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第2子を出産した鈴木ちなみ、出産間際の看護師さんからの質問にびっくり!初めてのシンガポールでの出産体験談

更新

こんにちは!シンガポールに移住し、2歳と0歳1ヶ月の子育てをしている鈴木ちなみです。こちらのたまひよオンラインでは海外の子育てで感じたことを発信しています。
昨年の11月に出産発表をしてからあれよあれよと時間が過ぎたように感じます。生まれたばかりの子どももすくすくと大きくなり、上の子も「ベビー、ベビー!」といって赤ちゃんを可愛がっています。
今回はシンガポールでの出産を振り返ってみたいと思います。

胎盤は持って帰る?臍帯血はどうする?

入院中の楽しみは食事でした

シンガポールでは無痛分娩が主流です。先生と相談して「この日に出産しましょう」という計画無痛分娩が多く、私の場合39週の時に、深夜から早朝にかけて不規則ですがおなかの痛みを感じたので先生に連絡を取ってその日に入院、そして出産となりました。
初めての海外での出産でしたが、第一子も計画無痛分娩で出産しているので大体の流れを把握できていたのも良かった気がします。看護師さんたちも日本人に慣れていて日本語を交えながら話してくださいました。

子宮口も開いてきていよいよ出産!という時に看護師さんからびっくりする質問がありました。
「胎盤は持って帰る?」
「臍帯血はどうしますか?」と聞かれたこと。

最初、何を質問されたか分からず何度も聞き返してしまいました。
胎盤は産後の回復に良いとされていて、マレー系のご家庭では胎盤を持って帰り、家で調理して食べるんだとか。興味はありましたが、持って帰っても調理ができないので諦めることにしました。シンガポールでは産褥ナニーさんが調理してくれたり、胎盤を加工してサプリにしてくれるサービスもあるそうです。

また、臍帯血は受け取った後に別の病院や医療機関に持って行き保管します。生まれた赤ちゃんやその家族が病気になったときに活用できたり、シンガポールでは寄付をして他の人の治療に役立てることもできるそうです。

第1子の時には体験しなかった選択が色々とあるんだなと驚きました。今回は初めてのことばかりで、胎盤や臍帯血について産後にじっくり知ることができたので、もし、またシンガポールで出産するチャンスがあればトライしてみたいと思います。

母乳育児スタート!

病院でもらった母乳グッズ

私が出産した病院では、母乳育児が推奨されていたので初日からしっかり授乳に取り組みました。私自身も母乳メインの育児を予定していたので毎回やる気満々で臨みましたが、産後すぐに母乳がピューッと出るのは難しいですよね。
粉ミルクなしの母乳育児というなかなかスパルタな環境でしたが、私の母乳も少なく、赤ちゃんの排泄もなく体重も減ってしまった状態だったので看護師さんが「この状態が続くと良くないから、赤ちゃんにミルクをあげるね。」とやっと粉ミルクをあげることになりました。
私としては一安心。日本の病院だと最初から混合が当たり前だったし、乳首がすごく痛くなっていたのでホッとしました。

授乳の時間になると助産師さんが授乳の仕方を教えてくれました。ただ病院として授乳指導に決まったマニュアルはないようで、助産師さんによって言ってることが違ったり、すごく丁寧に付きっきりで授乳を見てくれる人、赤ちゃんだけ置いて「じゃあ、授乳が終わったらナースコールで呼んでね〜」と去っていく人と色々でした。

そんな中でも印象に残っているのが「お母さんがリラックスして授乳するのが大切だからね。」と言われたこと。実際に、生まれたばかりで小さいし「おっぱいあげなきゃ、あげなきゃ!」と気持ちが先行して肩や背中に力が入ってガチガチになっていました。「肩の力を抜いて〜」と授乳クッションやタオルを使って体の力を抜く体勢をアドバイスしてくれた助産師さんにはとても感謝しています。授乳以外は赤ちゃんをナースステーションに預けることができたので、自分の体を休めるためにもお願いすることが多かったです。

まず自分がリラックスすることを大切にして2人目の母乳育児も順調に進んでいます。

病院食は多種多彩!

バラエティに富んだ病院食。こちらはインドカレーです

大きな病院ということもあり食事は色々なメニューから選べたのが楽しかったです。多国籍のシンガポールらしく、ウエスタン・中華・インド・和食・ベジタリアンと種類も多かったです。入院は2泊3日と意外と短いので「どのメニューを選ぼうか」とワクワクしながら選びました。飲み物も選択できましたが、Milo(ミロ)があったのはシンガポールらしいなと感じました。Miloは子供にも大人気でスーパーで大袋に入ったものをよく見かけます。ドリンクだけでなく、アイスやスナックにもなっている人気ぶり。朝昼晩の3食に加えおやつも選べて、どれも美味しかったです。食事の時間が待ち遠しくなるような入院生活でした。

大きなトラブルもなく出産・退院を迎えられて本当に良かったです。
退院してから利用した産後サービスについて、またこちらでシェアできたらと思います。

今月のちなみセレクション

ちなみさんの最近のお気に入り♪を紹介します!

【お気に入り①】ラクテーション・クッキー

病院でいただいてから美味しくてハマっているクッキー。母乳の出が良くなる材料が入っているそうでおやつに食べています。日本では見かけたことがありませんでしたが、海外ではメジャーなようです。

【お気に入り②】ドット・マーカー

アートワークに興味のある上の子。家で気軽にできるものを探して購入しました。ペン先が太く丸くなっていて、簡単に色を付けることができるので子どもも楽しそうです。



文・写真/鈴木ちなみ 構成/たまひよONLINE編集部

●記事の内容は2023年12月の情報で、現在と異なる場合があります。

鈴木ちなみ(すずき ちなみ)

©花盛友里

PROFILE
1989年生まれ。2008年モデルデビューし、ファッション雑誌「with」の専属モデルに。フジテレビ『めざましどようび』のリポーターをはじめ、テレビ番組やCM、映画などに出演。20年に結婚。21年9月、第1子出産。

鈴木ちなみインスタグラム 

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