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娘が生後4カ月、もうすぐ初節句のタレント・西野未姫。笑いが絶えない山本家らしく、“にこり”と命名。31歳差の夫、極楽とんぼ・山本圭壱のはじめてのワンオペはまさかの大パニック!?

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西野さん、山本さん、にこりちゃんの家族写真。
西野さん、山本さん、にこりちゃんの家族写真。

AKB48の元メンバーで、タレントとして活躍する西野未姫さん。2022年に、極楽とんぼの山本圭壱さんと結婚し、31歳の年齢差夫婦としても話題に。さらに2024年10月には、第1子となる女の子・にこりちゃんを出産し、そのときの様子を自身のYouTubeでも公開しています。今回は、にこりちゃんの名づけについての話や、夫婦の関係性やこれからの子育てについて聞きました。
全2回インタビューの後編です。

▼<関連記事>前編を読む

退院したその日に、自分で出生届を提出!娘の存在を早く形にしたかった

首が少ししっかりしてきたにこりちゃんと、ママの顔の西野さん。
首が少ししっかりしてきたにこりちゃんと、ママの顔の西野さん。

――出産後は自宅で過ごしましたか?家族のサポートは受けられたのでしょうか。

西野さん(以下敬称略) 退院後はそのまま家に戻りました。母が実家から10日間来てくれたので助かりましたね。

私、出産直後からめちゃくちゃ元気すぎて(笑)。会陰切開(えいんせっかい)をしたので、その痛みはつらかったですが、体は元気でした。出生届も、自分で書いて、退院したその日に自分で出しに行ったぐらい。とにかく、この世に娘が生まれてきてくれたことを形に残したくて、出生届をできるだけ早く提出したかったんですよね。山本さんに頼もうとしたら、「俺、わからない」というので、説明するのも面倒だし、車だけ出してもらって自分で行っちゃいました。ただ、会陰切開したところが痛すぎて、おしりを浮かせながら書類を書いていましたけど・・・(笑)

あと、母乳が出過ぎてしまっていたようで、乳腺炎になったのはきつかったです。産後すぐに、すごく体がだるくなって、節々も痛いし、風邪をひいたと思っていたんです。ただ、体をほぐすとよくなったりして、そんな症状を何度か繰り返していたので、「これは何だかおかしいな?」とは思っていました。それで先生に症状を伝えたら、乳腺炎かもしれないということで、薬を処方してもらいました。

それからも、おっぱいの一部が真っ赤になってしまうことがあって、娘を抱っこしておっぱいに当たっただけで激痛が!結局、また乳腺炎になっていて、そのときは熱も出て、抗生剤も処方されました。

私の場合、娘に授乳したあとに、おっぱいがまだ張っていることが多いので、搾乳機で母乳をしぼってスッキリさせていたのですが、それがよくなかったみたいで。本来なら、赤ちゃんが飲む量に合わせて母乳を作っていくらしいんですけど、飲ませる+搾乳をしていたので、より多く母乳が作られてしまったみたいなんです。正しい知識を持たずに、自己流でやっていたのがよくなかったんです。今は搾乳機を使わずに、授乳後は手で軽くしぼる程度にしたら、乳腺炎で悩むこともなくなりました。

――今は、母乳だけで育てているのでしょうか?そのなかで悩みはありますか?

西野 基本的には母乳なんですが、哺乳びん拒否にならないために、1日1回はミルクを飲ませるようにしています。私がお世話をしているときは母乳を飲ませていますが、預けるときはミルクにしているので。ただ、あまり哺乳びんで飲んでくれないのが、今の悩みですね。

産後1カ月半ぐらいから仕事復帰をしているので、仕事中は、山本さんか実母に娘を預けるのですが、その間はミルクなんです。でも、ミルクが嫌で、泣いちゃうことも多いみたいで・・・。

初めての年末年始は、たくさんの大人たちに囲まれて人見知りもゼロ!

にぎやかに過ごした、にこりちゃん初めてのクリスマス。
にぎやかに過ごした、にこりちゃん初めてのクリスマス。

――妊娠中にインタビューしたときは、名前は「山本五十六にしたい!」と、山本さんが言っていましたよね。にこりちゃんという名前に決まったのは、どんな流れだったんですか?

西野 「にこり」という名前は私が考えた名前で、妊娠して結構早い段階で候補に入っていました。ただ、山本さんに「にこりってどう?」と聞いたら「え〜っ」というあいまいな返事をされていたんです。でも、だんだんと山本さんも、おなかの赤ちゃんに向かって「にこりちゃん〜」と呼びかけ始めたので、「ああ、この名前でいいんだな」と思いましたね。

山本家って、いつも笑いが絶えなくて、すごく明るい家庭なんです。だから、娘にも、いつでも笑顔でいてほしいなという思いを込めてつけました。もともと、「にこ」ちゃんという名前が気に入っていたんですけど、最近そこそこ聞く名前かなと。ちょっと、みんなとは違う名前にしたかったので、ふと思いついた「にこり」という名前に決めました。

――年末から年明けにかけて、初めてのクリスマスやお正月を家族3人で過ごしたと思いますが、どんなふうに過ごしましたか?

西野 クリスマスは、山本さんの後輩や私の友だちが家に遊びに来てくれて、みんなでパーティーをしました。娘は、こうやってにぎやかな中で、みんなにかわいがられて育っていくんでしょうね。だれに抱っこされても全然泣かないので、人見知りもしないんじゃないかなと思います。

お宮参りは、先日無事に済ませることができました。もうすぐ初節句もありますが、まだ全然考えられていなくて!何をするべきなのかも、実はあまりよくわかっていないので、これから調べないとですね。

離乳食を自分の手で作りたいからと、妊娠中に資格も取得!

離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得したときの西野さん。
離乳食・幼児食コーディネーターの資格を取得したときの西野さん。

――離乳食・幼児食コーディネーターの資格を出産前に取得されたそうです。どのようなきっかけで取得しようと思ったんですか?

西野 離乳食・幼児食コーディネーターは、乳幼児の発達段階に合わせて、栄養バランスのいい離乳食を作ることができるスペシャリスト育成のための資格なんです。この資格の勉強をすることで、実際にレシピを学べるほかに、どのぐらいの月齢から何を食べられるようになるかとか、逆に食べてはいけない食材などを知ることができます。取得しようと思ったきっかけは、もともと料理が好きだし、自分で離乳食を作ってあげたいなという思いがあって。それで、事前に勉強しておけば、いざ離乳食を作るときに役立ちそうだなと思ったんです。

今は、いつぐらいから離乳食を始めようかなと考えています。早く作りたいんですけど・・・。ただ、まだ前抱っこしかできないので、おんぶができるようになると、料理をするのもぐっと楽になりますよね。

――仕事も産後早めに復帰されたそうです。仕事をしている時間は、西野さんにとってどんな時間でしょうか。

西野 産後1カ月半で再開して、今は週1〜2回ぐらいのペースで仕事に行っています。仕事の話をいただいたら、山本さんか実母に来てもらえることを確認して、引き受ける感じです。

仕事をすることは、気分転換になっているなと感じます。私はもともと、家でじっとしているのが苦手で、外に出たい人なんです。だから、仕事で外に出て、育児から少し離れて過ごす時間があることで、育児の息抜きになっていると思います。

――山本さんが、1人でにこりちゃんと過ごすこともあるんですね。

西野 山本さんに任せるのは、まだ慣れてないので怖い面もあるんですけどね。初めてワンオペでお願いしたときには、仕事の途中で電話がかかってきたんです。電話に出たら、山本さんがパニックになっていて・・・。「もう、わけわからないんだけど!ミルクも飲まないし、何してもずっと泣いてる!」と。後ろで娘は泣いていて、そのときは「ごめん〜」という気持ちになりました。

ただ、その日から山本さんが明らかに強くなったんですよ。娘が泣いていてもパニックにならなくなったんです。それで、何事も経験が大事だなということがわかりました。今までは私が、できないだろうからと山本さんにやらせてなかったんです。でも、実際にやってみて大変な思いをしたほうが学べるし、父親としても強くなれるんだなと感じました。

こうやって、毎日大変な思いをして子育てをしていることも理解してほしいし、こういうことをすれば泣きやむんだということを、身をもって経験してほしいと思っています。最近は、山本さんに預ける機会もかなり増えました。ただ、昨日も4〜5時間見てもらったんですけど、ずっと泣いていたみたいです。私がみているときは、そんなに泣くことってあまりないので、何でですかね?(笑)

産後直後は、自分と娘のことでいっぱいっぱいに。夫婦の関係も一変した!

ママと一緒にゴロゴロしてご機嫌なにこりちゃん。
ママと一緒にゴロゴロしてご機嫌なにこりちゃん。

――ママになって、考え方が変わったなと思うところはありますか?また、夫婦の関係性は変わりましたか?

西野 何をするにも、すべて「娘のため」と思うようになりました。生活するのも娘のためだし、それまでは、“楽しいから頑張る”という感覚でしていた仕事も、娘が将来困らないために、働いてお金を貯めたいという考えになりました。

山本さんとの夫婦の関係性も変わったと思います。最初に言っておくと、「山本さん、ごめん!」という感じです(笑)。娘が生まれた瞬間から、優先順位が夫から娘に変わっちゃいました。今までは、山本さんは「好きな人」であり「だんなさん」だったんですけど、今は「パパ」「家族」という感覚になったと思います。山本さんのことは、「時間があればね」と、娘の次になっちゃった感じで(笑)

ただ、山本さんに対する態度は、産後1カ月ぐらいはちょっとひどかったなと、今は反省しています。テレビの音や物音を立てられるだけでイライラしていたし、「ただいま」と大きな声で言ってくるだけで「静かにして!」と言ったり、大きなくしゃみをすると「くしゃみしないで」と怒ってしまったり・・・。毎日のように、怖い顔をしていたと思います。そのときは、娘を寝かしつけるのに必死だったし、自分もできるだけ休みたいという気持ちでいっぱいいっぱいだったと思うんです。でも、今思い返すと言い方もすごくきつかったし、本当に申し訳なかったなと。

――出産前は、西野さんにとって山本さんはどんな存在だったんですか?

西野 娘が生まれる前は、山本さんのことがかわいい息子のような存在で、母性まで生まれていたんですよ。みなさん、「どこが⁉︎」って思われるかもしれませんが(笑)。でも、その母性がすべて娘に持っていかれちゃって。今まではやってあげていたことも、「自分でやってよ」という感じになってしまって、「ああ、ダメだな〜」と反省しています。

山本さんも、変化は感じていたみたいです。「私、前と変わった?」と聞いたら、「別人のように違うよ」と言われて。まあ、そうですよね。これまでは、眠る前も一緒におしゃべりしながら寝ていたのが、「眠い、眠い」と軽くあしらってしまったり。娘がすぐ横で寝ているので、「ちゃんと息して寝ているかな?」とかばかりに気を取られてしまって。

出産のために病院に行って、それを境にガラッと人が変わったように対応されたら、それはかわいそうですよね。でもそれが、夫婦のあるあるみたい・・・。山本さんも、「こういうものなのかな」と思ってはいるみたいです。

産後4カ月ぐらいになって、今はやっと、山本さんにもかまってあげようという気持ちの余裕が出てきました。以前のようにというのは難しいですけど・・・。

――2人目も考えていますか?

西野 私はずっと2人目も考えていたんですけど、娘を出産した直後は、娘に満たされてしまって、もう1人でいいかなと思っていた時期もありました。「この子がいれば」という感じで。でも、私自身がきょうだいの仲がいいこともあるし、娘にきょうだいを作ってあげたいなと思うようになってきました。これから先、山本さんが歳を取って介護が必要になったり、私が病気をして動けなくなってしまう未来も考えられるので、1人にこだわらなくて、きょうだいで支え合ってくれる姿もいいなと思います。

お話・写真提供/西野未姫さん 取材・文/内田あり(都恋堂)、たまひよONLINE編集部

出産を境に、自分の中の優先順位が変わり、これまでの夫婦関係とは少し変化が起きたという西野さん。育児にも少しだけ余裕が出てきて、夫婦の関係性や山本さんへの接し方をあらためて考え直しているそうです。また山本さんも、少しずつ、パパとしての自覚が芽生え始めているのだとか。31歳差の西野さんと山本さんは、パパとママとしての一歩を踏み出したばかり。これからの山本家が楽しみです。

西野未姫さん(にしのみき)

西野未姫さん(にしのみき)

PROFILE
1999年、静岡県出身。2012年、AKB48の第14期生オーディションに合格し、第14期生研究生に。翌年、AKB48の14期⽣としてデビュー。三銃士として活躍し、顔芸や大きなリアクション、だれよりも全力でダンスを披露しAKB48の中でバラエティ担当として重宝されてきた。現在は、多数のバラエティ番組で活躍中。YouTubeではダイエットネタやお片づけ方法などを配信。2022年11月に、極楽とんぼ・山本圭壱さんと結婚。2024年10月に第1子の女の子を出産。

西野未姫さんのInstagram

西野未姫さんのYouTube

●記事の内容は2025年2月の情報で、現在と異なる場合があります。

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