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「真剣に関わってるとイライラもするよね」授乳でイラッとした時に夫がかけてくれた言葉『ふうふう子育て #41』

更新

夜泣き対応中にイライラに陥った夫に交代を申し出るも、意固地に断られ、きつい言葉をかけそうになった青鹿さん。でも以前、自分が授乳中にイラッとした時、夫がかけてくれた救いの言葉を思い出して……。


「赤ちゃんに大声あげるなんて親失格だ」と思った……けど













「なんで!」と強い言葉をかけた経験

ある日、夜泣き対応でイライラしてしまっている夫を見て、以前の私を思い出しました。

それは新生児期の授乳時のこと。私はおっぱいを飲んでくれない娘・ふーみんに「なんで!」と強い言葉をかけてしまったことがあるんです。

その声を聞きつけて、部屋に飛び込んできた夫の表情はとても硬く、私は瞬時に頭が冷えました。か弱い赤ちゃんに強い言葉をかけたことによる強い罪悪感と後悔、「夫に責められるのではないか?」という恐怖、「でも必死で頑張っているし責められたくない」という自己弁護のような気持ちでいっぱいになって、慌ててしまいました。

夫は「ちょっと離れたほうがいい。僕がやっておくよ」と冷静に声をかけてくれたのに、私は親失格と言われた気持ちになり「大丈夫」と取り繕おうとしたんです。でも、続けて夫にこう言われました。

「真剣に関わっているからイライラもするよね」

「親失格」とか「ひとでなし」といった責める言葉でなく、日々のお世話を認めたうえで、イライラしていることを、起こっている事実だけを確認させてくれました。

「イライラすることはある。イライラしてはいけないのではなく、イライラしてしまった後にどう行動するかが大切なんじゃないかな?」

この言葉で、私は娘のために今は離れたほうがいいと思い、気分転換をしてスッキリしてから、また娘にやさしく接することができました。

少し席を外しふーみんから距離と時間をとったことで頭がクリアになり、大きな声を出してしまったことなどを素直に反省でき、次に同じ間違いを起こさないためにはどうしたらいいか、どうしたいのかを考えることもできたんです。(続く)

(編集協力:大西まお)

『青鹿ユウの夫婦でふうふう子育て』をすべて読む

漫画家 青鹿ユウさんのプロフィール

漫画家。夫と娘と猫と暮らしている。自分の経験、専門家から学んだことを「気軽に楽しく読めて、ちょっとためになる」漫画にしたいと思っている。著書に『今日から第二の患者さん』(小学館)、共著書に『子どものアトピー性皮膚炎のケア』、『ほむほむ先生のアレルギー教室』がある。

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http://aoshikayu.com/

※この記事は、過去に「マイナビ子育て」に掲載されたものです。

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