発表!【たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2025】改正戸籍法の影響は? 女の子の1位に初めて輝いた名前に納得?!
「たまひよ」では、2005年から毎年、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しており、このたび「たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2025」を発表しました。2025年1月1日~2025年9月15日に生まれたお子さま約16.6万人のお名前を調査・集計したランキングです。
女の子は「翠」が初1位、男の子は「碧」が2年連続1位。
2025年は、大阪・関西万博でAIや未来社会をテーマにした国際世界が描かれ、新しい時代や多様な価値観を模索する象徴的な一年となりました。世界では、長引く紛争や関税措置など、各国の政治・経済を揺るがすニュースが流れる中、9月には国際的なスポーツ大会が開催され、トップアスリートたちの活躍に歓喜しました。
そのような2025年(1~9月)に生まれた赤ちゃんの名前は、男の子は「碧」(主な読み「あお」)が、昨年1位に続き2年連続で1位になりました。女の子は「翠」(主な読み「すい」)が、たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング史上初めての1位となりました。
男の子の名前では、「朝陽(あさひ)」が昨年6位から4位にランクアップ。また昨年18位だった「晴(はる)」が8位に。青や空を連想させるような名前が上位に入っています。女の子の名前は、「陽菜(ひな)」が昨年12位より5位にランクアップ。2位の「陽葵(ひまり)」にもあるように、暖かさを感じる「陽」という漢字が人気です。
※Webサイト「たまひよ」 (https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)では上位100位までの名前を紹介しています。
「曇りのない澄んだ心を持った人に育ってほしい」との願いが込められている名前は?【男の子名前ランキング】
1位「碧」(主な読み「あお」)は2年連続で1位に。
読みランキング(男女共通)2位の「あおい」という読み方ができる他、漢字名前ランキング(男女共通)で「碧」が4位に入るなど、人気の名前として定着しています。漢字には青色の美しい石という意味があることから、「曇りのない澄んだ心を持った人に育ってほしい」などの願いが込められているようです。
2位「湊」(主な読み「みなと」)が昨年5位から、2位に。
「みなと」は読みランキング(男の子)でも2位で、2012年以降TOP10入りしている人気の名前です。「社交的で多くの人を引きつける魅力あふれた人になるように」「広い海原へと旅立ち、幅広く活躍できるように」などの思いを込めて名づけられる方が多いようです。
3位「陽翔」(主な読み「はると」)は、昨年4位からランクアップ。
読みランキング(男の子)では、2005年の調査以来、2008年の2位を除いて常に1位となっています。「お日様のように明るく元気に、のびのびと成長してほしい」といった願いが込められていることがうかがえます。
4位「朝陽」(主な読み「あさひ」)は昨年6位から4位に。
「何事にも新鮮な気持ちで向き合える人になってほしい」「太陽のように明るく元気に育ちますように」といった望みが込められているようです。
5位「蓮」、7位「凪」、10位「律」は3年連続でTOP10以内に入っていて、一文字の名前の人気ぶりがうかがえます。
初めて1位に輝いた「翠」、その名前に込められた想いとは【女の子名前ランキング】
1位「翠」(主な読み「すい」)は2020年には95位だったのが、2022年には16位、2023年、2024年には3位と近年人気が急上昇。
漢字の響きや美しさが支持され、ついに1位となりました。「翡翠」はカワセミの異称であり、美しい青緑色を連想させます。また、「自分らしく、飛躍した人生を歩んでほしい」といった思いが込められていると推察されます。
2位「陽葵」(主な読み「ひまり」)は、2016年以降は1位もしくは2位にランクインしている人気の高い名前です。
「太陽のように元気で、ひまわりのようにまっすぐ育ってほしい」、また「葵」の持つ和のイメージから「あたたかく気品のある人に成長してほしい」といった願いがあるようです。
3位「凛」(主な読み「りん」)は漢字ランキング(男女共通)でも6位に。
2005年の調査開始以降8位以内に入っている長く人気のある名前です。身も心も引き締まるイメージから「てきぱきとした明るい人に成長してほしい」という思いが込められていると思われます。
4位「芽依」(主な読み「めい」)は、昨年に続いて4位になりました。
「自然のままの人柄で、多くの人に愛されますように」「頼りになる存在にも恵まれ、未来に花開く人生を送れますように」との気持ちが込められているようです。
改正戸籍法を意識した人は45.3%。名前の「読み方」について窓口で説明を求められた?!
令和7年5月施行された改正戸籍法(戸籍の氏名にフリガナ記載を義務化、読み方として認められない名前に一定の制限が課されるなど)。ママ・パパに、名づけをするにあたって改正戸籍法を意識したかという質問に対して、はいと回答した方は45.3%。
また、行政窓口で説明を求められた人は、4.3%で、読み方の確認、一般的には読めないことの指摘、根拠や出典を求められたという回答もありました。受理されなかったという回答は、ありませんでした。
「スムーズには読めないと再認識」「受理されない時用に別候補も」窓口でのドキドキ体験
■分かってはいましたが、やっぱりスムーズに読める名前ではないのだなと再認識しました。でもこの漢字を選んだ事に後悔はないです。
■法改正については前から知っており不安に思っていたので「やっぱりか」と思いました。受理されなかった時用に漢字の候補をもう一つ考えていました。
■万が一却下された場合の不安や焦りを感じました。名前は、パーソナルな部分であるため、人によっては不快に感じる場合があるのではとも感じます
■たまひよのサイトに載っていたおかげで受理されました。
名づけで最も重視したことは、「音の響き」
昨年と同様に1位「読み・音の響き」、2位「漢字の持つ意味」、3位「画数」となりました。「読み・音の響き」が名づけで最も重視する項目であることは変わらず、「漢字の持つ意味」を重視する傾向は、初めて50%を超えました。
2026年はどんな年に?おすすめの漢字や月別のお子さんの特徴も?!
「たまひよ」の名前関連企画の監修でもあり、易学や風水など豊富な占いの知識を持つ栗原里央子先生から、生まれ月(出産予定月)別のメッセージをいただきました!
2026年は「丙午 一白水星(ひのえうま いっぱくすいせい)」という年で、2026年生まれのお子さんは、挑戦心が強く、どの分野にも我慢強く取り組むことができます。一白水星の象意は、どこへでも清らかに流れていく「水」なので、水にまつわる漢字がおすすめです。
「清」「瀬」「沙」「潤」「波」「航」「洸」「湊」
●1月生まれ:説得力がある話し方ができる子。気持ちがアップダウンしても、小さいときから毎日何かをやらせると将来花開く。
●2月生まれ:とても頭の回転が速い子。みんなと群れずに一人で考える時間が欲しいタイプ。コツコツ積み重ねる時間を大切に。
●3月生まれ:ものすごく努力ができる子。ひとつのことを我慢強く続けられるタイプなので、興味があることはやらせてあげて。
●4月生まれ:率先してなんでもやり、お友だちに恵まれる子。少しそそっかしいところもあるので、あたたかく見守りサポートを。
●5月生まれ:人気者で周囲からの信用を得られる子。先生など、目上で相性が合う人に出会えるとより成長できます。
●6月生まれ:物事を多面的にとらえられる子。目上の人にかわいがられる運を持っているので、活躍の場を広げると本領発揮。
●7月生まれ:周囲に流されず自分なりの考えを持つことができる子。みんなを引っ張っていく力があり、リーダーに向いています。
●8月生まれ:話し上手な子。仲間に縁があり、大勢と行動することで何かを得ていくタイプ。将来は寮生活なども吉。
●9月生まれ:独創的でユニークな考え方ができる子。身内運にも恵まれます。個性を存分に認めてあげることが成長のカギに。
●10 月生まれ:大きなことを成し遂げる可能性を秘めている子。人からうらやましがられても気にせず、選んだひとつの道を極めて。
●11月生まれ:穏やかでやさしい子。気の合う人と過ごすことに幸せを感じるタイプ。好奇心旺盛で新しい体験から能力開花。
●12月生まれ:お世話好きな子。思い込みしやすいところがあるので、ひと呼吸置く時間を。将来は家庭を大事にするよき大人に。
監修:栗原里央子先生
PROFILE
占術師。一般社団法人 日本占術協会 会長。占術の不思議な魅力に惹かれ、故・大熊芽楊師に師事。易学をはじめ、命名、改名、墓相・人相・気学・風水学・手相・家相・姓名判断・生年月日によるバイオリズム周期などをあわせて、総合的に鑑定を行う。企業家・芸能人・プロスポーツ選手まで、幅広い支持を得ており、豊富な占いの知識を基に、たまひよの名づけに関する企画すべてを監修している。
【調査概要】
※調査結果の詳細はWebサイト「たまひよ」(https://st.benesse.ne.jp/ninshin/name/)に掲載。
調査名称:たまひよ 赤ちゃんの名前ランキング2025
調査内容:2025年1月1日~2025年9月15日に生まれた赤ちゃんの名前
調査対象:「たまひよ」の商品・サービスを利用されたお客さまのお子さま(回答は任意)
調査対象数:166,011名(男の子83,839名、女の子82,172名)
調査項目:名前の読み、漢字など ※同一の漢字の組み合わせで複数の読みがある場合、最も多い読みを紹介
調査名称:たまひよ お子さまの名づけに関するアンケート
調査期間:2025年10月4日~2025年10月8日
調査対象:たまひよのアプリ(まいにちのたまひよ)利用者
調査対象数:1,704名
調査項目:名づけで重視したこと、赤ちゃんの名前の由来など


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