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【助産師がアドバイス】“夏場の授乳”あるある気がかりQ&A

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夏に低月齢の育児を経験した先輩ママにアンケートを実施。夏の授乳は、どんなことが大変だったのか教えてもらいました。中でも多くのママたちから挙がった三つの“あるあるお悩み”をピックアップ! 保健師・助産師・看護師の中村真奈美先生に対処法を聞きました。

Q. 外出時、授乳ケープを使って授乳したら私も赤ちゃんも汗びっしょり…

A. 保冷剤や冷感アイテムを上手に取り入れて

赤ちゃんと大人の肌が密着する授乳時は、とくに夏は2人とも汗だくに。肌が触れ合う部分に汗取りタオルを敷いたり、保冷剤をタオルなどでくるんで赤ちゃんの背中や首に当てたりするだけでも暑さ対策になります。接触冷感素材の授乳ケープなど、便利なグッズに頼っても。

Q. よく汗をかいていたので、ミルクだけで赤ちゃんの水分はたりているのか気になりました

A. 赤ちゃんの水分補給は母乳・ミルクのみでOK。ママはしっかり水分補給を

離乳食を始める前でも赤ちゃん用の麦茶や湯冷ましは飲めますが、まだ母乳・ミルクからすべての栄養をとる時期。麦茶などを飲みすぎて母乳・ミルクの量が減ることを防ぐため、基本的には水分補給は母乳・ミルクのみでOKです。一方で、とくに母乳育児中のママは、体の水分が失われがち。水分不足は、母乳の出にも影響します。授乳のたびにコップ1杯分の水分(約200mL)をとることを意識して。

Q. 暑い日に人肌の温かいミルクを飲ませたら赤ちゃんがのぼせたりしないか不安でした

A. 暑いからと必要以上にミルクを冷やす必要はありません

赤ちゃんは体温調節機能が未発達です。大人が冷たいと感じるほどのミルクは体を冷やす恐れがあり、胃腸に負担もかかります。夏でもミルクの温度は人肌が基本です。冷蔵庫や保冷剤などで必要以上にミルクを冷やすのは避けましょう。

たくさん汗をかいたり、のどが渇きやすかったりする夏は、赤ちゃんの授乳も「これでいいの?」「こんなときはどうしたら?」と悩みが増えがちです。とくに赤ちゃんは、まだ言葉で意思表示ができないので、ママ・パパは心配ですよね。今年の夏も、全国的に猛暑が予想されています。この記事の解決法を参考に、授乳時間を快適に乗り越えてくださいね!


「初めてのひよこクラブ夏号」の巻頭大特集「母乳・ミルク・混合 夏の授乳がうまくいく入門ガイド」では、母乳・ミルクの量や飲み方の変化の見通し、母乳・ミルクの飲ませ方の基本、授乳のトラブル解消法など、おさえておきたい授乳の基本を紹介しています。ぜひご覧ください!

中村真奈美先生PROFILE

保健師・助産師・看護師。病院勤務を経て、地域で新生児訪問、乳児健診、母乳沐浴訪問に携わる。育良クリニックで母乳外来を担当しながら出張専門助産師として活躍したのち、せるか助産院(東京都港区)を開院。

監修/中村真奈美先生 撮影/中田陽子[マエティコ] スタイリング/殿村美咲 取材・文/高本亜紀、ひよこクラブ編集部 


参考/『初めてのひよこクラブ』2025年夏号「母乳・ミルク・混合 夏の授乳がうまくいく入門ガイド」特集

●掲載している情報は2025年5月現在のものです。

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