【最終回】鈴木ちなみ、子ども2人と過ごすシンガポールの週末は、ゆったり朝ごはんのスタートから、お出かけ、プールとあわただしく過ぎていきます
こんにちは!シンガポールで1歳と3歳の子どもと生活している鈴木ちなみです。こちらのたまひよオンラインでは海外での子育てで感じたことを綴ってきましたが、この連載もいよいよ最終回。
今回はわが家の週末のタイムスケジュールをご紹介します。子どもが2人いる週末は正直バタバタ。遠くにお出かけすることもありますが、近場のお出かけスポットをうまく利用して過ごしています。
朝の起床は、下の子と一緒に
朝の起床は7:00。これは目覚ましをかけている訳ではなく、下の子に起こしてもらっています。(笑)
なるべく長く寝たいな〜と思っても、子どもが起きてしまったら1日がスタート。下の子とキッチンへ行き、朝食の準備に取り掛かります。子どもにごはんを食べさせながら準備を進めるので、完成するのは7:30ごろ。上の子を起こして、ゆっくりとした朝のスタートです。
平日は子どもをなるべく早く保育園に送り届けるように急ぎますが、週末は朝もゆったりモード。みんなが朝食を食べ終わるのが8:15なのでそこから片づけ・出かける準備。
自分の準備をしたくてもオムツを替えたり着替えさせたり、遊びの要望に答えているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
9:30に準備が整ったところでいざ出発!子どもと出かけるときはリュックがマストになってきます。水筒、おむつ、カトラリー、タオル、ウエットシートなど、とにかく荷物がたくさん。動物園などずっと外にいる場合は水筒を1人1つの計4本入れて行くのでそれだけでずっしりと重くなってしまいます。
おでかけ→お昼ごはん→そしてお昼寝…
お出かけするときはバスや電車など公共交通機関を利用することが多いです。上の子に「今日は電車にする?バスにする?」と希望を聞いて出かけることもあったり。
そして目的地が決まっているときは、まずその周辺で公園を探します。シンガポールのHDBと呼ばれる公営団地には必ず公園がついていたり、街の中を探すと小さな公園があるので、そういった場所で子どもを遊ばせます。先日もコーヒー豆を買いに行ったときに、まわりにとくに目ぼしいものはありませんでしたがHDBの公園が近くにあったので、そこで子どもたちを遊ばせてから、大人の用事につき合ってもらうという感じで。大人も子どもも満たされるお出かけ先を選ぶことが多いですね。
週末は、お昼ごはんを外で食べてから帰宅します。
上の子もいろいろなものが食べられるようになってきているし、下の子も自分でごはんが食べられるようになってきたので外食も楽になりました。
家に帰ると、子どもたちのお昼寝の時間が待っています。下の子は帰り道で寝てしまい家に着くころにはひと眠りしたあとなので、スッキリ起きてしまうこともしばしば。できれば2人同じタイミングで寝てほしいところですが、それぞれのペースがあるので難しいところです。
下の子がしっかり寝てくれたときに限って上の子が「お昼寝いやだ〜、遊びたい〜」と寝てくれないこともあります。上の子は1人遊びもしてくれるので「お母さん、すっごい眠いからちょっとだけ寝るね」と言ってリビングでゴロンと横になり、寝てしまうこともあります。平日と違って週末は私のお昼寝がマストです。
プール、夕食、就寝…あわただしいけれど幸せな週末
お昼寝から起きるとおやつを食べて、天気が悪くない限り住んでいるコンドミニアムに付いているプールに向かいます。
子どもたちは2人ともプールが大好きなので、遠くにお出かけしなくても遊べる場所があるのがありがたいです。下の子も生後半年ごろからプールに入れているので、水を怖がる様子もなく楽しんでいます。月齢が浅いころは下の子を早めにプールから引き上げて、それぞれのバランスを見ながら時間を過ごしていましたが、最近は長く楽しめるようになってきて、プールの時間もとても楽しそうです。
プールから出るとそのままシャワーを浴びて、私は夕食の準備に取り掛かります。
夕食を食べたあとは、絵本を読んだり、子どもたちといっぱい遊ぶ時間。ここから寝るまであわただしく時間を過ごしますが、子どもがスヤスヤ寝ている顔を見ると「楽しい週末だったな〜」と思うことができます。
本当に週末はバタバタと過ぎてしまうので、親の体力勝負!といった感じがします。
ご愛読ありがとうございました
そして今回をもちまして、私のたまひよオンラインでの連載は最後となります。
最初のころの記事を見返すと「不安いっぱいだったな〜」「頑張っていたな」と自分でも振り返ることができます。
日本に住む友だちやシンガポールに住んでいる方から「記事を見たよ!」「保育園選びが参考になりました!」などメッセージをいただいたときはとてもうれしかったです。
毎回読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
まだまだ私たち家族のシンガポール生活は続きます。
これからもたくましく、海外生活を楽しんでいきたいです。
今月のちなみセレクション
ちなみさんの最近のお気に入り♪を紹介します!
【お気に入り①】
今年の保育園のイベントではライオンダンスで使うライオンや楽器を実際に触れたり、クラフト制作のアクティビティもありました。また旧正月に関わるお菓子も持ち寄ったため、子どもは色んなお菓子を食べていました。
【お気に入り②】
お友だちに誘ってもらい、シンガポールで初めてクルージングにお出かけ。波の穏やかな沖に停泊して、SUPを楽しみました。ちょうど潮が引いていて小さな島が出現したので、子どもと上陸したのがいい思い出です。
文・写真/鈴木ちなみ 構成/たまひよONLINE編集部
●記事の内容は2025年2月の情報で、現在と異なる場合があります。
編集部より:鈴木ちなみさんの連載は今回が最終回となります。ご愛読いただきありがとうございました。
鈴木ちなみ(すずき ちなみ)
©花盛友里
PROFILE
1989年生まれ。2008年モデルデビューし、ファッション雑誌「with」の専属モデルに。フジテレビ『めざましどようび』のリポーターをはじめ、テレビ番組やCM、映画などに出演。20年に結婚。21年に第1子、23年に第2子を出産。