更になったと知ったものの、県外の大学に通っていて、ちょうど試験前だし、母も無理してお金を用意して振り袖を作るエネルギーもなく。
結局、新幹線で3時間かかるのもあって出席しませんでした。
今思うと、成人式に出たい!って言えば良かったし、スーツでも良かったんですよね~」
「行きたかったけど、行けなかったです。
妊娠中だったから…
でも成人式の後に中学校の同窓会をしましたが、それには参加しました。一生に一度の事ですし、出来れば行きたかったなー。と今でも思います」
「高校卒業と同時に生まれ育った地から引っ越しました。
高校は当時の特殊な学区制度のために市内の希望の学校にいけず、やさぐれた3年間で、いまだに高校のことはコンプレックスです。
20歳の時に住んでいた市の式典なんてもちろん出ないし、昔、住んでいた市の方に遊びにいっても良かったけど、青春を謳歌した友人にも会いたくなかった。
母親に勧められて振り袖の写真だけは撮ったけど、今、写真を見ても何の感情もわきません。
ただ、子どもたちには後悔しない青春時代を送ってほしいし、そのためにできる限りのサポートをしたいです」
「高校卒業後に地元から引っ越した」ために成人式に出席しなかったママは結構いるようです。確かに知り合いがいない成人式に出てもつまらないですもんね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』の投稿からの抜粋です。