ママ友が遊びに来る!すぐに片付く収納方法
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幼稚園に入る前までは、それぞれの家で遊ぶママ友グループが多いと思います。自分の家にも呼ばなきゃ!と思っても家が片付いていないと憂鬱なもの。
2時間かかっても片付かないなら、それは収納の仕方が悪いのかも?! 20分で片付くような、自分に合った仕組みを作って、ストレスなくママ友との交流を楽しみましょう。
著者・宮崎 佐智子
整理収納アドバイザー。「暮らしのコーディネート ソートフル」代表。「片付けられない」「片づけ方法がわからない」女性とシニア世代の心に寄り添い、快適な空?間、心地いい暮らし作りを支援。企業・団体での講座を数多く開催。また、高齢者や障がい者の生活空間を工務店と介護士などの間に入ってアドバイスするリフォームスタイリスト、服や小物などのコーディネートを個人的にアドバイスするパーソナルコーディネーター、セミナーの講師などとしても活躍。
自分に合う収納方法とは?我が家流で楽な収納に!
片付け・整理収納本を見て真似をしてみてもなかなかうまくいかない。細かく仕切ってみても、しばらく経つと仕切りが埋もれている。頑張ってラベリングしたのにラベル通りに戻せない…など。
どれか1つでも当てはまる場合は、今の収納が自分と合っていない可能性大です。
部屋を見渡してみると、うまくキープできている所、できていない所がありませんか?
場所によって収納の仕方が違う方がほとんどですので、それぞれの場所に合った収納の仕組みを見つけていきましょう。
片付けはタイプによって違う!家族みんなが楽な収納を!
扉がある収納棚か、カフェカーテン等で目隠しをしたい人、扉があると面倒という人など好きな収納方法はさまざまです。その場所を使う家族にとっても好みが分かれることもありますよね。そういった場合は、家族の中でその場所を一番使う人を主に収納方法を考えるか、または子どもなど一番片付けができない人に合わせるかで決めましょう。
家族共有の物は、子どもができる収納方法にしておき、簡単に取り出せて戻せる収納方法を基本としましょう。
アクション数で収納を見直す!楽な収納は2アクションまで。
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ものを取り出すまでに必要なアクション数が少ない方が楽な収納といえます。
2アクションまでが面倒でない収納ですので、アクション数が増えるほど子どもだけでなく大人も困難になってしまいます。
例えば、
●1アクション:オープンラックにカゴを使った収納
●2アクション:扉つき戸棚の中に、蓋なしのカゴを使った収納
●3アクション:扉つき戸棚の中に蓋がついた箱に収納
クローゼットなどにしまう場合は、なるべく蓋なしの収納を心がけるといいでしょう。
使う場所に収納することで動線を最短にして、アクション数を少なくすると子どもも普段からしまいやすい収納と言えるでしょう。
子どもが誤飲しないサイズのおもちゃ類は、大きなカゴにざっくり収納し、子どもが届くところにディスプレイのように並べておく方法も1つの方法です。
ここだけは押さえておきたい!片付け・お掃除のポイント!
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小さい子どもは何でも口に入れたり、床に寝そべって遊んだり。清潔を保つことは健康面でも大事なポイントです。掃除が行き届いているかどうかはママ友が一番気にするところではないでしょうか。ちょっと家が広く見えるポイントと合わせてご紹介します。
何と言っても最初に目に入るのは玄関!
玄関は家の顔ともいえる場所。玄関が散らかっていては、印象は悪くなってしまいます。
たたきに出ている靴は、家族の人数の数だけにしましょう。できれば全部下駄箱に入れておき、普段から小まめに掃除をするようにしましょう。
「光るところは光らせる」できるママの印象に!
水道の蛇口、鏡、キッチンシンク等、光る素材(金属・ガラス等)は、水垢を取り除き光らせておくと、部屋全体、掃除が行き届いた印象を与えます。窓がきれいだと部屋が広く感じる効果も。掃除をする時間がない時は、とりあえず光らせておくだけでもOKです。
みんなで触るおもちゃは特に念入りに!
毎日使うおもちゃ箱。つい忘れがちですが埃が溜まりやすいので、洗える物は洗い、洗えない物は除菌シート等で拭きましょう。
ダニが大好きなぬいぐるみは、洗うか干して清潔を保ちましょう。
今日は片付けられない!そんな日のために緊急避難場所を作ろう
いつもスッキリ片付いているのが理想だけれど、そうはいかない時もありますよね。そんな時のために、緊急開けられたら困る、どうしても片付かない、そんなところに避難用のカゴ・トレイを用意しておけば少し気分も楽になります。その場しのぎなので、隠したものは長期間入れておくのではなく、掃除や片付けのる時ときにそこは空にしておくようにしましょう。見られないように布をかける、カゴごと移動しておくと楽に片付きます。
子育て時代は、子どものことが先なので、片付けや掃除は行き届かない事もあります。
全てを完璧にするのは大変です。片付け・お掃除のローテーション箇所を決めて小掃除できれいを保ちましょう。
片付けの悩みはママ友も同じかもしれません。時には「散らかってて、ごめんね。」もありでは!
子育て期間を楽しみましょう。
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