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出産後、パートナーに対する思いに変化はあった?「ある」は約63%。変わったのはママ?それともパパ?【リアルママボイス】

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●写真はイメージです 写真提供/ピクスタ

「たまひよ」アプリユーザーに「恋人時代と出産後、パートナーに対する思いに変化がありましたか?」と質問。「あった」は約63%でした。コメントを募集すると、ポジティブな変化が大半でしたが、「納得いかない」という声もありました。ベテラン助産師の濵脇文子先生に聞きました。

Q.恋人時代と出産後、パートナーに対する思いに変化がありましたか?

あった 63.2%
変わらない 27.2%
わからない 8.1%
その他 1.5%


そう感じた理由やエピソードを募集すると、「変化があった」と回答した方の6割以上が「パートナーへの思いが、より良くなった」とポジティブな変化でした。一方で「産後、私は変わったのに夫が変わらない」という不満も根強くありました。

「ますます好きになった!」「家族になれた」というポジティブな心の変化

「正直、出産後は喧嘩が増えました。でも、より信頼と愛が増したと感じています。妊娠中にずっと支えてくれて、赤ちゃんを迎える準備をして、一緒に乗り越えてくれたこと。出産時はずっと隣で励ましてくれたこと。赤ちゃんが生まれたときは、普段泣かないのに涙を流して喜んでくれたこと。産後は寝ない赤ちゃんを抱っこして、ずーっと廊下を往復して寝かしつけしてくれてたこと。恋人時代も信頼できる人だと思っていましたが、こんなにも素晴らしい人だと思いませんでした。毎日感謝です」(かなか)

「妊娠・出産を経て、恋人的な要素とともに戦友になれたと思いました。これからも2人で頑張って娘を守り、育てたいです」(るな)

「もちろん好きですが、なんとなくだけど家族という想いが強くなった気がします。お互い良いところも悪いところもたくさん見てきたので、ただ『好き』『大切』というより、いい意味での愛情の形になっています」(ろんろん)

「産後はホルモンバランスの乱れが原因で、夫を受け付けなくなると聞いて不安でしたが、私は気持ちに変化はなく、交際しているときより好きになりました(笑)。 授かり婚だったので、これから2人でやりたいことや行きたいところがたくさんあり、いつか実現できるかな~と楽しみで仕方ありません」(ちかこ)

「夫のことは変わらず好きですが、育児を共にする相棒といった感覚が加わったかな。助かるなぁ、惚れ直すなぁというときもあれば、どーしてそうなるかなぁ…と残念に思うこともあります(笑)」(マリーメイ)

「正直、恋愛感情は薄くなっていると感じます。でも、家族の絆が深まっている実感があります。無駄な遠慮はなくなり、素直に気持ちを伝えられるようになり、お互いに深く信頼できて、感謝する機会も増えました」(momo☆)

「夫のことは変わらず大好きですが、性欲は薄まりました」(ぴょん吉)

出産後に変わったのは夫でした。意外に〇〇〇で驚き

「出産前の夫は、帰宅後はダラダラして寝るのはいつも深夜。夫婦喧嘩も多かったです。出産後は父親の自覚がでたのか、どんなに遅くても深夜1時ごろには寝て、育児も頑張っています」(ぱららん)

「出産前、寝る時間など絶対に自分のペースを崩さなかった夫が、娘が生まれてからは娘のリズムに合わせるようになり驚きました。そして惚れ直した!」(さくら)

「夫は大雑把な性格でしたが、子どもが生まれたら几帳面になり、子どもに関して細かくなり、喧嘩が増えた(笑)」(きき)

「こんなにも子煩悩になるとは…」(タカちゃん)

「付き合っているころは、それぞれ別の個体というイメージでしたが、今は子育てをするうえでお互いなくてはならない存在です。私が妊娠してからずっと2人で禁酒をしています。他の人から誘われても、私が『飲んでもいいんだよ』と言っても、頑なに禁酒を貫く夫をみていると“一心同体”と感じます」(つん)

「夫が子どもファーストになって驚いた。少しさみしいくらい!」(とうもろこし)

夫との絆が深まった、というコメントが多く寄せられる一方で、悩ましく感じるママも少なくないようです。

出産後に変わったのは私でした。夫への気持ちの変化

「母親になった意識が強くなり、今は夫より子どもが優先です」(ayanapple08)

「恋人時代のように楽しいことだけでは済まされず、ぶつかることも圧倒的に増えました。夫婦2人で出かけることもないため、とにかく子ども中心の生活になりました」(おむはな)

そして、こんな声も届きました。

「多分、出産後に感じているママは少なからずいると思うんですが、夫が親になりきれていない気がする…。あきれ?みたいな感情がどうしても生まれるようになってしまいました。夫の性格や様子やタイミングを考えて、簡潔に言いたいこと伝えたり、頑張っています(笑)」(ゆる)

「父親になりきれていないと感じる」(Luka)

「育児も家事も、担当分を後回しにしがちで、私の話をちゃんと聞いていないこともある。最近は頼ることをあきらめて、自分でやってしまうこともあります」(あーちゃん)

「今までは大雑把でも許していた部分(とくにお金)は、子どもの将来を考えると対策しておいたほうがいいなぁと感じ、早めに諭すようにしています」(うめこ)

「夫が父親になりきれていないと感じる」という、ママのため息が聴こえてきそうな声に対して、濱脇文子先生の見解です。

「時代が変わりつつあると感じます。これからも夫婦の対話はしっかりと」と、濵脇文子先生

今回のアンケート結果を見て、率直に「時代が変わった」と、感じます。

私の助産師歴は30年ほどになりますが、つい10年ほど前までは産後、ママから聴こえてくるのは「夫が父親になりきれない」という、イラ立ちや厳しい声でした。
私たち助産師が、パパたちに「産後のママの身体の状態」や「パパができること」を、くりかえし説明することも普通でした。

しかし今回のアンケートでは、不満を言うママが少数派に転じています。「夫婦で子育てする」という社会的な流れと、男性側の意識の変化が浸透しているのだと感じます。

「多分、出産後に感じているママは少なからずいると思うんですが、夫が親になりきれていない気がする…。あきれ?みたいな感情がどうしても生まれるようになってしまいました。夫の性格や様子やタイミングを考えて、簡潔に言いたいこと伝えたり、頑張っています(笑)」(ゆる)

とはいえ、こういった声もいまだに根強くあります。

ママたちが夫に対して「父として、当事者として、積極的に育児に関わってほしい」という声です。

そもそも日本は「言われる前に、察して動くことがすばらしい」という文化なので、「どうして言われる前にできないの?」「自分で考えて動けないの?」と、思いがち。

私も言われなくても相手のことを気遣う日本の考え方は美しいと思うし、大好きです。
でも助産師として言いたい。

育児においては、それは通用しません(笑)。察して動ける方ならもう動いているし、動かないのは経験値が少なく、わからないことがわからないからなのです。

「育児も家事も、担当分を後回しにしがちで、私の話をちゃんと聞いていないこともある。最近は頼ることをあきらめて、自分でやってしまうこともあります」(あーちゃん)

お気持ちはわかりますが、夫の出番を取り上げることにもなっています。
自分とは違うやり方にイラっとしたり、出来上がりに不満があったりで、「自分でやったほうが早い」と、思うこともあるでしょう。

でも、そういったときこそ対話をしてほしいと思います。
ひとりでやろうとは思わず、「ふたりでやろう」と、誘ってみてください。

家族はチームです。チームですが、そもそもは他人です。
育児において、お互いに良きパートナーとなるためには、対話が大切であり、一緒に考えることが重要となります。

「なんか違う」と、感じたら「作戦タイム!」として、意見交換をしましょう。自分の考えを話しつつ夫の意見を聞き、「そういった考え方なら、今後もそのやり方で」や「このやり方はこの部分がNGだよ」と、対話することで、お互いの経験値をあげていくことができるからです。

最初は衝突することが増えるかもしれません。でも、対話を続けることで本当のチームになれるのではないでしょうか。

濵脇文子(はまわき ふみこ)

PROFILE)
助産師・保健師・看護師。はぐふるアンバサダー。大阪大学大学院医学系研究科招聘准教授。産前産後ケアセンターヴィタリテハウス施設長。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。

(取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部)

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2025年9月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数136人)
※記事の内容は2025年8月の情報で、現在と異なる場合があります。

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