ガスレンジ vs IHヒーター、どっちが便利?
●横浜ではじめてのガス燈が灯った日【10月31日はガス記念日】
1872年の10月31日、神奈川県横浜市の馬車道にはじめてのガス燈が設置されました。その出来事にちなんで、日本ガス協会によって制定されたのが「ガス記念日」です。ガスの利便性や安全な使用法などをPRし、都市ガス事業の役割をより広く伝えることが目的となっています。
機能面では、もはやガスとIHに差がないのかも⁉
キッチンといえばガスレンジが当然でしたが、最近は電気の力で調理をするIHクッキングヒーターも浸透してきています。
家を建てるときなどは、特にどちらにするか迷うもの。それぞれにメリット・デメリットがあるものですが、使用者ならではのリアルな意見を、口コミサイト『ウィメンズパーク』からピックアップしてみました。
まずはIH愛用ママの意見から。
「キッチンの手入れがいつもズボラだったので、手入れのしやすさを考えてIHにしました。1年半経ちますが、キレイですよ。トッププレートの手入れも楽ですが、油の飛び方が、ガスとは全然ちがうので、まわりの壁や床も、ガスより汚れません」
「機能としてはガスもIHも変わりありません。IHは焦げ防止のマットなど少し買うものが必要だったり、調理器具をIH対応で揃えたりの出費はありました」
「高齢の義両親と同居なのでうっかり点けっぱなし防止の為IHに。東北で大震災を体験し迷ったのですが、引っ越す地域が都市ガスなので復旧に日数がかかるのは電気も同じです。万が一のことを考えてカセットコンロと石油ストーブは用意してあります」
では、ガス派のママから「ガスのメリット」も聞きましょう!
「家を建てるにあたり、私もIHかガスか迷いました。IH専用ではないお鍋を使いたかったり(祖母の形見)、ノリなどをあぶりたかったり、という理由でガスにしましたが、IH用の電源も引いてもらっています。歳を取ってガスが不安になったとき用です」
「東北よりに住んでいた頃、IHでした。寒い朝、起きて朝食を作っていてもIHだと部屋が暖らず寒かったです。寒い地域ならガス!」
ガスにしかできない調理があるものの、IHの火が出ない安心感にもメリットを感じますね。結局は好みなのかもしれません!
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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