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もしもに備える“防災ボトル”、ママライターが100均アイテムだけで作ってみた。通勤バッグや車のダッシュボードに

更新

100均アイテムだけで防災ボトル

元旦に起こった能登半島地震をきっかけに、警視庁警備部防災対策課のX(旧Twitter)公式アカウントで紹介された“防災ボトル”が再注目されています。手荷物や、車のダッシュボードに入るサイズ感で、100円ショップのアイテムでも手軽に作れるので、時間をかけず簡単に作ることができます。

今回は、一児の母であるライターが、警視庁警備部防災対策課の投稿をもとに、100均アイテムだけで防災ボトルを作ってみました。

100均アイテムで揃える“防災ボトル”

100均アイテムだけで防災ボトル

まず始めに、ダイソーとセリアで以下のアイテムを調達しました。

・ウォーターボトル(500mlと400ml)/ダイソー
・ホイッスル/ダイソー
・圧縮タオル/セリア
・エチケット袋/ダイソー
・ビニール袋/ダイソー
・ミニライト/ダイソー
・ライト用の電池/ダイソー
・ようかん(2個)/ダイソー
・ばんそうこう/ダイソー
・アルコール消毒綿/セリア
・小分け用のチャック袋/ダイソー

ウォーターボトルは比較用に500mlと400mlのものを用意しました。水害に遭っても、中身が濡れにくく、水に浮くところがポイントです。

基本的にはダイソーで購入し、足りないものはセリアで補いました。それぞれ少し見つけづらい場所にあったので、自力で見つからないものは店員の方に尋ねました。欠品している場合もあると思うので、ネットショップでの購入も検討してくださいね。

チャック袋に小分けして下準備

100均アイテムだけで防災ボトル

防災ボトルを作る前に、ビニール袋、現金、常備薬、ミニライト&電池など、ボトルの中でバラバラになりやすそうなものは、チャック袋に収納しました。現金は公衆電話を使うことを想定して10円玉を多めに用意。

IDカードに個人情報を記入

100均アイテムだけで防災ボトル

今回ダイソーで買ったホイッスルは『非常用呼子笛 IDカード付』というアイテム。付属のカードに個人情報を書いて、ホイッスルの中に収納できる仕様になっています。氏名や性別、生年月日、血液型、住所など、いざという時に必要な情報が書き込んでおきます。

子どもの情報も追加

100均アイテムだけで防災ボトル

また、自分の身にもしものことがあった時、子どものことが気がかりだったので、子どもの名前や保育園、保育園の連絡先、保育園の住所を記入した紙もホイッスルに格納しました。

準備ができたら防災ボトルに詰める

100均アイテムだけで防災ボトル

①ウォーターボトル
②ホイッスル
③圧縮タオル(1個)
④エチケット袋
⑤ミニライト
⑥ビニール袋
⑦常備薬
⑧ばんそうこう(4枚)
⑨アルコール消毒綿(2枚)
⑩ようかん(2個)
⑪現金

全ての防災グッズが揃いました。これらをウォーターボトルに収めていきます。

500mlボトルはすっぽり余裕

100均アイテムだけで防災ボトル

ひとまず500mlのウォーターボトルに防災グッズを詰めてみました。大きい物から入れて、その隙間に小さい物を詰めていくとスムーズ。全ての防災グッズがすっぽりと収まりました。余裕があるので小さい物だったらまだ入りそうです。

400mlボトルはみっしりコンパクト

100均アイテムだけで防災ボトル

ようかんを1個抜いたら、400mlボトルにも入りました。500mlより容器が浅いので中身が取り出しやすかったです。ポリ袋で中身を包装しておくとさらに取り出しやすそう。隙間なくみっしり入っているので、バッグの中でガラガラと音が立たないところもよかったです。

反省点をしっかりと生かして

実際に防災ボトルを作って気になった点もありました。

・ダイソーで買ったようかんの賞味期限が1年未満とやや短めだった
→賞味期限の長い非常用のようかんに差し替える。

・ウォーターボトルが耐熱ではなかった
→避難生活になった場合、飲み物を入れて使うこともできる。水だけでなく熱湯や熱い汁物をボトルに入れる機会もあるのでは。耐熱ボトルに差し替える。(100均にも売っています)

もっと安心したい人には“防災ポーチ”

100均アイテムだけで防災ボトル

「これだけでは安心できない!」という方には“防災ポーチ”もおすすめ。同様の防災グッズに、いざという時に「あったらいいな」と思う防災グッズを追加して、ポーチに収めます。

マスクやウエットティッシュ、生理用品、冬用のカイロ、夏用の塩飴や塩分タブレット、携帯トイレ、アルミシートなど……。自分の生活スタイルに合わせて、入れるものを選んでみてください。

防災ポーチならたっぷり入る

100均アイテムだけで防災ボトル

私は急な避難生活を予想して、カイロと携帯トイレ、アルミポンチョをプラスしてみました。最初に作った防災ボトルより、ちょっぴり安心感があります。

また、防災グッズを揃えるだけでなく「災害が起きたらまず何をすべきか」「どこに避難をするか」と頭の中でシュミレーションしましょう。いざという時に備え、災害時の対応や災害に備えてするべきことを知っておくことが命を守るカギとなります。(文・撮影/清川優美)

●この記事は個人の体験を取材し、編集したものです。
●記事の内容は2024年1月の情報で、現在と異なる場合があります。

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