生後3カ月の長女。遅れたお宮参りとお食い初めのお祝いは家族でワイワイにぎやかに【丸山桂里奈・本並健治】

元サッカー日本女子代表でタレントの丸山桂里奈さん（40）と、元サッカー日本代表で指導者の本並健治さん（58）夫婦。2023年2月に誕生した娘さんは生後3カ月になり、できることがどんどん増えているようです。たまひよONLINE編集部では、丸山さんにお宮参りやお食い初めのお祝いのことや、娘さんの成長の様子について聞きました。連載「GK夫とFW妻の育児奮闘記」第6回です。

雨予報のはずが、太陽も顔を出したお宮参り

娘が誕生から100日になるのに合わせて、家族でお宮参りとお食い初めをしてお祝いしました。お宮参りは本来は生後30日ごろにすると聞いて知ってはいたけれど、家族みんなの予定が合う日程で、二つのお祝いをすることに。

お宮参りの日は雨予報でしたが、ちょうど私たちがお参りに行った時間は雨が降らなかったんです。太陽がのぞくこともあって家族の記念写真も撮ることができました。娘は太陽に好かれる子になるような予感がします。お参りの間はぐずることなく、おとなしくしてくれていて助かりました。

まだ娘を連れてのお出かけにはあんまり慣れていなくて、お出かけといえば家の近所をお散歩するくらい。だからお宮参りに出かける準備もいろいろ考えました。
ちょっとむし暑い日だったので、娘にはメッシュの涼しい素材のベビー服を着せて行き、用意してあったお宮参り用のベビー服は、写真を撮るときに着替えるようにしました。あとは授乳室があるかわからなかったので液体ミルクと哺乳びんも持って行きました。外出先で母乳をあげられない環境のときも、液体ミルクがあれば安心ですよね。何かあったときのために液体ミルクは家に常備しています。

結局、その神社には授乳室があったから液体ミルクは使わなかったんですが、これから子連れでお出かけするときには、授乳室があるか調べないと、と思っています。11カ月の赤ちゃんを育てている友だちに、授乳室の有無や、子連れで行きやすいお店がわかるアプリがあると教えてもらったから、使ってみたいと思っています。

お食い初めのお祝いは、家族でにぎやかに

お宮参りの翌日にお食い初めを予定していました。お食い初めは自宅で写真を撮ったり、お食い初めの儀式をする予定に。お宮参りは生後1カ月ごろという考え方に合わせられなかったけれど、お食い初めは生後100日目ぴったり！夜、娘を寝かしつけたあと、100日目に日付が変わった深夜からお祝い用の飾りつけをしました。ネットで買ってあった飾りつけセットのバルーンやガーランドで壁をデコレーション。試行錯誤しながら2時間くらいかかっちゃいました。

家族でお祝いの食事をする前に、飾りつけした壁の前で家族写真をパチリ。娘にはこの日のために用意した和服風ベビー服を着せました。とってもいい記念になったから、頑張って準備してよかったです。

お食い初めのお祝い膳セットもネット注文しました。縁起物のお料理を全部自分で作るのは無理だなって思って･･･。器もお料理もセットになっていて冷凍で届くから、解凍したり温めたりするだけです。歯がための石もお箸もついてくるんですよ。すごく便利ですよね。

調べたら女の赤ちゃんの場合は女性の年長者が食べさせるまねをする、とあったので母にその役をお願いしました。家族みんな初めての経験だったから、もうてんやわんや（笑）。母はお赤飯を箸にとって、食べさせるまねじゃなくて、娘の口の中に入れようとしちゃったんです。「違うよそうじゃないよ！」「口につければいいだけだから！」って家族みんなでツッコンで（笑）。みんなでワイワイしながら愉快にお祝いができました。

娘は口にしたことのないものが口に入りそうになってびっくりしてたけど、みんながにぎやかに笑っていたから、ニコニコ笑顔でいてくれました。
最近娘は本当によく笑うようになって、かわいくてたまらないです。

娘の成長に、毎日が新発見と驚きの連続

3カ月を過ぎた娘は、舌をベーっと出すようになりました。遊んでるのかな？　気がつくと「ベーっ」としています。お米でできた歯がためのおもちゃがお気に入りで、よく口に入れて遊んでいます。
首すわりはもう少しみたいだけど、寝返りをするようになりました。寝かせているとすぐにひっくり返っちゃうから目が離せません。

生まれて2カ月くらいまでは、毎日のお世話でいっぱいいっぱいだったけど、最近は娘の成長が目に見えて、毎日が新発見の連続です。今日はすごくおしゃべりしてたな、いっぱい声を出して笑ってたな、と、寝かしつけのときに1日を振り返ると、成長のスピードに驚くと同時に幸せを感じます。

ただ、3カ月を過ぎてから夕方や夜にすごく泣くことがあります。おっぱいをあげてもベーっとするし、ミルクのタイミングでもないし、手を握るとあったかいから眠いんだろうけど寝つけないからなのか･･･。調べたらたそがれ泣きやコリックというみたいですね。泣く理由も少しずつ変化していると思うと、それも成長なのかな、と感じます。

【今月の本並さん】娘と遊びながら発声練習！

レギュラー出演している朝の情報番組で、妻の仕事復帰に合わせて歌をプレゼントする企画がありました。本番の日の1カ月前からボイストレーニングに通って猛練習！　妻にはボイストレーニングに通うことは言っていたけど、練習風景を見られないように、家では隠れて発声練習をしていました。妻は「ゴリラのなき声みたいなのが聞こえてくる」と不気味がってましたね（笑）。

風船を吹いて息の出し方を練習するときは、娘に向かって風船をふくらませて遊びながら練習しました。家のいろんなところに風船を置いて吹いていたし、トイレに滑舌表を貼ったりもして、この1カ月間、家ではずっと歌のことを考えているくらい、かなり頑張りました。

生放送の本番では妻の目の前で練習の成果を発表！　生きた心地がしないくらいプレッシャーでした。でも妻が感動して涙してくれて、喜んでもらえたようでよかったです。今は、家で娘と遊びながら歌っています。妻のために練習したけど、娘との遊びにも役立っているのかも。

語り・写真提供／丸山桂里奈さん、本並健治さん　聞き手／早川奈緒子、たまひよONLINE編集部

今まであまり子連れで外出していなかったという丸山さん。これから機会も増えるだろうからと、お出かけ用にマザーズバッグを準備しているそうです。「ベビーカーで出かけるとき用と、車で出かけるとき用をそれぞれセットにして準備しています。お買い物が大好きだから、一緒にお出かけできるようになるのが楽しみ！」と話してくれました。

●記事の内容は2023年６月の情報であり、現在と異なる場合があります。

丸山桂里奈さん（まるやまかりな）

PROFILE
1983年3月26日生まれ、東京都出身。第４回女子W杯、アテネ五輪、北京五輪、第６回女子W杯(優勝)、ロンドン五輪(準優勝)で日本代表として活躍。 2005年Lリーグ（現なでしこリーグ）新人王、2011年国民栄誉賞を受賞。現在はバラエティ番組、スポーツ番組などで活躍。2023年２月に第１子の女の子を出産。

本並健治さん（ほんなみけんじ）

PROFILE
1964年6月23日生まれ、大阪府出身。1986年松下電器産業サッカー部に入団。ガンバ大阪、ヴェルディ川崎で活躍し、日本代表に選出される。2002年に現役を引退後、2012年にはなでしこプレミアリーグ「スペランツアFC大阪高槻｣の監督に就任し､指導者として活躍。2016年退任し、現在はサッカー解説者、サッカー指導者、タレント活動など幅広く活躍。