どうしても辛い物が食べたい…でも、子ども用と別に作るのは面倒。そんなときは!子どもも大人も楽しめる美味しいレシピ
子どもが小さい時は、食事のつくり分けが大変!という「たまひよ」アプリーユーザーの悩みとともに、大人も子どもも食べられる取り分けレシピを、料理研究家のほりえさちこさんに教えてもらいました。
子どもが小さい時の食事づくりの悩みとは
まずはユーザーの悩みをお届けします。
◾️ラクに家族の料理をつくりたい!
「子どもと自分たちのごはんづくりが大変。ラクにできる方法を知りたいです」(トラミ)
◾️野菜が入った献立
「好き嫌いが多く献立がマンネリになってしまいます。特に野菜が嫌いでなかなか献立に入れられないし、作っても食べてくれません」(ゆゆ)
◾️一緒のものが食べられない
「親が食べたいものを子どもが一緒に食べられないことがツライです」(ぱんまん)
◾️子どものおかずづくり
「どうしても私が辛い麻婆豆腐などを食べたい時があるのですが、その時の息子のメニューは具沢山スープとごはんとヨーグルトや果物に。一緒に食べられるおかずがないときは悩ましいです」(みによん)
大人用に辛味をプラス!「タコライス」レシピ
辛いカレーやスパイシー料理を食べたいけれど、子ども用と大人用を作り分けるのも大変です。そこで、簡単にできる、ほりえさちこさんの「タコライス」のレシピをご紹介します!
「幼児期は味噌汁、カレー、豚汁、肉じゃがなどは味を加える前で取り分けていました。
それ以降、低学年から中学年くらいまでは子ども用の味に合わせて作ることが多かったです。食べる時に大人はスパイスをプラスしたりしていました。
取り分けなくてもよくなったのは高学年からで、その頃にはほとんど同じものを食べていました」(ほりえさちこさん)
◾️タコライス
(材料/大人2人+子ども1人)
合いびき肉 200~250g
玉ねぎ 1/2個
トマト 1個
レタス 1/4玉
A (ケチャプ 大さじ3、カレー粉 大さじ1/2、中濃ソース 大さじ2)
塩、胡椒、チリパウダー 各少々
B(ケチャップ 大さじ1/2~小さじ2、カレー粉ごく少々、砂糖小さじ1/2)
ご飯 大人2杯分、子ども1杯分
シュレットチーズ(そのまま食べられるもの) 適量
(作り方)
(1)レタスは1cm幅に切り、トマトは1㎝角に切り、玉ねぎはみじん切りする。
(2)フライパンに油小さじ2を熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めたら、合いびき肉を加えて炒める。
(3)肉の色が変わったら1/5量を子ども用として、耐熱容器に取り分ける。
(4)大人用の肉にAを加えて混ぜ合わせたら、塩・胡椒、チリパウダーで味をととのえる。
(5)皿にごはんを盛り(4)をのせ、レタス、トマト、シュレッドチーズをちらす。
(6)取り分けておいた子ども用の具にBを加えてレンジで1~2分加熱し、大人と同様に盛りつける。
タコライス美味しそうですね。塩・胡椒、チリパウダーなどを加えるだけで大人用にアレンジできるのも簡単ですぐに作れそうです。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。
ほりえさちこさん
PROFILE)
料理研究家。栄養士、食育アドバイザーの資格を生かし、離乳食からおべんとうづくりまで幅広いレシピを紹介。著書は、『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)、『おべんとうの教科書』(学研プラス)、『3品15分 超時短 糖質オフ1か月晩ごはん献立』(主婦と生活社)、『あと1品がすぐできる! おいしい副菜』(池田書店)、『オートミールで簡単! ダイエット』(宝島社)、『中高生アスリートを応援!パフォーマンスがアップする ラクうま部活弁当』(ナツメ社)、『作りおき+すぐできおかずで糖質オフ1か月弁当』(主婦と生活社)など多数。
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