家計がピンチのときに登場!冷蔵庫の残り物で大満足のみんなのレシピアイデア15
今回のテーマは「節約レシピ」です。「たまひよ」アプリユーザーに聞いたみんなの「節約レシピ」とともに、管理栄養士であり調理師でもある清水加奈子さんに「節約レシピ」をご提案いただきました。
残り野菜の他、もやし、かにかま、おからなどが活躍
最初にアンケート結果から紹介します。
Q:家計がピンチのときによく作る、節約レシピを教えてください。
「もやしと豆苗の炒め物(笑)」(もょん)
「中華春雨。あまりものの野菜をたくさん入れて、かさましする」(きょんぷう)
「うどん、パスタ、焼きそばなどの麺類!細切れ肉などの安い肉を使っても食感が気にならないため」(まめ)
「息子が食べないパンの耳が大量に冷凍してあるので、それを解凍してピザトースト風にしたり、あるもので簡単アヒージョを作ってディップしたり、スープにつけたりして食べてます」(奈っ茶。)
「おからで卯の花やおからケーキ」(りん)
「そぼろ丼、豚丼、餃子の具丼など。丼物に限ります!」(つきせらママ)
「あまりものの具材を蒸して、そのままプレートに全部のせしてドレッシングをかけて食べます。具材そのままでもボリュームが出るし、合わない組み合わせもなく、食卓に出せます!」(りおこ)
「豆腐のかに玉。豆腐を潰して、卵と白だし、かにかまを混ぜてレンチン」(あおまま)
「キャベツ1つあれば、サラダ、焼きもの、炊きものとなんでも作れる!」(すー)
「カップ焼きそばに“白ご飯まぜるだけ”ご飯」(ほんし)
「レトルトカレーにチーズやウインナーなどをトッピング」(あい)
「冷蔵庫の残り物をすべて入れて、スープカレーにしてしまう。カレーのルーも節約したいから、スープカレーにする」(はるはる)
「好きなきのこともやしをレンチンし、中華だしとごま油で適当に和え、白ごまを振りかける」(おもち)
育ち盛りの子どもにもマッチ!たんぱく質たっぷりレシピ
おいしそうなみんなのレシピが集まりましたね。ここからは、料理の専門家が提案する「節約レシピ」をお届けします。
肉と長ねぎと小麦粉だけで十分おいしい!
<フライ(行田フライ)>
【材料】(2枚分)
豚のこま切れ肉…50g ※他の安い豚肉でもOK
長ねぎ…1/4本
小麦粉…80g
水…150ml
油…適量
青のり、中濃ソース、紅ショウガ(あれば)…適量
【作り方】
1.豚肉は大きければ一口大に切る。長ねぎは小口切りにする。小麦粉に水を加えてさっと混ぜ、生地を作る。
2.やや小さめのフライパン(20cmを使用)に油を熱し、1/4量の生地を入れる。
3.生地の上に長ねぎの1/2量を広げ、その上に豚肉の半分を散らす。生地の1/4量を流しかける。返して、上からへらで押し付けながら平らにする。さらに返して焼く。両面に焼き目がついたら出来上がり。
4.同様に、残りの材料でもう1枚焼く。
5.器に盛り、ソースを塗って青のり、紅しょうがをかける。マヨネーズをかけてもOK。
肉なしなのに満足感十分。パンにチーズとともにのせて焼いても、パスタやご飯にかけても!
<高野豆腐チリコンカン風>
【材料】(作りやすい分量)
高野豆腐…2枚(34g)
玉ねぎ…1/2個
にんにく…1片
大豆水煮缶…1缶(150g)
A{トマト缶…1缶(400g)、顆粒コンソメ…小さじ1、塩・こしょう…適量、一味唐辛子(ラー油や七味唐辛子でもOK)…少々}
油(あればオリーブ油)…大さじ1
パセリ(あれば)…少々
【作り方】
1.高野豆腐はぬるま湯で戻して水気を絞り、5㎜角に切る。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
2.鍋にオリーブ油を熱し、高野豆腐、玉ねぎ、にんにくを炒め、Aと大豆水煮缶を加え、強めの弱火で10分ほど煮る。器に盛り、パセリを添える。
※作り置きもOK。冷蔵庫で3〜4日保存できる。
どちらも「節約レシピ」なのに、栄養バランスもよさそうですね!
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)
清水加奈子さん
PROFILE)
管理栄養士/フードコーディネーター。国際中医薬膳師、国際中医師、調理師などの資格も持つ。テレビや雑誌で料理監修を行うほか、薬膳コンシェルジュ協会講師も務める。料理のおいしさ、シズルを伝える調理、盛り付け、食器のセレクトなどのスタイリングだけでなく、カロリー計算されたダイエットレシピの作成・アイディアレシピの提案、中医学に基づいた薬膳レシピの提案、講師などを行う。監修書に『太らない食べ方 新装版』(エイ出版社)他。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2024年12月の情報であり、現在と異なる場合があります。