【成長日記8カ月】ずりばいで前に進めました!<山本彩葉ちゃん第9回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
手や指を上手に使って手づかみ食べができるようになった山本彩葉(いろは)ちゃん。ずりばいも上達し、ぐんぐん成長している8カ月の様子を紹介します。
山本彩葉ちゃん&萌さん&周平さん
同じ職場で出会ったママとパパ。結婚3年目で彩葉ちゃんが生まれました。ママは現在育休中。パパは彩葉ちゃんが2カ月のころに、約1カ月間の育休を取得しました。最近は、パパの仕事がお休みの日に、3人でお散歩や買い物に出かけるのが楽しみなのだとか。
人見知りと後追いがダブルでやってきました
パパが帰宅すると、手足をバタバタさせ喜びマックスの大興奮でお出迎えしていたのに、なぜか急にパパの抱っこだと泣くようになりました。とくに眠いときは「ママでないダメ」とパパを全力で拒否! これは人見知りが始まって、いわゆる“パパ見知り”状態になっているのかな? さらに私がそばを離れると泣いてついてこようとするので、後追いと人見知りがダブルで始まったのかも。
離乳食は順調でしたが、最近の困りごとは遊び食べ。離乳食を口からべーと出したり、口をすぼめてブーっと飛ばしたり……。言い聞かせ続ければしてはいけないことをわかってくれるのかな?
ついにずりばいで前進!
手を突っ張って後ろに進んでいたずりばいですが、とうとう前進ができるようになりました! ずりずりと部屋のあちこちを探検中。
つかまり立ちは練習中
台などにつかまらせて立たせてあげると超ご機嫌に。自分で立っているようで楽しいのかな。まだまだ支えが必要ですが、徐々に安定してきました。
買ってよかった! 冬のお散歩用に軽くて暖かいブランケット
クリップで抱っこひもやベビーカーに装着でき、ブランケットとして活用できるザノースフェイスの保温カバー「マルチシェルブランケット」は、冬のお散歩で活躍中。ぽかぽかで心地いいみたい。
運動量が増えて、体重がやや横ばいに
山本彩葉ちゃんの発育曲線
山本彩葉ちゃん8カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]遊び食べがひどすぎるようなら、「ごちそうさまね」と言って終わりにするのも一つの手です
人見知りや後追いに悩むママ・パパも多いですが、一時的なもの。後追いが激しい子でも、もう少し成長して「いなくなってもすぐ戻ってくる」とわかるようになれば治まってきます。
遊び食べをやめるよう言い聞かせても、「なぜいけないのか」が理解できる時期にならないとなかなかやめないでしょう。多少の遊び食べは見守ってもいいですが、遊んでばかりでほぼ食べないなどあまりにひどいときは、「もうごちそうさまね」と下げてしまうのも一つの手です。食べたりないと泣くでしょうが、「遊びとごはんの時間は別だよ」「遊ぶならおしまいだよ」と毅然とした態度をとります。これを繰り返すと「ぶーをすると、食べられない」と覚えて、食事に集中できるようになるでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“気になるくせ・しぐさ・体の様子の気がかり”について教えて!
【Q】寝るときはいつも右向きです。向きぐせは直したほうがいい?
寝つくときはいつも体を右向きにして寝ています。これは向きぐせでしょうか? 向きぐせがあることのデメリットはありますか? 丸めたタオルなどで体を支えるなどのサポートをして、右を向かないようにしたほうがいいのでしょうか?
【A】とくにサポートせず、好きな方向を向いて寝かせてOK
大人が寝つくときの姿勢は人それぞれ。同じように赤ちゃんも好きな方向を向いて寝つくものです。生まれてから3~4カ月ごろまでの赤ちゃんには、必ず向きぐせがあるもの。まれに向きぐせが頭の形に影響することがありますが、大人が頭の向きを変えようとしても難しく、一方向しか向かないことが多いです。彩葉ちゃんはもう8カ月なので、向きぐせというよりは寝つくときの好みの方向があるだけで、親が反対側を向かせようとすれば向くかもしれません。ただ、8カ月にもなると寝る姿勢で頭が変形することはほぼないので、とくに親が反対側を向かせようとする必要はなく、見守っていいでしょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年12月現在のものです。