「帰省のたびにプレゼント」「義母の朝食がケーキやチョコ」などなど。義実家訪問で微妙に困る&モヤッとエピソード
「たまひよ」アプリユーザーに「義実家への帰省で“耐えられない”レベルではないけれど“微妙に困る”問題はありますか?」と質問。約半数が「ある」と回答。苦笑いレベルから、モヤッとレベルまで、たくさんのエピソードが寄せられました。2児の母であり、子育てアドバイザーの長島ともこさんに聞きました。
Q.義実家への帰省で「耐えられない」レベルではないけれど「微妙に困る」問題はありますか?
ある 52%
ない 46.3%
その他 1.7%
僅差の結果となりました。
たくさんのエピソードが届きましたが、多くは衛生面や食事関係に関する習慣や価値観の違いでした。
これってあるある?衛生面が気になってしまうエピソード
「義実家には犬がいるのですが、ずーっとなめてくる。そのたびに手を洗いに行くと高頻度になるので申し訳なくて、なめられるがまま…(笑)」(さとう)
「『キッチンを自由に使って』と、言われて果物を切ろうとしたら、せまくて物が多くて、手をお皿にして切りました(笑)」(さかな)
「田舎で家が古く、水洗トイレではなかった…。義実家への初めての訪問で一番最初に教わったのはトイレの使い方。なかなか衝撃でした」(こうママ)
「義父が、マーガリンの蓋を皿代わりにして焼いたパンをのせて食べることです。マーガリンの蓋は洗って、また蓋にします。ティッシュやお皿を使わなくていいから便利なんだそう。義母がサンドイッチを作ってくれたときに、そのマーガリンを塗ってくれて、あれ?とは思ったけど、サンドイッチには罪はないので食べました。おいしかったです(笑)」(しろくま)
これもあるある?食事に関するアレコレ問題
「食の好みがまったく違います。義母の朝ごはんはケーキかチョコレートかクッキー。毎朝です。現代のマリー・アントワネットなんでしょう。もう何も思わないし、なんなら献上しています(笑)」(れいまま)
「義実家の皆さんは食べるスピードが速い。こちらも速く食べ終えなくてはとあせるので味がしない…。お皿洗いのスピードも速くてあせるので、なるべく手伝いたくない」(のっぴー)
「義実家では連日、高カロリーな茶色いものが食卓に並びます。胃が疲れてしまい、ヘルシーな料理をリクエストしたら、サンドイッチ屋に連れて行ってくれた(笑)」(しゃん)
「歓迎してくれる気持ちはうれしいですが、ごはんの量が多すぎる。残すと申し訳ないので頑張って食べますがツライ…」(まーや)
「みんなでの食事には、大皿料理が出てきますが、遠慮のかたまりが発生し、食べてもいいのか困ることがあります」(chia)
遠慮しちゃう&悪気はないんだろうけれどモヤる編
「ずーーっと、お客さま扱いです。できた料理を運ぶとかお皿を出すとか、子どものお手伝いレベルしかさせてもらえません!それはそれで居心地悪い!(笑)」(ゆ)
「赤ちゃんをあやし終わったので、家事を手伝おうにも終わりかけだったり、『いいから、いいから、座ってて!』と、言われたりで、そわそわモジモジ」(なぎすけ)
「率先して料理をしたほうがいいのだろうけど、夫婦共にそんなに得意ではないので、食べる専門になってしまう」(めあい)
「ヘアドライヤーを貸してくれるのですが、威力が弱い。持ち込みたいけど、貸してもらえるから持ち込みづらい(笑)」(misako)
「私の実家は座卓で、疲れたら座椅子で横になる家庭でした。義実家はテーブル&椅子での談笑。慣れないせいか、疲れてしまう(笑)」(みんと)
「夫はいとこ同士が仲よしでよく集まりますが、終始関西のノリ。出身ではない私はついていけず…」(よつば)
「義母が『子どもをみているから寝てていいよー、横になっていいよー、部屋着やパジャマになってもいいよー』と、言いますが『じゃあ、お願いします』なんて言えない』(みぃー)
「私たちが帰省すると、近所の義祖母(義母の姑)が子ども(義祖母にとってひ孫)を見に、義実家に立ち寄ります。玄関先で夫と義祖母が会話していると、義母がすごく嫌そうな顔で奥から出てきて義祖母を追い返します。私もガルガルしていいのかな?(笑)」(まりー)
「会うたびに子どものことを、夫の幼いころや義家族の誰かに『似ている!』と言われます。最初は私もほのぼのしてうれしかったのですが、会うたび毎回のように言われ、かつ私に似ているとは一度も言わない。さすがに『夫婦2人の子どもなんだけどな~、実際におなかで育てて産んだのは私なんだけどな~、少しぐらい私に似ててもいいんじゃないのかな~』と、モヤるようになりました」(まる)
ありがたいのですが…困っちゃう編
「帰省から戻る際に義母に『これ持っていきなさい!』と、お菓子や食べ物などを詰めた紙袋を毎回渡される。玄関先で靴を履いていよいよ帰るぞっていうタイミングでも毎回『あ、ちょっと待って。アレも…それにコレも…』と、さらに紙袋に詰められて、結果的に用意された紙袋からあふれる(笑)」(きゅー)
「帰省のたびに子どもへおもちゃをプレゼントしてくださいます。音が鳴るおもちゃが多いのですが、子どもは大きな音がするおもちゃが苦手。毎回、出して早々に泣かれます。とりあえず一言、相談してほしい…」(とみー)
「『絶妙にいらないもの』をいただいたときは断りづらくて気まずいです。日傘→すでに持っており気に入っている、ベビーチェア→すでに持っている、子ども用の椅子で机につけるタイプでわが家の机にサイズ的に合わなかった…」(K.T)
「娘を時々預けますが、毎回、義母はばっちりメイク。パウダーにラメが大量に入っているようで、娘を迎えに行くとキラキラになって帰ってきます(笑)」(まりの)
「義実家での集まりはとても楽しい時間です。でも毎回悩みます。まず食事が豪華すぎるせいか、毎回私はおなかを壊します。小さい子はわが家だけなので、とてもかわいがってもらえてうれしいのですが、なんでもない日でもプレゼントをもらうことが多く、おもちゃも増えっぱなし。いただいたものなので処分もできないし…。そして解散が夜遅い。みんなが遊んでくれるのでわが子は帰りたがらず、片付けが終わる前にお暇するのもよくないので言い出せず、そしてテンション高めのわが子は夜眠れなくなり、生活リズムが崩れる…」(はらまめ)
息子に戻りくつろぐ夫。こっちのことを察してくれー編
「哺乳びんが足りなくなり、早く帰りたいのに夫が爆睡。帰りたいと言い出しづらい」(おさく)
「お風呂に入ったあと、夫は自分の漫画を持ち出して読み始めてくつろぎタイム。私ひとりで寝室に行くのが気まずくて、でもやることがなくてそわそわ…。どんなに眠くても就寝がかなり遅くなるのでモヤモヤします」(ふうちゃんママ)
「義両親が外食に連れて行ってくれますが、私と義弟(夫の妹の夫)さんは気を遣って値段が安めのメニューを頼みますが、実子(夫と義妹)は遠慮なく高いもの食べるので気まずいです。そして義両親も冗談口調で『いい値段するねえ』などと言ってくるので、さらに気まずい(汗)」(らて)
結婚生活20年以上という人生の先輩・長島ともこさんからの見解です。
「“全部合わせる”でもなく“全部拒否する”でもない、ほどよい自己主張で心の負担を軽減しましょう」と、長島ともこさん
それぞれのエピソードを拝見すると、確かに「耐えられない」ほどではないけれどちょっと気になる、モヤモヤする内容が並んでいます。中でも、衛生面や食生活に関する価値観の違いに関するエピソードからは、まるで異国に迷い込んだような戸惑いが伝わってきます。ごはんの量が多い、茶色いおかずが続く…といった話は、「夫の実家=男性中心の食文化」という背景もあるのかもしれませんね。
義両親宅の訪問は多くの場合、期間限定。ここは「郷に入れば郷に従え」の気持ちで、少しだけ腹をくくって向き合う姿勢も、時には自分を守る知恵になるのではないでしょうか。
家事を手伝おうと思ってもいいタイミングがつかめない、「横になっていいよ」と言われても素直に応えられないという居心地の悪さもよくわかります。お客さま扱いが続くと、楽なはずなのに落ち着かず、かえって疲れてしまうものですよね。これは「気を遣ってくれている義両親」と「気を遣い続けている自分」とのズレから生まれる精神的な疲労感ともいえるものでしょう。
今回寄せられたエピソードを見て感じるのは、義両親側の言動の多くに、実は悪気がないということ。よかれと思っての食事量、プレゼント、声かけなどが、結果的に心の負担になってしまっているケースがほとんどです。
だからこそ、「いい嫁でいよう」とすべてを飲み込んでしまうと、小さなストレスが溜まり続け、いつの間にか「もう義実家には行きたくない」といった拒否感につながってしまいかねません。
大切なのは、「全部合わせる」でも「全部拒否する」でもなく、ほどよい自己主張を少しずつ重ねていくことなのだと思います。「ごはんは量を少なめにしてもらえると助かります」「ありがとうございます。これは家にたくさんあって…お気持ちだけいただきますね」など。義両親の性格や家庭環境によっては「そこまで言えない」ということもあると思いますが、可能な範囲でやんわり伝えるだけでも、心の負担は変わってくるのではないでしょうか。
何よりお伝えしたいのが、夫との事前・事後の共有です。義実家では夫は“息子”に戻りがち。それはそれで自然なこととして受け止めつつ、パートナーであり、子どもの親でもあります。「あのとき、こう感じた」「次はこうしてもらえると助かる」と、感情も含めて言葉にして伝えることが、長い目で見て家族関係を守る近道になります。
義実家との付き合いは多くの場合、細く長く続きます。だからこそ、完璧を目指さなくて大丈夫。少し気を抜き、少し伝え、少し頼る。その積み重ねが、「無理なく続けられる距離感」をつくっていくのだと思います。
長島ともこ
PROFILE)
フリーライター、エディター、認定子育てアドバイザー。教育、育児、妊娠&出産を中心に幅広い分野で取材、執筆、企画ディレクション等を行う。PTA活動にも数多く携わり、その経験をもとに、書籍『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』『卒対を楽しくラクに乗り切る本』(厚有出版)を出版。All About子育て・PTA情報ガイド。子どもアドボカシー基礎講座修了。プライベートでは2人の子どもの母親。
(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2025年10月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数177人)
※記事の内容は2026年1月の情報で、現在と異なる場合があります。


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