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ママが楽になる!子どもの衣類の収納方法

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iStock.com/YelenaYemchuk

収納の悩みNo.1の衣類。子どもが増えたことでさらにその悩みも倍増。子どもの成長とともに増えていく洋服たち。おさがりでもらっていた服をしまっておいたら、着せないうちにサイズアウト…なんてことも。
働いているママも多い現代、子ども服の収納方法について、整理収納コンサルタントの宮崎 佐智子さんに教えてもらいました。

文・宮崎 佐智子
整理収納アドバイザー。「暮らしのコーディネート ソートフル」代表。「片付けられない」「片づけ方法がわからない」女性とシニア世代の心に寄り添い、快適な空間、心地いい暮らし作りを支援。企業・団体での講座を数多く開催。また、高齢者や障がい者の生活空間を工務店と介護士などの間に入ってアドバイスするリフォームスタイリスト、服や小物などのコーディネートを個人的にアドバイスするパーソナルコーディネーター、セミナーの講師などとしても活躍。

どんどん増える子ども服、我が家のルールを決めてスッキリ!

セールだから、可愛かったからと子ども服をむやみに購入していませんか?
来年のためにと買っておいたり、「おさがり」でいただいてしまっっていた服を、その時期が来て着せようとしたらサイズアウトしている…なんて経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。

まずは子ども服を持つルールを決めよう

自分の家の収納量を考えて、どのくらい子ども服を置いておけるのか、ルール決めをしておけば、必要以上に洋服が増えてしまうことがありません。
2人目の予定があるなら、小さくなった服を取っておくのか、処分するのか。服を譲ってもらう場合は今着られる服のみもらうのか、1年後に着る服までもらうのか、など。自宅に収納できる分だけの上限を決めて増やすようにしていきましょう。

いただきものの服を無駄にしないためには?

プレゼントでもらったり、お古をもらったりしたら、紙袋や段ボールに入れたままにせず、すぐに長袖・半袖に分けてサイズごとに管理しましょう。
サイズ表示が小さいとわからなくなるので、洗濯表示タグに大きく書いておくとひと目で見分けがつきます。
引出式収納ケース等にラベルにサイズを書いて貼って保管します。

無印良品/ポリプロピレンケース・引出式・浅型

衣類収納は深すぎると衣類が埋もれてしまい管理しにくいので、浅めのものおすすめです(特に子供の衣類は小さいので)。

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衣類と同じで、靴や帽子もサイズを書いてわかるようにしておくといいですよ。靴はサイズを書いたビニール袋に入れて、それを収納ボックスにまとめて保管しておくのがおすすめです。

どう収納したら楽ちん?収納場所と収納方法

使う場所の近くに収納すると、動線がスムーズになるのでストレス減につながります。使う場所を決めたらさらにそれぞれの住所を決めていきます。今使っている物・必要な物以外は、ちょっと離れた納戸や収納空間でもOK。

使用頻度やお気に入り度で分けて、物の住所を決めましょう。

要るか要らないか、二者択一しようとすると悩んでしまい、分けることが難しくなります。片付けが苦手な方は、分けるところで躓いてしまう人が多いようです。オン・オフの物、サイズアウトのものが混在していると取り出しにくく戻しにくい収納となり、何があるのか把握もできません。要る、要らないの2つに分けるのではなく、オンシーズンのもの、オフシーズンのもの、サイズアウトのもの、要らないものなどと4つに分けるとスムーズに分けることができますよ。

シーズンで着る服を変えない場合は、気に入っている服なのか気に入らない服なのか、よく着るのか着ないのかで4つに分けて考えてみてもいいでしょう。
家族分を収納している場合は、オンシーズンだけ収納に戻し、オフシーズン、サイズアウトの物は他の場所に保管するといいでしょう。
子ども服だけをクローゼットに収納する場合は、オン・オフ・サイズアウト全て収納すると管理しやすいですね。
収納の広さに入るだけの量にすると決めて、溢れてきたら見直しをするといいですね。

自分のことは自分でできる自立した子どもになるとママも楽ちん

iStock.com/Martinan

〇歳になったら片付けができる! という子どもはいません。ママも片付けを教えてもらった経験がある人はあまりいないのでは?教わっていないことを教えることは難しいものです。
将来的に子どもが自分で片付けをするようになるには、ママも一緒に片付けを楽しみましょう。ママが片付けを楽しんでいると子どもも楽しいものと思うようになり、片付けができるようになります。
小さい頃からの経験がとても大事です。

小さいうちはママの見えるところに収納しましょう。

働くママにとっては子どもが自分でできることがだんだん増えていくと、とても助かりますね。それは専業子育てのママでも同じです。
下着・パジャマ・靴下など、普段着る衣類は、リビングやリビングに隣接した部屋のチェストなどに収納し、自分で着替えができるようにするといいでしょう。
収納時、一番下には、ズボン・スカート類、その上に、トップスのTシャツ・ブラウス・トレーナー・セーター類。その上に、肌着類やハンカチ等と入れていくと、着る時のイメージがつけやすいです。
ラベリングを活用するのもいいですね。ラベリングは文字とイラスト両方を書いておくと、文字の勉強にもなります。
着替えが自分でできなくても、自分で取り出したり戻したりするだけでも大丈夫!!
「自分でできたね。ママ助かるわ、ありがとう」と声かけも忘れずに!

子供が自分でできるようにするには、パッと全体を見渡せて、取り出しやすく、戻しやすい収納にすること!

すべての収納に通じることですが、引き出しの中やクローゼットの中、全体がパッと見渡せることがポイントです。
詰めすぎたら全体が見えません。
取り出しても戻せなかったら、溢れてしまう原因に!!
子どもには特に、衣類の量は少なめにしないと、取り出せず戻せず、になってしまいます。

iStock.com/Shangarey

見渡せるように収納するには、たたみ方も工夫しましょう。
収納ケースの高さに合わせてたたみ、立てて収納したら、全体が見えるし、取り出しやすく戻しやすいです。
子どもが自分で取り出したり戻したりして、多少ぐちゃぐちゃになっても、そこは多めに見ましょう。

 子どもはすぐに大きくなります。洋服、靴等たくさん買っても、結局は着ないで誰かに回すことになってしまいます。
その時に必要な枚数だけ購入することが、洋服の簡単な管理につながります。
枚数が少ないと子どもの自分で管理ができるようになります。
子どもが自ら着替えをしたり片付けをしたりできるように、ママは子どもの支援者になりましょう。
子育ては期間が限られています。楽しまないとあっという間に過ぎてしまいます。
子どもとの時間を楽しみながら、子ども・夫を巻き込んで片付けをすることで、ママも楽になり、自分の時間が持てるようになります。
衣類の持ち方のルールを決めて、片付けに振り回されない楽な暮らしを実現しましょう。

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