おばたのお兄さん、1才の息子も体を動かすのが大好き!挫折しても心はいつも前向き。折れない心をはぐくんだ「運動」のハナシ
ものまねタレントやアスリート芸人として活躍中のおばたのお兄さん。実は、中高保健体育教諭免許やキッズコーディネーショントレーナー(NESTA)の有資格者でもあります。そんなおばたのお兄さんに、運動をしていてよかったこと、そして、昨年8月に1才を迎えた息子さんとのかかわりについて聞きました。
試行錯誤する力は運動のおかげで身についた!
運動を続けていると、頭の中で想像した動きと実際の体の動きが結びついていく感覚が持てます。そうやって体の使い方がわかり、思いのままに体を動かせるようになると、どんどん運動が楽しくなるし、失敗しても「じゃあ、次はこうしてみよう!」と試行錯誤することも楽しく感じられるようになるんです。
運動することは、運動能力を伸ばしてくれただけでなく、僕自身の考える力や挫折しても簡単にはあきらめない力も同時に伸ばしてくれたと感じています。
僕の母は新体操をやっていて、母に教わりながら小学2年生のときにバク転を習得しました。最初は布団の上で練習していたのですが、屋外で練習するときは落ち葉をたくさんかき集めて、布団代わりにしたことも。自分で考えて工夫する力は、運動以外の場面でもすごく役立っています。
結果よりも挑戦した勇気をほめてあげたい
運動することは、挑戦することでもあります。だから、たくさん運動すれば、たくさん挑戦できるし、挑戦することが習慣になる。よく「ほめて伸ばす」と言いますが、僕は息子が何か挑戦したことに対して、できた・できなかったの結果ではなく、挑戦したこと自体を「よく頑張ったね」「挑戦してえらいね」とほめるように意識しています。
頑張って行動したことを親にほめてもらえたら、きっと子どもの自信にもつながっていくと思うんです。僕もそうでしたから。
とくに自然の中での運動は学びがいっぱい
生まれ育った新潟県魚沼市は自然が豊かなところで、冬はよく雪遊びをして過ごしていましたね。同じ雪でもふわふわした雪と重い雪があること、葉っぱには赤、黄、緑といろんな色があることなど、自然の中には気づきがたくさんありました。
息子にも、運動しながらそういった四季の変化や喜びを感じてもらいたいです。危ないものを触ろうとしたときはもちろん制止しますが、葉っぱとか土とか、息子が触りたがるものは自由に触らせています。
運動をするときの大人のかかわり方の基本でもあるのですが、「〜したい」という気持ちを尊重し、できるだけ親が子どもの動きを制限しないことを心がけています。
☆息子くんのプライベートショット
体を動かすのが大好きな息子(1才4カ月)。最近、キャッチボールができるようになりました。松ぼっくりも子どもにとっては遊び道具。拾ったり投げたりするのでを楽しんでいる様子です。でんぐり返りも、一人でどんどんやっちゃいます
バク転や高い開脚ジャンプなど、次々と披露するおばたのお兄さんに、撮影スタッフからは歓声と拍手が。専門家として、「運動は子どもの好奇心を引き出し、運動神経にいい刺激を与えてくれる」「1~3才ごろの子どもの運動にはママ・パパのかかわりが必須で、自然と親子の心を通わせられるようになる」ともお話してくれました。「後期のひよこクラブ春号」別冊第2付録「1才・2才・3才 の子育てどうなる?どうする?BOOK」では、そんなおばたのお兄さんがレクチャーする年齢別の親子エクササイズも紹介しています。ぜひご覧ください!
●おばたのお兄さんPROFILE
1988年、新潟県生まれ。小栗旬さんのものまねで一躍脚光を浴び、ものまねタレント、アスリート芸人として活躍するほか、舞台『千と千尋の神隠し』、ミュージカル『トッツィー』などにも出演。プライベートでは2018年にフジテレビアナウンサーの山﨑夕貴さんと結婚。23年8月には長男が誕生し、おばたのお兄さんからおばたの“お父さん”に。
ウインドウジャケット1万8700円、ジョガーパンツ8800円(以上XEXYMIX JAPAN https://www.xexymix.jp)
※上記にないものはすべてスタイリスト私物
※この記事に掲載した価格は、すべて税込表示です。
撮影/藤原 宏[Pygmy Company] スタイリング/殿村美咲 ヘア&メイク/浅野加奈 構成・文/高本亜紀、ひよこクラブ編集部
参考/『後期のひよこクラブ』2025年春号別冊第2付録「おばたのお兄さんと一緒に、親子エクササイズデビュー」特集
『後期のひよこクラブ』2025年春号には、1~3才の育児で気になる「イヤイヤ」「トイトレ」「親子で楽しむエクササイズ」などの特集が読める、「1才・2才・3才の子育てどうなる?どうする?BOOK」がついています。
●掲載している情報は2025年1月現在のものです。