面倒な食器洗い、「毎食後派?」それとも「まとめて派?」食器洗いのタイミングと時短方法
食べ終わってホッとひと息つく暇もなく、やらねばならない食器洗い。食器洗いのタイミングについて「たまひよ」アプリユーザーに調査するとともに、食器洗いについてナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに聞いてみました。
我が家の食器洗いのタイミング
まず、みんなのアンケート結果を紹介するとともに、洗うタイミングとその理由を聞いてみました。
Q:食器洗いは毎食後していますか?
毎食後、洗う 68.2%
まとめて洗う 26.9%
その他 4.9%
◾️料理をしながら
「料理の途中で洗う! 火を先に通して皿に移す、食べる時に温めるだけにしてフライパンは洗ってしまいます」(みぃ)
◾️まとめて&食洗機
「子どもが視界から(私が)遠ざかっただけでぐずる時は、毎食後に洗うのを諦めて昼寝とかの時にまとめて洗っています。夕食後は一番洗い物が多いので食洗機も活用しています」(ぽん)
◾️余裕がない!
「食後に毎回洗う余裕などない!笑」(はねこ)
◾️子どもや自分のタイミング
「子どもが寝ているタイミングや、自分がやる気が出たタイミングにストレスなくやりたいから、毎食後に洗わなきゃ!と思わないようにしています。今はないけれど、家を建てたら食洗機で時短したい!」(まる)
◾️洗い物を少なくする工夫
「洗い物を減らすためにフライパンを使う時は、専用のアルミホイルをひいたり、ボウルではなくビニール袋を使って食材を混ぜたりするようにしています」(むーママ)
◾️子どもの食器以外はまとめて
「子どもの食器は優先的にやることもありますが、性格上ちょこちょこやるのが苦手なので、ある程度まとまったら洗うようにしています。大人と子どもの洗うスポンジを分けているので、ちょこちょこ洗いが面倒です」(とーます)
◾️つけおきでまとめ洗い
「子どもが寝るタイミングとかぶることが多いので、起きている時にまとめて洗っています。手抜きかはわかりませんが、食器をさげた時に水やお湯を入れてふやかして洗いやすくしています」(イバラ)
◾️夕飯時に少しずつ洗う
「朝ごはん、昼ごはんはそんなに洗うものが多くないので、シンクで水につけておいてまとめて洗っています。夕ごはんの料理の途中で煮込みを待っている時間などに少しずつ洗って総量を減らし、『こんなにたくさん洗わなきゃいけない…!』と思わなくて済むように気持ちを楽にしています。食洗機も積極的に使って手抜きしています」(まる
)
◾️その都度スッキリ!
「たまると嫌になるし、食べたあとの食器や調理器具があるシンクで、哺乳瓶など赤ちゃんのものを洗いたくないから、都度スッキリさせています」(のん)
◾️1個10秒で終わるのでためない
「ためてしまうと食器洗いの時間が長くなって億劫になってしまうので、コップ一つでも溜めないようにしています。1個なら10秒で終わるんで!夕食後など一気に食器が出るときにはとにかく食洗機に頼っています!」(なーちゃん)
食器洗いのタイミングの正解ってあるの?食器洗いの注意点とは…
ここでは、本橋ひろえさんに洗うタイミングの理由と、時短になる食器洗いのポイントを教えてもらいました。
「今日は疲れたから次の日まとめて洗ったり、寝落ちして食器がつけおきしたままだったり、ということはあります。
けれども毎食後の洗い物の手間や時短には、できるだけその都度洗う、もしくは食洗機があるなら活用したほうがいいですね。
理由は、夏は汚れや食べ残しが水に濡れた状態だと雑菌が繁殖し腐敗スピードが早く、ニオイの原因になるから。お鍋に残ったカレーの汚れなどは、温度が20度で腐敗が始まると言われるほどです。特に秋口くらいまでは、食中毒の原因になることもあるので注意が必要です。
また、つけおきしておくと、かえって洗う手間と時間が増えてしまう原因になることも。
というのは、洗い物の中には、水切りした野菜を入れたザルや、切った果物を乗せたお皿など、洗剤でしっかり洗わなくてもいいものがあります。これら汚れの少ないものと、油汚れのついた食器を一緒につけおきしてしまうと、油汚れが他の食器についてしまうため、洗う手間を増やしてしまいます。
もし、つけおきするなら、フライパンや鍋などは調理しながら洗い、できるだけシンクには何もない状態にして、汚れの少ないものと油汚れの食器は分けておきましょう。
洗う時は、大きいお皿を一番下にして、中くらいのお皿、小さいお皿とピラミッド上に積み上げ、小さいものから洗っていくと効率よく洗うことができます。
食材の保存でよく活用する保存容器は、プラスチックよりガラス容器のほうがおすすめです。プラスチックなどは油汚れがつきやすく、汚れが落ちにくいからです。洗う手間を考えるとガラス容器のほうがお手入れは断然ラクになります。
洗う前のポイントは、こびりつきが多いカレーやミートソースなどの食器や鍋などは、あらかじめスクレーパーで拭っておくといいですね。私は、通販の商品が包まれている紙の緩衝材をキッチンに常備していて、スクレーパーを使った後は、スクレーパーでその紙の緩衝材に汚れを移してから洗っています。あらかじめこびりつきや油汚れを拭っておくと、洗い物の時短になるだけでなく、排水口の掃除の手間を減らすことができます。
食器洗いで注意したいのが、洗剤の使いすぎです。人はすすぎ残しなど5、6年で、洗剤1本分くらい飲んでいると言われています。スポンジに1、2滴洗剤を垂らしよく泡立てておけば、それだけで食器は十分洗うことができます。泡立ちが悪くなった時、洗剤を足すだけで十分です。洗った後は、食器はお湯や水でしっかりよくすすぎましょう。
洗剤の使いすぎは、環境問題に影響を及ぼすだけでなく、手指の湿疹や手荒れなどの原因になることがあります。また、スポンジに残った洗剤や食べかすは、雑菌の温床になりやすいので注意が必要です。スポンジは泡立ちもよく、すぐ乾き清潔に保つことができるメッシュタイプがおすすめです」(本橋ひろえさん)
食器はその都度洗いたいけれど、なかなか大変なことも。すぐ洗えない時は、洗いものを増やさない工夫も大事ですね。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2025年5月の情報で、現在と異なる場合があります
本橋ひろえさん
PROFILE)
北里大学 衛生学部化学科卒業後化学薬品会社で合成洗剤の製造を担当。2006年より、東京を中心に各地でナチュラクリーニング講師として、東京を中心に全国各地で講演するほか、テレビや雑誌などでも活躍している。ナチュラルクリーニングとは、環境&手肌に優しい、安心安全、手抜きができて楽チン&楽しい、きちんと洗えたキレイな服を着ること。著書に『やることの「見える化」で掃除をラクにする方法』『ナチュラルおせんたく大全』のほか、最新刊『ナチュラルおせんたく入門』(主婦の友社)など多数。


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