お誕生日を数倍盛り上げる!フォトジェニックな小道具と撮影のコツ
子どもにとって、そして何よりママ・パパにとって、大切な1日である子どものお誕生日。パーティを盛り上げるのはもちろん、写真にしたときにかわいく"盛れる"小道具はお誕生日に欠かせません。
写真スタジオのようなカットが撮れる小道具と撮影のコツを、たくさんのバースデイフォトを撮影している『たまひよの写真スタジオ』豊洲店・店長の渡邉祐二さんに聞きました。
ガーランドやバルーン、ブロック……にぎやか小道具でテンションUP♪
――記念に残るお誕生日写真ですが、写真映えする小道具はなんですか?
「まずはガーランドです。お誕生日なら『HAPPY BIRTHDAY』という文字入りがいいですね。お誕生日向けのガーランドはたくさん売っていますが、手作りもできるので、好きな色や形で作るのもオススメです。文字入りだけでなく、色違いのフリンジを作ってガーランドにするのも個性的ですよ」。
――ほかにはよく使う小道具は?
「バルーンも人気です。シンプルな丸いものもかわいいですが、数字やアルファベットのバルーンもはずせません。年齢は数字で、アルファベットでお名前を。パーティ空間としてはサイズの大きいものがほしくなりますが、写真を撮るならコンパクトなほうがフレームにおさめやすいです。数字やアルファベットは、ブロックやクッションを使うのも変化が出ます。1才なら、おすわりやたっちしている隣に『1ST』や『ONE』のブロックやクッションを置いて撮影します」。
――最近はやっているのは、吹き出しやヒゲなどの紙モチーフに棒がついたプロップスですよね。
「プロップスはいろんなバリエーションがあるので、個性が出ますね。バラエティショップにもたくさん売っていますが、インターネットで無料素材もあります。お気に入りをプリントして、子どもが持ちやすい安全なペーパーストローに貼って、オリジナルプロップスを作ってみるのもオススメです。子どもが持ちたがらないときは、横からママがプロップスを入れ込んだ構図もかわいいですよ」。
――衣装や帽子などでも工夫できますよね。
「アイロンで簡単につけられる数字ワッペンをTシャツにつけてもいいですね。また帽子を嫌がらない子なら王冠型のハット、女の子なら花冠も素敵です」。
自慢したくなるお誕生日写真は、こだわりのアングルがカギ!
――『HAPPY BIRTHDAY』のガーランドは全部入れて撮影するのは意外と難しいですが、どうしたら子どもとガーランドをうまく撮れますか?
「『HAPPY BIRTHDAY』が2列になったものが撮りやすいです。ガーランドは、お子さまが立ったりすわったりしたときに、頭1個分上になるように貼ってください。
じっとできない年齢のお子さまの場合、新しいおもちゃを目の前に持っていきます。おもちゃに興味をもって動きが止まり、目線がカメラにくるようになります。
そしてタテ位置で撮影しましょう。ガーランドが1列で長い場合は横位置でもいいですが、タテのほうがスタジオで撮ったような雰囲気のある写真になります」。
――撮影するときのコツは?
「お子さまと会話をしながら撮ることです。じっとできなかったとしても、おもちゃで遊んでいるところも撮影します。真剣な表情が撮れるので、そのときならではの一瞬が残せますよ。
遊んでいるときは下を向いているので、ローアングルで撮ってください。ママは寝そべって、お子さまのお顔とおもちゃが入るように撮ります」。
――目線ありの写真を撮るときは?
「お話しながら撮っていき、お子さまの気分がのってきたら、手にしているおもちゃを『ちょうだい』と言って受け取りましょう。そのまま、目線をカメラに向かわせて撮影します」。
ちょっとしたコツで、プロのような素敵な写真が撮れます。かわいい小道具に囲まれると、子どもの目も輝きますよね。表情豊かな、思い出の写真をいっぱい残してあげましょう。
『たまひよの写真スタジオ』では、お誕生日にオススメの「バースデイアルバム」という「たまひよオリジナルフォトブック」も人気。詳しくはたまひよの写真スタジオ公式サイトをチェック!
『たまひよの写真スタジオ』の「たまひよオリジナルフォトブック」
(取材・文/木村美穂)
【今回教えてくれたのはこの方!】
渡邉祐二さん
『たまひよの写真スタジオ』豊洲店・店長兼スーパーバイザー、カメラマンでもある渡邉さん。急に寝転がったり、すぐに起きて上から撮ったりと、赤ちゃんの動きに合わせた臨機応変な撮影で、ベストショットを逃しません。
たまひよの写真スタジオ公式サイトはこちら
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。