鈴木ちなみ、シンガポールの保育園行事「レターランドデイ」って？

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第2子を出産した鈴木ちなみ、出産間際の看護師さんからの質問にびっくり！初めてのシンガポールでの出産体験談

2023/12/05 更新

シンガポールに移住した鈴木ちなみさん。11月SNSで第2子出産を報告されました。
今回は、第1子のシンガポールでの保育園生活で体験したことを妊娠中に聞きました。

“Letterland day”　レターランドデイ？？

わが子の保育園では毎月様々な行事が企画されています。
例えば保護者やナニーさんが付き添ってヤギ園やプール施設へ半日の遠足に出かけたり、母の日のイベントもありました。
少し前にあったイベントは「Letterland day」というもの。

、、、レターランド？？？

聞いた時、私の頭の中でクエスチョンマークがいっぱいでした。自分の人生において初めて聞くワードであり、何のことだかさっぱり分からず。。。子どもの年齢の近いママ友さんと話していてもこのワードが出てきたことが一度もなく「何か手紙にまつわる物語でもあるのかな？」と最初は思いました。

調べてみると、どうやらアルファベットにまつわるものだそう。
イギリス発の教材で26個のアルファベットにキャラクターが付いていて、楽しみながらアルファベットを覚え発音できるものだそうです。
以前子どもの付き添い保育に行った時に「I iｍpy ink（アイインピーインク）」と先生が子どもに話しかけて、その後にアルファベットの”I”から始まる単語「insect」を遊びながら学習していました。

夜なべして作った手作りアイテム

保育園に行った際に先生に聞いてみると「イベント当日はレターランドのアルファベットのキャラクターのコスチュームを着てきてね〜」とのことでした。なるほど！と合点がいったところで準備することに。

26のキャラクターのうち表現しやすそうだな〜と思ったのが”K”から始まる「kicking king」。
取り掛かるのにのんびりしていたこともあり、コスチュームを取り寄せる時間もなさそう&買いにいくにもどこで揃うか分からなかったので、家にあるものを駆使して王様の格好に挑戦してみました。
日本から持ってきていたかぼちゃパンツにポロシャツを合わせてみると、何となく王様っぽく見えたので一安心。あとはマントか王冠があれば大丈夫そうだと思ったので王冠を作ってみることにしました。
レターランドデイ前夜、「母さんが夜なべをして〜」と心の中で曲を流しながら子どもが寝静まってから黄色い紙と格闘しながら製作しました。

子どもの頭のサイズぴったりに作るのも難しかったので後ろをゴムで固定して大きさも調節可能なものが何とか完成しました。もう少し大きかったら「ゴムが髪に引っかかって痛いかもしれないけど我慢してね」で聞いてもらえそうですが、そうでもない年齢なので完成してからも「ちゃんと被ってくれるかな〜」とソワソワしました。

ねこにアヒルに王様に…

そして当日。「今日はこれを着ていくよ」とポロシャツとかぼちゃパンツを見せていよいよ着替えタイム！
ここで思わぬアクシデントがありました。
かぼちゃパンツを履かせてみると太ももをゴムで締め付けられるのが嫌なようで、履いたはいいものの脱いでしまいました。これが履けなかったら一気に王様感が無くなってしまい焦りましたが、子どもが忘れた頃にもう一度履かせてみるとすんなり履いてくれたので良かったです。
王冠の方は試しに被せてみたところちょっと気になるくらいで問題なさそうでした。
保育園に到着すると様々なコスチュームに身を包んだ子どもたちが登園していました。”C”のcatのコスチュームや服に黄色の羽を沢山付けて”D”のduckに身を包んだ子。それぞれ工夫が凝らされていて見ているだけで楽しかったです。

レターランド当日はボールを蹴ったり、工作をしたり、楽器を鳴らしてみたり、、、レターランドにまつわる催し物を沢山体験してきたようです。私にとっては少しドキドキしたイベントでした。日本では体験できないシンガポールならではの学校行事を私も経験させてもらえて良かったです。