一瞬の表情を永遠に! 写真のプロが伝授する、オシャレなアルバムの作り方
スマホやデジカメで撮った写真は、データのまま保存したままになりがち。見返したり、人に見せるときにはやっぱりプリントした写真が一番! プリント写真は、愛情たっぷりのオリジナルアルバムにして残してあげたいですよね。写真の専門家である『たまひよの写真スタジオ』センター南店店長・山田花絵さんに、オシャレなアルバムの作り方を教えてもらいました。
最初に、アルバムのテーマを決める!
※たまひよの写真スタジオにて撮影
――アルバムを作るうえで、大事なことはなんですか?
「写真をプリントした順に全部ファイリングしてももちろんいいですが、オシャレなものにしたかったら最初にテーマを決めるのがおすすめです。『生後100日記念』や『1才記念』など月齢ごとでもいいですし、『初めての じいじ&ばあばのおうち』のようなイベントごとなど、1つのテーマに絞って作ることです。先にテーマを決めておけば、テーマに合った写真選びやデコレーションができます」。
――テーマを決めたアルバム作りですね。写真選びのポイントは?
「思い切って、最初にアルバムの表紙に使う写真を決めてしまうのがコツです。表紙の写真を決めたら、中の写真選びは雑誌を作る感覚で。アルバム1冊でメリハリが出るように選ぶといいですよ。全部の写真が決め顔ばかりにならないように、そのときどきの成長がわかるような動きのある写真も入れましょう。寝返りの瞬間を連写した写真を並べてもいいですよね。手や足などに寄った写真や、うしろ姿も思い出になります。お子さまの写真だけでなく、そのときに好きだったキャラクターやおもちゃの写真も入れておくと記念になります。
また、ベッドやソファの前など何枚も同じ構図・同じお洋服ばかりならないように選ぶのもポイントです」。
写真を貼ったらまわりをデコレーション! ママのコメントも忘れずに
――プロから見て、アルバムは何枚くらいのものがいいでしょうか?
ページ枚数はお好みですが、テーマごとにアルバムを作るなら、40ページくらいが見ていて楽しいと思います。
また、赤ちゃんの写真をレイアウトするうえで気を付けたいのが目線です。左ページの目線が左向き、右ページの目線が右向きになっていると、見づらくなってしまいます。目線は、右ページも左ページもセンターに向けるか、進行方向側に目線を揃えると、自然な目の動きで見やすくなりますよ」。
――オシャレに仕上げるデコレーションのコツは?
「定番のシールやスタンプだけでなく、マスキングテープを使うと簡単にセンスよく見えます。また、布やリボンを使うと、立体的になってとてもオシャレですよ。麻生地をページ全面に貼って、ボード風にしてもかわいいです。
テーマに合った象徴的なモチーフを、写真の余白やアルバムにデコレーションするといいですよ。手軽なのはシールですが、『初めてのあんよ』だったら靴のイラストをママが描くのもいいですよね」。
――ほかに思い出に残るようなデコレーションはありますか?
「写真だけでなく、手書きメッセージを添えると日記代わりにもなります。そのときの状況やママ・パパの気持ちを書いておけば、成長してからも懐かしく思い出せます。
手書きメッセージは、写真データにはない、アルバムならではのあたたかみですよね」。
まるで雑誌みたい! プロ仕様の品質でフォトブックを作る♪
――デコレーションやレイアウトのセンスに自信がないというママにおすすめなのは?
「シールを貼るのが簡単ですが、意外と配置に悩みますよね。デザインに自信がないなら、マスキングテープが便利です。とくに、モノトーンの柄違いを使えば、無造作に貼ってもいい感じに仕上がります。
写真スタジオでフォトブックを作るのもお手軽です。手間なくフォトブックが作れますし、プリントの品質がプロ仕様なので色あせの心配もありません。お子様が大人になっても、鮮やかなプリントを残してあげられますよ」。
――写真スタジオではどんなフォトブックが作れるんですか?
「写真スタジオでフォトブックを作ると、写真撮影はもちろん、レイアウトも写真集のような素敵なものに仕上がります。『たまひよの写真スタジオ』では、軽くて持ち運びしやすい、雑誌のようなソフトカバータイプも作れます。ほかにも、本の中心に折り目がないフラットなアルバムなど製本仕様が選べます。インテリアとして飾ってもかっこいいですよ。おじい様・おばあ様へのプレゼントとしても喜ばれています」。
子どもの成長や思い出を振り返りながら制作するオリジナルアルバム作り。何年たっても輝く、素敵な思い出が残せます。
『たまひよの写真スタジオ』ではさまざまな「たまひよオリジナルフォトブック」を展開しています。生後6カ月までのお子様には「プリティエンジェル」、お誕生日には「バースデイアルバム」、ママとパパとの写真も入れたいなら「家族アルバム」がおすすめです。それぞれ製本が3種類。一番人気は、高級感があって丈夫なハードカバー製本の「上製本」。すべて42ページ。詳しくはたまひよの写真スタジオ公式サイトをチェック!
(取材・文/木村美穂)
【今回教えてくれたのはこの方!】
山田花絵さん
『たまひよの写真スタジオ』センター南店店長だけでなく、カメラマンとしても日々たくさんの赤ちゃん・ファミリー撮影を担当しています。明るい笑顔で、お子さまの自然な表情をひきだしてくれます。
たまひよの写真スタジオ公式サイトはこちら
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。