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出産祝い、気持ちは嬉しいけど「正直、微妙…」だったものはある?

更新

小さなテディと新生児の男の子のためのおむつとプレゼントケーキ
S_Kaisu/gettyimages

今回のテーマは「出産祝い」についてです。「たまひよ」アプリユーザーの声を紹介するとともに、おすすめの出産祝いについて、マナーの専門家である諏内えみさんにアドバイスをいただきました。

もらった出産祝い、ありがたいけど微妙と思ってしまった人は約3割!

最初に「たまひよ」アプリユーザーの声からご紹介します。

Q:出産の際にもらったお祝いで、「気持ちはありがたいけど正直、微妙…」と思ったことはありますか?

お祝いしてくれるのは嬉しいけど「正直、ビミョー…」と思ってしまうことも。約30%の人がそんな気持ちになったことがあると回答しました。みんなが微妙と思ってしまった品は何だったのでしょうか。

「趣味じゃない柄のママバッグ」(いのりん)

「好みでないガチャガチャしたおもちゃの付いたプレイマット」(くま)

「好みじゃない服をもらったとき」(くま)

「大きな耳のついたうさぎのカバーオール。一度しか着ていない…」(ねずみ)

「趣味ではないぬいぐるみ」(あと)

「柄が好みではなかった。でも高価なものだったため内祝いははずみました」(ゆん)

色や柄が好みでないと使う気になれないし、悩ましいですね。お祝いが被ったというケースも多かったです。

「子どもの食器をもらったが、すでに他の人からもらっていた」(オーリス)

「スタイが本当に多い…」(ゆた)

「おむつケーキを何個もいただいた。中にLLサイズのオムツがあって、置き場に困った」(ドナドナドナルド)

「タオル。めちゃくちゃもらったから、ありすぎて使いきれない」(プチトマト)

「姉と義姉のお祝いが、被っていた。どっちを使っても角が立ちそう…」(かえる)

「グラスやマグが多すぎて、置き場に困った」(ねこみやち)

ニーズにあわないのも残念ですね。

「お尻拭きウォーマー。全館空調の家なのでお尻拭きが冷たくなることはなかった。もらったことには感謝しつつ処分しました」(まる)

「お揃いの靴下。旦那の分はサイズ合わず、娘もまだサイズが合わないしで困りました。タンスに眠っています」(かまぼこ大好きの妻)

お祝いのお返しに悩む声も少なからず、ありました。

「そもそもお祝いのお返しを考えないといけなくて困った」(ゆめぱんだ)

「安いお尻拭きをもらった場合、内祝いどうすればいいの?」(ぽんちゃん)

ちなみに、もらって微妙だったものはないという人の意見で、「皆に『現金のみで』ってお願いしてたから」(ともちん)というのもありました。

出産祝いを選ぶのは結構難しいですね。そこで、マナーの専門家・諏内えみさんに出産祝いの基本について伺ってみましょう。

専門家アドバイス(諏内えみさん):「相手の欲しい物を贈る」のが基本

出産祝いをお贈りするタイミングとしては、母子が退院なさった日から生後1ヶ月後くらいが目安です。

お品については、「欲しい物を贈る」が基本です。すでに用意されているものやいただきものと被らないよう、親しい方でしたらご希望を尋ねてみるとよいでしょう。
不明で迷った場合は、出産祝い用のカタログギフトも重宝します。

現金でお渡しする際は、蝶結びの祝儀袋に入れ、袱紗に包んでお持ちします。もちろん新札をご用意することをお忘れなく。

ご自宅に持参する場合は、必ず予め連絡をし、ご都合と時間を伺ってから訪ねます。出産直後のお母さんの体調や慌ただしさを考慮し、早めにお暇するのもマナーです。

出産内祝い(お祝い返し)は赤ちゃんの生後1ヶ月~2ヶ月以内にお贈りします。出産後は何かと忙しく、お品を選ぶ時間が十分に取れないかもしれませんので、なるべく早いうちにカタログなどを取り寄せておくとよいでしょう。

金額的には、贈られたお祝いの1/3~半額と言われています。いただいたお品とその金額はリストにしてきちんと管理をし、漏れのないようお返しすることが大切です。

お祝いの気持ちを贈る「出産祝い」は相手のことを思い、悩むことも多いもの。喜んでもらえるようカタログギフトを選ぶのもひとつの手かもしれません。 
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)

諏内えみさん

PROFILE
「マナースクール ライビウム」「親子・お受験作法教室」代表。立ち居振る舞いや会話、テーブルマナー、社交を学べる講座「Salon the SUNAI」が人気。映画やドラマでの女優のエレガント所作指導にも定評がある。難関幼稚園・名門小学校受験の指導では、第一志望合格率95%を誇る。「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!?TV」「あさイチ」「ぐるナイ」などメディア出演多数。Instagram、TikTok、YouTube「諏内えみチャンネル」でも活躍中。著書に、大ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)、『良家の子育て』(毎日新聞出版)、『世界一美しいふるまいとマナー』(高橋書店)など。

https://www.livium.co.jp/

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2023年5月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数148人)
※記事の内容は2023年7月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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