家事のプロが実践!簡単・すぐできる窓まわりのお掃除と紫外線対策
ようやく寒さから解放され、温かい季節が間近に迫ってきました。
ただ暖かい季節が近づくと気になってくるのが花粉症、そして紫外線ではないでしょうか。
すぐにできて、ぜひ実践してほしい、窓まわりのお掃除と紫外線に焦点を当てた対策を二児の子どもたちを育ててきた経験もある家事のプロがお伝えします。
赤ちゃんの大事な肌を守るため、家の中の紫外線対策も忘れずに
暖かい春の陽気を感じる時期が近づいてまいりました。
この時期、紫外線対策を外出する時は気を付けていても、お部屋の中で過ごしている時は油断していませんか?
紫外線は窓越しでも侵入してくるため、お部屋の中にいるときも注意が必要です。
暖かくなってきたら、窓際での日なたぼっこも気持ちがいいですよね。でも窓に近づくほど、紫外線量は多くなります。
デリケートな赤ちゃんの肌を守るために窓際の紫外線対策を忘れずに実施しましょう。
未対策なら、紫外線防止カーテンの交換だけでも検討
まず、ご家庭でできることとして紫外線防止カーテンに交換する、または紫外線防止フィルムを貼るという対策法があります。紫外線カットコーティングや紫外線カット窓ガラスに交換するという方法もありますが、業者に依頼する必要があり費用もかかります。一番手頃な対策は、やはり紫外線防止カーテンに交換する方法と言えそうです。
紫外線対策の第一歩は窓掃除から
どちらにしても、まずは窓をきれいにしましょう。
小さいお子さんの子育て中は家事と育児で時間に追われ、窓掃除は後回しになっているご家庭が多いのではないでしょうか?お子さんのお昼寝中など短時間で簡単にきれいにする方法をご紹介します。
窓は基本水拭きできれいになります。
固く絞ったクロスで、ポイントは「コの字拭き」で上から下へ拭くことです。その後、乾拭きをして終了です。
新聞紙を再利用してより窓をきれいに
手垢などが気になるようなら新聞紙を活用してみて下さい。新聞紙を丸めて濡らしたら全体を拭きます。その後、乾いた新聞紙を丸めて乾拭きします。
新聞紙は使用後、捨てるだけなのでクロスを使うより手間が省けるうえ、インクにはくもり止めやツヤだしの効果もあり、おすすめです。
同じタイミングで内側、外側を同時に拭いていきます。もし同時にできない場合は内側、外側の2回に分けて行います。その場合、内側から始めると外側の汚れで拭きムラが確認しづらくなりますので、必ず外側を先にきれいにしましょう。
窓がきれいになったら、紫外線防止カーテンに交換して完了です。
ただせっかく掃除して窓をきれいにできたのなら、紫外線防止フィルムを貼るところまで挑戦してみるのもいいですね。
カーテンは年2回のお洗濯でメンテナンス
カーテンは洗濯機OKの表示があるものは年2回を目安に洗濯しましょう。
そのうちの1回は、梅雨に入る前の5月頃か、結露などからカビの繁殖が落ち着く7月頃がオススメです。
また厚手のカーテンは濡れている時間が長いとカビの原因になりますので、お天気のいい日を選びましょう。
埃やハウスダストが原因で、繊維の奥に雑菌やカビなどニオイの元が蓄積しています。大きめのネットを使い、つけ置き洗いするとしっかり汚れを落とすことができます。
洗濯できない場合は除菌・消臭スプレーを利用して、きれいな状態を保ち、年に1回、もしくは汚れが目立ちはじめたら、早めにクリーニングにだしましょう。
窓がきれいになると、お部屋の中に入ってくる日差しも一層明るく感じることができて、赤ちゃんだけでなく、ママ・パパにとっても快適で気持ちのよい時間が過ごせますよ。
PROFILE
西田 美保
アクティア株式会社が提供する家事代行サービス「カジタク」に所属。年間約500件のお客さま宅で、定期家事代行サービスを提供。現場で培った家事代行・整理収納サービスの経験を活かし、新人教育・研修トレーナーも担当。プライベートでは二児の母親として、自身の妊娠時、育児中には「たまごクラブ」「ひよこクラブ」を愛読。当時はまだネット情報も少なく、非常に重宝させてもらった経験がある。得意な家事は「ついで掃除」。時短も意識し、公私ともに「ゆとりある生活スタイル」を心がけている。