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多忙な生活だからこそ欲しい、ワーママ・パパの「サードプレイス」

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朝から夜まで年中無休、常にバタバタの共働き生活。そんな中でも、少しでも息抜きできる時間と場所を作ることがストレス解消のためには大切です。先輩パパママの経験から、どのように日ごろリフレッシュしているのか、そのノウハウを教えてもらいました。

仕事・育児以外の場所を持つことで、心の余裕が生まれる

まずは、育児と仕事、そして大学院での勉強という、三足のわらじを履く生活を送る2児のパパBさんの体験談から。
「忙しくて大変でしょう?とよく聞かれます。確かに朝は研究論文を書き、夕方は園へのお迎えを担当して、毎食ごはんを作るなど、一日を通じて時間的な余裕は一切ありません。でも、育児でも仕事でもない、大学というサードプレイス(第三の場所)が日々の生活にあることで、それを補ってあまりあるくらいの心の余裕が生まれています」。

サードプレイスとは、社会学用語で「自宅や職場ではない、心地よさや自分らしさを感じられる場所」のことで、趣味の活動やサークル、習い事、カフェなどがあります。Bさんの話を聞いて、サードプレイスの必要性に、先輩パパママ全員が賛同していました。

育児休業中の2児のママUさんは、子どもたちを夜寝かしつけた後でママ友と居酒屋に集まり、思いきりストレス解消しているそうです。「保活や夫婦関係、仕事との両立法など、飲みながらいろいろな話をすることで、一人で抱え込まずに済んでいます」。

「サードプレイスを確保するためには、パートナーとのコミュニケーションと相互理解が不可欠」というのは、5歳のママのAさん。
「私は、夫が疲れている様子の時は『友達と飲みに行ってきていいよ』『一日子どもを連れて出るから自由にしていていいよ』と声をかけて、ゆっくり過ごしてもらうようにしています。そうすることで、夫も私に快く時間を作ってくれるようになりました」。

子どもと一緒でもリフレッシュ時間は確保できる!

ところで、働くママ・パパの自由時間というと、「子どもを預けて一人で過ごす時間を捻出しなければいけない」というイメージがあります。しかし5歳児のママのSさんは「子連れでも可能な自由時間もあります」といいます。
「例えば、古い友人とは子連れでも気兼ねなく会えるし、自分のリフレッシュにもなります。こうした『子連れOKの自由時間』と、夜の飲み会や静かなカフェに行くといった『子連れでは無理な自由時間』とのバランスを考えてみるといいかもしれません」。

先述の“三足のわらじ”パパBさんも、こう語ります。「私もたまに大学院に子どもたちを連れていくのですが、学ぶことが私のリフレッシュになっていますし、子どもたちも学生の発表を真剣に聞いたりしていて、とても貴重な経験になっていると感じています」。

子連れ歓迎のおいしいレストランに出かけてみたり、パパママが観に行きたい美術館や博物館などの場所に子どもを連れていってみたり……。こうした体験が、パパママのリフレッシュだけでなく、子どもたちの世界を広げることにもつながるかもしれません。


この記事では、2016年9月に開催されたイベント「ママtomoパパtomoカレッジ」にて、大盛況を博した「先輩ママ・パパトークセッション(両立・キャリア形成)」のコーナーから、役立つ内容をピックアップしてご紹介しました。

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(文・たまひよONLINE編集部)

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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