このままだと心が死ぬ……! 夫婦が2人だけの時間を作るため実行した早寝計画『ふうふう子育て #10』
子育て中は忙しく、夫婦揃って息抜きする時間がなかなか取りづらくなります。ところが、ある日、娘のふーみんが早寝してくれて、久しぶりに夫婦2人の時間を取ることができた青鹿さん夫妻。とても楽しい夜を過ごし、これからは夫婦の時間も大切にしていきたいと思ったのですが……。
夫婦2人の時間は、偶然では作れない!
ある日、たまたま娘が早く寝てくれて、夫と2人でテレビを見たり、ゲームをしたり楽しい夜を過ごすことができました。それまでは一人ずつ交代で自由時間をとっていたのですが、夫婦2人の自由時間は久しぶり! 1人で遊ぶのとは違った充実感が得られました。そもそも夫と一緒に遊ぶのは、すごく楽しい!
「また、こんな時間を過ごそうね」と約束して、“2人の時間ができたら見たいもの、したいことリスト”を準備していました。
……が、しかし! そうは問屋がおろさない! その後、一向にあの時間は降ってわいてきません。
全く見られずに積まれているDVDやゲーム……「どうせできないんだ」と思うと、だんだんと期待すること自体が苦しくなってきてしまいました。
日に日に落ち込んでいく私に、夫が「計画的に早く寝かせる日を作ってみよう」と提案してくれたんです。偶然を待つのではなく、朝から「娘を早く寝かせる」ことだけを目標に掲げたスペシャルチームを結成。メンバーは私・夫だけ。そうして、見事、夜の自由時間を手に入れました。
その夜、たっぷり2人の時間を満喫したのですが、人間って次から次へと欲が出てくるもので、私の中に「さらにこうだったらいいのになぁ」という思いが湧いてきたんです。
(編集協力:大西まお)
漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール
漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。
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http://aoshikayu.com/
※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。