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親戚・友人の子に卒業・入学祝いはあげる?金額の相場は?もらった場合、お返しは必要?【FPに聞く】

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お祝いのお金を用意する
rai/gettyimages

今回のテーマは、親戚や友人の子どもへのお祝いについてです。「たまひよ」アプリユーザーに聞いた意見とともに、ファイナンシャルプランナーの曽田照子さんさんにアドバイスをいただきました。

「全員にあげたら10万円超え」という声も…

最初にみんなの声から紹介します。

「甥っ子、姪っ子、同族会社のいとこの子どもに1万円くらい」(ゆうまま)

「甥っ子に出産祝いとお年玉と誕生日を。高校の“いつめん”の子どもには、生まれるたびに5000円分のお祝いを」(さー)

「仲の良い友人の子どもに5000円程度の入学祝いを送りました」(シロクマ)

「高校・大学へ進学の甥っ子・姪っ子へ3万円の現金を包んでいます。中学生への入学祝いは、最新型の電子辞書を贈っています」(じゅた)

「お祝いをあげるのは、よく会う姪っ子・甥っ子まで。金額は1万円」(4兄弟ママ)

「姪っ子に小学校入学祝いで1万円あげる予定」(くるりん)

「姉は裕福な環境だしお金は喜ばないかな…と思い、代わりに子どもが喜びそうな物を渡すようにしています」(あーと)

「甥っ子に就職祝いを渡した」(なつ)

「あげない」(うさぎまる)

「姪っ子や甥っ子ができたらその都度、お祝いはあげたいです。金額はその時に応じてにします」(ちゃんこ)

「家族間でなしにすることを話しあった」(はち)

「入学、出産祝いは渡している。自分の時にももらうかもしれないので…」(るるる)

「あげない。全員にあげていたら10万円越えになるほど人数がいるから」(はな)

祝いたい気持ちを相手に伝えることが大事

親戚づきあいや友だちとの関係性にもよると思うので、むずかしいですね。もし目安などがあればぜひ知っておきたいところです。そこで、ファイナンシャルプランナーの曽田照子さんに親戚や友人の子どもへのお祝いについて聞いてみました。

「卒業・入学祝いには、これという決まりごとがないため、どうしたらよいのか悩む方も多いようです。
多くの人が3月に卒業して4月に入学しますから、卒業祝いと入学祝いが重なります。進路が決まっていないなどの理由がない限り、新しい門出であり準備にお金がかかる『入学祝い』(または『就職祝い』)とすることが多いようです。

贈る範囲は、自分や配偶者のきょうだいの子、親しい友人の子など、これからもつきあいが続く相手や、自分の子ももらった、またはもらう可能性がある間柄です。

現金でお祝いを贈る場合の相場は、年齢が上がるごとに金額がアップします。
甥や姪など親族の場合、入園・小学校入学は5000円から1万円、中学校・高校入学は1~3万円、大学・専門学校入学、就職祝いは2万円以上というのが相場のようです。

友人や知人の子のお祝いは、それぞれ上記の半額程度で考えるといいでしょう。
あらかじめ分かっている出費なので、家計の中で予算を立てておくことをおすすめします。

金額はあくまでも相場なので、できれば大人同士で『贈るか贈らないか』『贈る場合はいくらにするか』の話しあいをしておければベストですね。
話しあってお祝いのやり取りをしないと決めた場合、メッセージカードや手紙などで祝福や応援の気持ちを伝えるのもいいでしょう。

プレゼントを贈る場合、お祝いの相場の範囲内で、新生活で役立ててもらえるものという基準で選びましょう。定番は文房具や文具券、図書カード、カタログギフトなどです。
本人や親から欲しいもののリクエストがあれば、それに応えるのもいいですね。

入学祝いを渡す時期は、必ず合格発表が終わってからにします。合格発表後、入学準備で制服や学用品などを購入する時期に渡せたらいいのですが、多少遅れて入学後になったとしても失礼にあたるわけではありません。
ちなみに卒業・入学祝いは内祝い(お祝いのお返し)はしないのが一般的です。

いずれにしても『祝いたい気持ち』が相手に伝わることが大切です。現金でもプレゼントでも、親同士の親しさ、家庭の事情などを考慮して、相手に気を使わせないよう配慮しましょう」(曽田照子さん)

お祝いの目安は参考にしたいですね。我が家は兄夫婦から「なしにしよう」と言われて楽だったものの、お祝いしたい気持ちはあったので少しの寂しさもありました。それぞれの家庭にとっての“ちょうどいい”が見つけられるといいですね。
(取材・文/橋本真理子、たまひよONLINE編集部)

曽田照子さん

曽田照子さん

PROFILE)
ライター・エディター、ファイナンシャルプランナー。3人の娘の母。自身のライフプランに役立てるためにファイナンシャルプランナー資格を取得。子どもの金銭教育、教育資金、奨学金などにくわしい。著書に『「決定版 ママ、言わないで!子どもが自信を失う言葉66』(学研プラス)ほか。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年1月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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