【成長日記6カ月】ほしいものに手を伸ばします<高橋莉緒ちゃん第8回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
うつぶせで遊ぶことが増えた6カ月の莉緒(りお)ちゃん。ほしいおもちゃに自分で手を伸ばしたり、体を回転させて取ろうとしたりと、少しずつ動きが活発になってきました。
高橋莉緒ちゃん&麻里さん&宙さん
キャンプが好きなママと、フルマラソンに挑戦するほど、走るのが大好きなパパ。莉緒ちゃんの動きが活発になり、おむつ替えに苦戦したり、抱っこしているときに髪を引っ張られたりと、大変なことも増えてきましたが、2人で育児を楽しんでいます。
開始したばかりの離乳食は、今のところ順調!
離乳食をスタートしました。最初の一口は、舌をべーと出して、「何これ!?」と言わんばかりの表情。10倍がゆや、にんじん、ほうれん草、かぼちゃのペーストを週末にまとめてフリージングしていて、中でもほうれん草をすりつぶすのは手間がかかって大変ですが、食べてくれる姿を楽しみに、頑張っています。
今は、午前寝から起きた10時ごろを離乳食の時間に設定。寝起きは機嫌がよくないことも多いので、少し遊んでから食べさせています。口を開けない・スプーンを手ではらうなどのしぐさがでてきたら、ごちそうさまにしています。
顔にかかったガーゼをとって、いないいないばあ!
物を手でつかむことが上手になったので、顔にガーゼをかけて、いないいないばあ遊びをしてみました。自分でガーゼをパッととって、私と目が合った瞬間、ニコッと笑ってくれます。
うしろから支えながら、おすわりにチャレンジ
うしろから腰を支えておすわりの練習を始めました。体がすっぽりおさまり安定するからか、パパに寄りかかって座るのが好きみたい。体の前におもちゃを置くと、寄りかかっていた姿勢から前のめりになり、手をついておすわりのポーズに。
小さな歯が生えてきました
6カ月になる少し前に、下の前歯が2本生えてきました。小さくてかわいい歯を始めて見つけたときは感激! 離乳食がもう少し進んだら、歯のケアも考えようと思います。
おむつをMサイズに!
高橋莉緒ちゃんの発育曲線
高橋莉緒ちゃん6カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]離乳食作りはベビーフードを活用しても
離乳食は順調に始められたようでよかったですね。赤ちゃんの機嫌が悪いと食べさせるママ・パパは大変ですし、赤ちゃん自身も食べることが楽しくなくなってしまうので、機嫌を見ながら離乳食を食べさせるタイミングをはかるのはとてもいいと思います。
下ごしらえに手間と時間がかかる食材は、市販のベビーフードを活用するのもおすすめ。離乳初期の赤ちゃんでも食べやすいものがたくさんあります。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“おむつ替え・うんち・おしっこの気がかり”について教えて!
【Q】思い当たる理由がないのに、うんちの回数にムラがあります
うんちが1回も出ない日もあれば、3回出る日もあります。とくにミルクの回数や離乳食のメニューに変わりはないのですが、回数が変わるのはなぜですか? また、3回出る日はゆるいことが多いです。その場合、病院に行ったほうがいいのでしょうか?
【A】回数が定まらなくても、元気で機嫌がよければ問題ありません
赤ちゃんは消化器官が未熟。うんちの回数や形状も毎日同じとは限りません。うんちの回数が定まらなくても、形状がゆるくても、赤ちゃんが元気で機嫌がよければ問題ありません。ただし、うんちの中に消化されていない食べ物が多い場合は、離乳食の内容を見直したほうがいいでしょう。
下痢がひどい場合は胃腸炎の可能性も考えられますが、胃腸炎の場合はうんちの形状だけでなく、嘔吐や食欲不振などそのほかの症状も伴うので、すぐに体調が悪いことがわかるでしょう。そのときは小児科を受診してください。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
撮影/矢部ひとみ まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年9月現在のものです。