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切実な声、多数!子育て中のママ・パパに「魔法使いが、頑張っているあなたの願いを叶えてくれるとしたら?」と聞いてみたら……!?

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若い母親は、おとぎ話の物語の本を赤ちゃんに読んだ後、眠りに落ちました。疲れたママは子供を膝に乗せて寝ていて、夕方に子供に本を読もうとしました。シングルマザーのコンセプト。
Srdjanns74/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーに「魔法使いが、頑張っているあなたの願いを魔法で叶えてくれるそうです。あなたなら何を願いますか?」と質問してみました。1位は「親の睡眠不足や疲労感が解消できる魔法」でした。数千人の母子のケアに携わられたベテラン助産師の濵脇文子先生が選んだのは、母たちの「“私がやらなくちゃ”という呪縛を解く魔法」でした。

子育てママはお疲れなのよ。願いを叶えてくれる魔法に妄想がさく裂

Q. 魔法使いが、頑張っているあなたの願いを叶えてくれるそうです。あなたなら一番に何を願いますか?

1位 親の睡眠不足や疲労感が解消できる 37.0%
2位 家の中が一瞬で片付く 22.8%
3位 料理がテーブルに並ぶ(ただし材料費は実費) 15.8%
4位 一瞬で子どもの寝かしつけができる 8.7%
5位 ぐずっていた子どもが笑顔になる 5.4%
   その他 5.4%
7位 洗濯→干す→畳む→収納まで終わる 3.8%
8位 必要ない 1.1%


「選んだ理由を教えて下さい」のコメントでは、「本気で欲しい!」「魔法があれば!」という、ママたちの切実な声が届きました。

元気があれば何でもできる! 選んだのは「親の睡眠不足や疲労感が解消できる魔法」

「出産前はキラキラした子育てをイメージしていたけど、現実の子育ては泥臭いというか、命を預かるのでかなり根性がいるというか、疲労が解消されないまま1日1日を過ごしています。身体中の倦怠感や眠気を抹消してほしい」(黎明)

「疲れが解消されれば、掃除だって、料理だって、育児だって全力でできるはず」(かず)

「疲れすぎて、子がお昼寝したタイミングで一緒に寝落ちしてしまう。本当は自分の趣味やリフレッシュする時間にあてたいのに。お昼寝したところで疲労が解消されることもなく、余計にストレスが溜まります。寝不足でイライラして、泣き声も素直に可愛いと思えないし、あやすのも辛い。疲労や睡眠不足が解消されたら、楽しんで我が子のお世話ができるのにと思う」(ぴよた)

「体力面で、あと10才若ければ…と思うことばかり。子どもともっと遊んでやりたい!」(モモ)

「子どものために頑張ることはできるけど、自分のために頑張る時間までは作れない。魔法でなんとかして欲しい」(えり)

片付けても片付けても……、選んだのは「家の中が一瞬で片付く魔法」

「片付けても片付けてもすぐに散らかるし、散らかった部屋を見るだけで気分が下がる。この魔法が使えたら毎日の情緒が安定する!」(まい)

「洗濯物をたたむ作業も含めてくれる期待を込めて(笑) 汚い部屋は心がすさむ。一瞬で綺麗になったら心に余裕が持てそう!」(りー)

「子どもの物がどんどん増えているし、使ったものを片付ける前に他のことに気を取られてどんどん物が散乱。本当に魔法で叶えて欲しい…」(はとむぎ)

家事で一番苦手なの。選んだのは「料理がテーブルに並ぶ魔法(ただし材料費は実費)」

「家事、子育ての中で一番好きじゃないのが料理!」(そら)

「なんだかんだ家事の中で一番時間がかかる。その割に食べるのは一瞬。しかも毎回美味しいとは言われない。頑張り甲斐がない」(きーたん)

この時間を他に使いたい。選んだのは「一瞬で子どもの寝かしつけができる魔法」

「寝かしつけに1~2時間かかるので自分も寝落ち。夜中に起きて残りの家事を片付ける生活は本当に疲れます。一瞬で寝てくれたら、規則正しく生活できる」(あず)

「寝かしつけは長いと3時間コース。魔法の杖があったら、育児はラクチンになりそう…」(ぴーこ)

私の欲しい魔法は別にある! 一番多いのは「お金」系

「欲しいのはお金が増える魔法。子育てにお金がかかりすぎ!課金ゲームな学歴社会をどうにかしてほしい」(Luka)

「お金がいくらでも出てくる魔法!だって家事も育児も自分でできるけど、お金は出せない。魔法使いさん、お金をください~!おもちゃも服ももっと欲しい~!(笑)」 (たいちゃんのママ)

「お金の心配をせずに、悠々自適に子どもと暮らしたい」(はるはる)

世のママたちは相当にお疲れのようで、「もし魔法で願いが叶うなら……」と、本気で妄想を膨らませるコメントが届きました。

これまでに数千人の母子のケアに携わられた、ベテラン助産師の濵脇文子先生が選んだのは「母たちの呪縛を解く魔法」でした。

「『母がやるべき』という呪縛を解き、もっと自由に子育てしましょう」と、濵脇先生

「たくさんのコメントを楽しく拝見しました。毎日の育児お疲れさまです。
ただ上位3つはお金で解決できるのに……と、冷静になってしまいます(笑)

経済的に難しいという理由もあると思いますが、心のどこかで『母がやるべき』『母はこうあるべき』という、呪縛にかかっていませんか?

もし、私が魔法の力を手に入れたら、母たちにかかっている『子育ては母がするもの』『母はこうあるべき』という呪縛を解いてあげたい。

少子化が進み、産後うつの重大性が広く認知され『母だけでなく、家族で育児を』という風潮になりましたが、現場ではまだまだ『子育ては母がするもの』という空気を感じます。
育休中のパパが『育児を手伝うよ』と、言う光景はいまだに見ますし、母が主体的に動かざるを得ない現実は根強い。

そんな頑張りすぎのママには、『固定概念を手放していいんだよ』と、言ってあげたい。
『母はこうあるべき』を捨てて、自由に自分がやりたいようにしましょう。

寝たい時は寝ていいし、部屋の片づけを後回しにしてもいいし、食事はお惣菜に頼ってもいい。ひとりで頑張る必要はないのです。
部屋が散乱していても、お惣菜の食事でも、命に関わることはないのですから。
疲れてできないときは、時間がないときは、助けを求めましょう。
助けを求めることは、決して甘えではありません。

呪縛が解ければ、育児をもっと自由にしたら、ママも前向きになれるのではないでしょうか」

濵脇文子(はまわき ふみこ)

PROFILE)
助産師・保健師・看護師。大阪大学招聘准教授。星薬科大学非常勤講師。総合病院・クリニック・助産院など様々な場所に勤務。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで、数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2024年8月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数184人)
※記事の内容は2024年10月の情報で、現在と異なる場合があります。

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