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夫婦ゲンカが居酒屋スタイルで激減! 陰で支えるのはもう止めだ『ふうふう子育て #6』

更新

夫婦仲良く子育てしたいのに、お互いに忙しいと、ついぶつかってしまいがち。ある日、夫は青鹿さんにゆっくりしてほしくて子連れで出かけ、青鹿さんはこっそり自宅で家事をし、お互いに気遣いあっているはずなのに不満が生まれて大衝突! 鶴の恩返しのように隠れて家事をするとよくないという話になって……。


不満を抱えてまで頑張ると衝突してしまう

前回、夫がお子さんを連れて外出している間に、妻が散らかった部屋の片づけなどをしたものの、夫はそのことに気づかなくて……という喧嘩が勃発してしまった青鹿さん夫婦。相手の知らないうちに働く「鶴の恩返し」システムが軋轢を生んでいたのだった!!












我が家にいた「鶴」。それは「よかれと思って、相手に見えないところで家族のために頑張る私と夫」でした。

自分がニコニコできる範囲でこっそり頑張るのはよいことですが、「自分はこんなに頑張っているのに、相手は頑張っていない」……そんなふうに不満を抱えてまで頑張ると衝突してしまいます。そこで、お互いが何をしているかをわかりやすくするため、居酒屋なみの声掛けをしてみることに。

お互いに口に出して自分が何をしているか/何をしていたかを伝えることで、「相手ばかり休んでる!」、「自分ばかり大変!」と思い込むことが減り、その結果、チクリと嫌味を言ったり、ケンカしたりすることが減りました。

さらに休みたいときも、例えば「1時間、休憩します」と伝えることで、なんとなく罪悪感が和らいで気が休まるし、かつ相手も「1時間後以降は、家事と子育ての手が増えるんだな」と見通し(という名の希望)が持てることで頑張りやすくなりました。いいことづくし!

家族のために何かしたい、頑張りたいという気持ちは大切だし、夫婦で子育てするための原動力になります。だからこそ、その頑張りをひっそり隠しておかずに、お互い口に出して可視化していく「居酒屋 鶴の恩返し」方式、おすすめですよ!

『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む

漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール

漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。

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http://aoshikayu.com/

※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。

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