これはやっちゃダメ!アラフォーがこれ着るとそのまま昔の人になるから要注意!脱オバ見えポイント6
昔の洋服が捨てられずタンスの肥やしになっていることはありませんか?昔はお気に入りだった洋服について「たまひよ」アプリユーザーに聞くとともに、アラフォーの苦手意識が高いスカートコーデについて、スタイリストの稲葉美紀さんにアドバイスしてもらいました。
昔はOKだった?!私のファッションヒストリー
まず、みんなのもう着られなくなったファッションと、大好きだったファッションについて聞きました。
◾️ロリータファッション
「昔はロリータちゃんでしたが、今はさすがに着られません。でも当時のバイト代を貯めて買った思い出深いお洋服だし、今もとっておいてたまに見ては『やっぱり可愛い』とニヤニヤしています」(かず)
◾️地雷系ファッション
「地雷系ファッションとタイトミニスカート。出産しておなかがたるんでミニスカートが厳しくなりました。地雷系のファッションは少し老けたから似合わないかな~と、自分に自信がなくて着られません」(ピヨちゃん)
◾️お気に入りの膝丈ワンピ
「結婚式用で持っていた膝丈の黒のレースのドレスは、シンプルだし年齢を重ねても着られる!と思っていたけれど…。今、いざ着てみたら、若さを捨てきれずに頑張っている感満載で、鏡に映る自分が全てを物語っていました。お気に入りのドレスなのに!!また、着たいなぁ」(すいすい)
◾️膝上スカート
「大学卒業と同時に膝丈より短いスカートは恥ずかしくてはかなくなりましたが、最近膝丈のスカートですら、なんとなく気恥ずかしく思うように…」(あんず)
◾️ドクロと十字架プリント
「ロック・パンクファッションが好きで、ドクロとか十字架がでっかくプリントされた服や赤×黒など派手色のボーダー服をよく着ていたけど、ドクロとか十字架プリントはイタくないか?と思うようになって着られなくなりました」(ちーたんママ)
◾️古着
「大きめのTシャツ。古着が好きでよく集めていましたが、もう似合わない…」(ぷよ)
◾️派手な色もの
「原色(派手な色)が似合わなくなりました。最近は無難なモノトーンカラーばかりに」
(tomatoma)
◾️短めファッション
「丈がやや短めのトップスやリボンなどの装飾がついた服全般」(ゆづっこ)
◾️足のお手入れが必要な服
「脚を出すファッション。子育てしていると脚のお手入れをする余裕がないので恥ずかしくて脚を出せていません」(のん)
◾️ピッタリめの服
「ジーパン。ミニスカ。ピッタリめの服全般。体形が変わったら、着る服の系統が見事に変わりました…」(いろは)
スカートをイマドキにする!脱オバ見えファッション
着る機会が減ったファッションアイテムとして多かったのがスカートです。みんなの苦手意識が高いスカートコーデ&オバ見えポイントについて、稲葉美紀さんのアドバイスをお届けします。
「私もファッションが好きで、若い時からフリフリ、大きめリボン、フワフワニットなどのロリータ系、黒を基調としたモード系、サーフィンに夢中になって日焼けしていた頃はエスニックやアメカジなどのサーフ系、モテ系のコンサバ などいろいろと楽しんできました。
けれども、年齢を重ねるとともに、趣味や環境、友人によってファッションも変わっていきます。思い返してみると、若い時は、ファッションを自分に合わせられていたんだと思います。
年齢を重ねてくると肌のくすみや、髪の艶がなくなり体のバランスが崩れてくるため、自分を知って自分に似合うファッションを見つけることが大事だと思います。
特に、エピソードの中で苦手意識が高いスカート。年齢を重ねていくと腰回り、お腹やお尻周りが気になり、それらを隠すために、チュニックなどのふんわりしたトップスや、丈の長めのものを合わせることが多くなります。体のバランスや肌見せにも抵抗が出てくるという悩みから、スカートよりパンツというようにパンツ率が高くなるのではないかと思います。
アラフォーのスカート選びで重要なポイントは、体型カバーももちろんですが、上質素材を選ぶことです。そして落ち着いた色合いやシンプルな柄、デザイン選びが重要です。
体形カバーのコーディネートは、縦投げラインを意識することです。長めのアウターにロングタイトスカートで Iラインで縦長を作ったり、縦ラインがあるアコーディオンプリーツにゆったりめのトップスと合わせたりすると、下半身をスッキリ見せてくれます。フレアースカートは、シルクやタフタ、サテンやジョーゼットのような柔らかめの素材で、あまりボリュームが出ないものがいいですね。スカートの色は茶系、カーキ、オリーブ系×白やベージュのナチュラルカラーで合わせてみてはいかがでしょう。
この秋冬のスカートオススメコーデは、ブーツ合わせです。ロングスカートにロングブーツがいいですね。フェミニンなスカートにごつめのバイカーブーツやコンバットブーツもいいと思います。茶系やカーキ、オリーブ系に合わせるなら、ブーツの色は茶系、もしくは黒で足元を引き締めるのもいいと思います」(稲葉美紀さん)
イタく見えるから要注意!オバ見えポイントとは
◆フリルやリボン使いのスカート
フリル、レース使いの甘すぎるものはNG。無理して若作りしている感があり、チグハグで逆に老けて見えることもあるので注意して!
◆膝上フレアースカート
足が綺麗な人でも膝は、年齢が出る部位です。膝上などの短い丈のものより、スカート丈で選ぶならばミモレ丈にして。
◆素材は、シワが目立ちやすい薄い楚材、目立ちすぎる柄に注意
シワになりやすい素材は安っぽく見えるので、上質素材を選んで。また、目立ちすぎる色、柄ものを避けることが大事。ナチュラルカラーやシンプルな柄を選んで。
◆顔がくすんで見えるモノトーンコーデ
全身黒やグレーなどモノトーンコーディネートは顔がくすんで見えるので避けたほうが無難です。明るめ色をポイントもしくは、小物やインナーでチラ見せするのが◎。
◆オーバーサイズは逆に強調することに
体型カバーするために、オーバーサイズのものを合わせるは逆に太く見えてしまいます。アラフォーは、足首、手首、腕、首など、自分の細い部分を強調して見せて。
◆着古したブランド服
ブランドものでも毛玉やヨレなどで着古したものはだらしなく見えます。若い人が着るとオシャレですが、レトロブームとはいえ、アラフォーが昔の洋服を着ると、そのまま昔の人になるので要注意!
アラフォーくらいからスカートを履いていない時期がありましたが、今、また自分の中でスカートブームが到来!スカート合わせにトップスはモノトーンを選びがちですが、アドバイスをもとにコーデを楽しんでみたいと思います!
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年9月の情報で、現在と異なる場合があります。
稲葉美紀さん
PROFILE)
スタイリスト。女性ファッション誌を中心に、テレビや広告などで活躍中。