SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 【未来屋書店(長野)】書店で家族で遊ぼう! たまひよ チーム育児イベント開催。「令和の育児は?長野県の場合は?」トークも。

【未来屋書店(長野)】書店で家族で遊ぼう! たまひよ チーム育児イベント開催。「令和の育児は?長野県の場合は?」トークも。

更新

2025年10月26日(日)、未来屋書店須坂店(長野県須坂市)にてたまひよ「チーム育児」イベントを実施しました。当日参加できなかった方にも、参加された方にもイベントレポートという形で改めてお届けします♪

「チーム育児」って何?

ママだけじゃない、パパだけじゃない。社会みんなが赤ちゃんを育てる人。

たまひよは、「子育てをみんなで。」を掲げ、妊娠・育児世代に限らず、多くの人が「チーム育児」に共感し、行動できる社会を目指していきます。

子育ての「チーム」は、ママ・パパだけでなく、じいじやばあば、友達、近所、そして企業、だれでも「チーム」になり得ます。今回、未来屋書店須坂店も「チーム育児」の考えに賛同し、本イベント実施となりました。

書店も育児のチームの仲間です! 日曜日の家族の憩いの場に

未来屋書店須坂店は、2025年10月開業のイオンモール須坂店内にオープンした大規模書店。長野県で最大級のイオンモールということで、日曜日のこの日は、モール内は多数の家族連れ等で開店時から大賑わいでした。

小さなお子様を連れた家族にとって書店内のたまひよのイベントは、育児の情報を確認したり、トークショーを聞いたり、座って親子でドリルを体験するなどの憩いの場になっていました。

チーム育児イベントを開催した未来屋書店須坂店店頭。ポスターの奥もずっと通路が続く広大な書店。


しまじろうのドリル体験を楽しむ親子

今のママ・パパは時間がない!?令和の育児は?長野県立大学こども学科教授と考える チーム育児トークショー

長野県立大学こども学科教授の金山美和子先生と、たまひよ統括編集長の米谷明子が書店内でトークショーをしました。

右:金山美和子先生、左:たまひよ統括編集長

金山美和子先生は長年、大学での幼児教育や保育学の指導にあたるとともに、地域の子育て世代への場づくりを通した支援もされています。長野県須坂市にあるbota(須坂市子育て就労総合支援センター)では、ママのおしゃべり会を定期的に開催したり、大学施設内では学生とともに、「パパとこどものなかよしひろば」や「赤ちゃんママのおしゃべりカフェ」を開催しています。

bota(須坂市子育て就労総合支援センター)での子育てママのおしゃべり会


長野県立大学内で実施する「パパとこどものなかよし広場」(土日に開催)

たまひよから、近年全国で子育て支援策は充実してきているが、一方でママ・パパ2人だけで頑張っている姿があり、令和のママ・パパは育児に家事に追われて時間がない、という現状をお話すると、金山先生からは「平成よりも令和の今のほうが、地域に支えられている実感が減っている」という横浜市の調査データを紹介いただきました。

(下図:平成25年30年に比べて、令和5年のほうが、「子育てをしていて地域社会から見守られていると感じるか?」に対し「そう感じる」の数値が、12~13%台から6%に減っている)

また、令和7年長野県民(既婚者)への調査では「2人、3人と出産し育てていくために必要だと思うこと」に対し、妊娠・出産に伴う医療費補助の増額など経済的補助が男女ともにトップを占めますが、「配偶者(パートナー)との家事育児の協力」については、女性が40.4%に対し男性が19.5%という男女の大きな意識の差が紹介されました。

家事・子育てへの協力の男女のギャップについて、「長野は祖父母世代と近い距離に居住しているケースも多く、パパ以外の人が家事や育児を担っていることも」「それはチーム育児の良さでもあるけれど、場合によっては、パパと子どもだけで触れ合ったり、パパだけで育児や家事をする機会が少なくなるのかも」(金山先生)「グラフからは男女とも同等に働き、家事育児をすることに周りの理解が足りないと読み取れる?」(米谷)などの意見や考察も。

「書店」という誰にでも開かれた場所ゆえに、会場には妊娠・子育て世代だけでなく、子育てがひと段落した世代も参加し、それぞれの世代から意見や質問などが飛び交いました。

かつて双子の子育てした女性からは「私たちの時代は、他に頼る人がいなくて必死で子育てをした」。現在妊娠中の夫婦からは、「親を頼りたいが、親が子育てに協力できないと言っている。どうコミュニケーションをしたら?」など、それぞれの体験をリアルに語ってくれる場面も。

またトークショーを興味深そうに通りかかった若者にも質問をすると、「長野は住みやすい街」「(子育てもしやすい)いいところだと思います!」との元気な飛び入りの意見も出ました。

未来屋書店須坂店店長や、須坂市の子育て支援センターのスタッフの方々も様々な意見に大きく頷いたり、共感を述べたりする場面もあり、「書店」という場が、地域のチーム育児を共感できる場所であることを印象づけるイベントに感じられました。


育児の方法は人それぞれ。誰とチームを組むかによって内容も異なります。

あなたは、誰と「チーム」を作りますか? 家族はもちろん、家族以外にも、あなたの妊娠・育児を応援するチームは意外と身近なところにいます。

これからもチーム育児に賛同いただけましたらうれしいです。
文・たまひよ編集部

資料・写真提供:金山美和子先生(長野県立大学) 、株式会社Goolight(bota指定管理者)

子育てをみんなで。たまひよチーム育児サイトはこちらから!

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング
関連記事
赤ちゃん・育児の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。