【専門家監修】離乳食スタート前に確認したい”赤ちゃんの様子”&あると便利な道具8
赤ちゃんが5,6ケ月になったら、離乳食をスタート! でも、突然思い立って始めていいものではありません。では、どんなことを確認したらいいか。スタート前に確認しておきたいコト、準備しておきたいモノについて、管理栄養士の太田百合子先生に聞きました。
赤ちゃんの様子は要チェック!離乳食開始前に確認したいコトは?
生後5,6ヶ月ごろ、離乳食は1日1回、ゴックンと飲み込む練習から進めます。スタートが早すぎると胃腸に負担をかけ、遅すぎるとそしゃくの発達が遅れることがあるので、始めどきはしっかり見極めることが必要です。始めてOKのサインを参考に判断しましょう。
離乳食を始めてOKのサインはコレ!
☑首がしっかりすわっている
☑授乳のリズムが整っている
☑大人が食べている様子に興味あり
☑唾液の量が増えてくる
☑離乳食用のスプーンを口にあてても嫌がらない
☑支えてあげると座っていられるなど
※上記はあくまで目安。すべてクリアしていなくても、首がしっかりすわっていれば、赤ちゃんの様子を見ながら始められます。
離乳食開始前に用意したいモノは?
離乳食をスタートする前は、あると便利なグッズのチェックも大事!離乳食作りに役立つモノを見ていきましょう。
離乳食作りにあると 便利なモノ
[小鍋]
少量の離乳食を作るときに、大きな鍋だと周囲にこびりついてしまうし、火力も必要。小鍋がおすすめ。
[まな板・包丁]
木製のまな板は表面の傷から雑菌が入りやすいので、プラスチック製がおすすめ。万能包丁で十分。よく研いで使って。
[すり鉢・すりこ木]
すり鉢は直径の小さなものが使いやすくて便利。すりこ木もあわせて用意して。
[こし器・茶こし]
裏ごしする以外に、少量の材料をゆでたり、湯通しするときにも便利。目が粗く丈夫なものを選んで。
[計量カップ・計量スプーン]
計量スプーンは離乳食の少ない量を量るのに便利。計量カップは耐熱ガラス製だと、電子レンジでも使えます。
(小さじ=5㎖ 大さじ=15㎖ 計量カップ200㎖が基本です)
[おろし器]
底にゴムがついていると、すべらずにおろせます。目のこまかいものを選んで。
「うちの子、今日で5ケ月。離乳食始めよっ♪」はNGということがわかりましたね。赤ちゃんの首がしっかりすわっているか、授乳リズムが安定しているかなどをきちんと見た上で、役立つグッズなどの用意も合わせて進めていけるといいですね。(文・ひよこクラブ編集部)
■参考文献:たまひよブックス「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)
初回公開日 2018/05/27
育児中におススメのアプリ
アプリ「まいにちのたまひよ」

妊娠日数・生後日数に合わせて専門家のアドバイスを毎日お届け。同じ出産月のママ同士で情報交換したり、励ましあったりできる「ルーム」や、写真だけでは伝わらない”できごと”を簡単に記録できる「成長きろく」も大人気!
ダウンロード(無料)育児中におススメの本
最新! 初めての育児新百科 (ベネッセ・ムック たまひよブックス たまひよ新百科シリーズ)
大人気「新百科シリーズ」の「育児新百科」がリニューアル!
新生児から3歳まで、月齢別に毎日の赤ちゃんの成長の様子とママ&パパができることを徹底紹介。
毎日のお世話を基本からていねいに解説。
新生児期からのお世話も写真でよくわかる! 月齢別に、体・心の成長とかかわりかたを掲載。
ワンオペおふろの手順など、ママ・パパの「困った!」を具体的なテクで解決。
予防接種や乳幼児健診、事故・けがの予防と対策、病気の受診の目安などもわかりやすく紹介しています。
切り取って使える、「赤ちゃんの月齢別 発育・発達見通し表」つき。