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「水切りかご」を使ってる?なくても大丈夫!? 清潔に保つためには週に何回洗えばいい?

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

あなたはキッチンで食器洗い用の水切りかごを使っていますか?食器洗い乾燥機を使っている家庭が増え、水切りかごの存在は薄くなってきたという話も聞くようになりました。
そこで「たまひよ」アプリユーザーに水切りかごについてアンケートするとともに、水切りかごのお手入れ方法について、ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに教えてもらいました。

水切りかごを使ってる?使ってない?その理由とは…

まず、アンケート結果とともにそれぞれの理由を聞いてみました。

Q:食器を洗った後、食器を入れておく「水切りかご」は、使っていますか?

使っている…57.4%
使っていない…39%
その他…3.6%


◾️食洗機で洗えないものを乾燥
「食洗機と併用しています。鍋などの大物、食洗機で洗えないものはここで乾燥させます」(まめ)

◾️拭くのが面倒
「洗った食器を布巾で拭くのが面倒。それに布巾が衛生的ではない気がするから、基本は水切りかごに入れて自然乾燥です」(みーちゃん)

◾️邪魔にならない水切りを活用
「使わないときは巻いて収納できる水切りを常にシンクに設置。その上にシンク下収納に使うラックを置いて二階建て構造にしています。片付けられない水切りは邪魔で、片付けるのも面倒なので常に設置しておいても邪魔にならないものを使用しています」(あおあお)

◾️ヌメリとニオイ
「ヌメリとニオイが気になってやめました」(つきせらママ)

◾️食洗機を2台使い
「食洗機を2台使っていて、1台は食洗機でも乾ききらなかった食器を置く場所として使っています。今後、子どもたちの離乳食が始まったら2台ともフル活用すると思うので、乾かす場所に悩んでいます」(えーさん)

◾️食洗機を導入
「水切りかごは場所を取るのでマットにしました。食洗機も導入したのでカゴは使わなくなりました」(まい)

◾️水切りカゴのほうが効率的
「効率がいいから水切りかごを使っています。1人でやるには、食器を一つずつ洗う→拭くをするより、一括で食器洗い→食器拭き→片付けをした方が早いです。パートナーが協力してくれる場合は、洗いと並行して皿拭きをしてもらっています」(ぽんた)

◾️マットに変更
「水切りかごのヌメリや黒い汚れを洗うのが面倒くさくなったので、マットだけに変えました」(mari)

◾️子ども用に
「食洗機に入れられない物や、子どもの消毒した食器などを乾かしてます」(もこもこ)

水切りかごは、冬は週に1回、夏は週に2回を目安にお手入れを

ここでは水切りかごのお手入れの頻度とお手入れの注意ポイントについて、本橋ひろえさんにアドバイスしてもらいました。

「水切りかごは清潔に保つのが難しいアイテムです。理由は、お手入れを怠るとすぐに水アカやヌメリが発生してしまうからです。

食器についた水や洗い残しが、かごの継ぎ目や水受けトレーなどにたまると、黒ずみや白いまだら模様の汚れがあらわれ、それを放置すると雑菌が繁殖しやすくなります。その雑菌が食器やコップ類に付着すると、食中毒の原因になることもあるので注意が必要です。

ヌメリ汚れは、食器用洗剤で洗い、しっかりすすいでから乾かします。白くガリガリとした水汚れがついている場合は、クエン酸水に浸し20分ほど待ってからこすり洗いしましょう。

水切りかごは、プラスチック製とステンレス製がありますが、プラスチックのカゴのほうが雑菌は繁殖しやすく、ヌメリが発生しやすいデメリットがあります。また、食器のすすぎ残しがあると、プラスチックに付着しやすく落ちにくいので、ステンレスのほうがいいでしょう。
ただ、ステンレスはプラスチックよりも使いやすいものの、カゴの継ぎ目部分は水や水に含まれるカルシウムやマグネシウムがつきやすく、黒ずみや水アカの原因になりやすいということがあります。

冬は1週間に1回、夏は1週間に2回を目安に掃除して、清潔に保ちましょう。

水切りかごを清潔に保つポイントは、水切りかごの食器はそのままにせず、ある程度乾いたら拭いて食器棚に収納し、水切りかごをしっかり乾かすことです。
とはいえ、これは忙しいママやパパにとってけっこう手間がかかる作業です。食器が置きっぱなしだったり、乾く前に使うことになったりの繰り返しになりがちで、しっかり乾かせないということもあるのではないでしょか。
お手入れが難しい場合は、思い切って水切りかごは撤去して、管理しやすいものに変えるのも一つの方法です。例えば、布製のマットやシリコン製のマットがあるので、変えてみてはいかがでしょう。私も水切りかごは手放し、布製のマットに変えましたが全く問題がありません。毎日洗濯できるので、清潔に保つことができオススメです。
シリコン製も便利ですが洗って乾かす手間を考えると、洗濯機に入れてすぐに洗える布製のマットを数枚準備しておくほうがいいと思います」(本橋ひろえさん)

水切りかごを使っていますが、確かに黒ずみやヌメリが気になることも。便利に使っているつもりでも管理が難しい場合は、マットに替えるのもいいかもしれません。
(取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2024年10月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数223人)
※記事の内容は2024年12月の情報で、現在と異なる場合があります。

本橋ひろえさん

PROFILE)
北里大学 衛生学部化学科卒業後化学薬品会社で合成洗剤の製造を担当。2006年より、東京を中心に各地でチュラルクリーニング講師になり、ナチュラクリーニング講師としてテレビや雑誌などで活躍。ナチュラルクリーニングとは、環境&手肌に優しい、安心安全、手抜きができて楽チン&楽しきちんと洗えたキレイな服を着ること。著書に『やることの「見える化」で掃除をラクにする方法』『ナチュラルおせんたく大全』などがある。

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