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【スマホ撮影のコツ】自撮りは「利き顔+斜め構図」でキレイ度3割増!

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子どもとママがいっしょの写真を手軽に残す方法といえば、やっぱり自撮り。でも、自撮りだとキレイに撮れないからイヤ、というママが少なくありません。
『たまひよの写真スタジオ』スーパーバイザーとして、多くのママの撮影をサポートしている藍郷友香さんに、子どもといっしょの自撮りでキレイママに写るコツをお聞きしました。

斜め45度上から撮る、が基本




――自撮りのセオリーとして〝斜め45度上から撮るのがいい〟と言われますが、子どもと2人で自撮りするときも同じですか?

「斜め45度上から撮ることで、真正面から撮影するよりあごのラインがシャープで細めに、目が大きく写るんです。日本人の平らな顔でも目鼻立ちをはっきり見せることができますから、やはりこれが基本です。
自撮りに使うインカメラは広角レンズなので、画面の下方にむかってわずかずつ拡大して写ります。自撮りをするときは顔が画面の真ん中ではなく、上の方にくるようにすると、さらにあごはスッキリ、目も大きく写ります」。

〝利き顔〟を知っていると差がつく



――斜め上から撮れば、左右はどちらから撮っても大丈夫?

「ほとんどの人は顔が左右非対称なので、右から撮った場合と左からの場合では、顔の印象がずいぶん変わるものです。左右で自分が好きな方、きれいに写る方が、その人の利き手ならぬ〝利き顔〟と言えます。自分の利き顔を知っているといないのとでは、写真の出来に差が出ますよ。
『たまひよの写真スタジオ』にいらっしゃるママも、自撮りをよくされる方は〝利き顔はこっちです〟と自分からおっしゃる方が少なくありません。そういう方はやはり写されるのも上手です」。

――利き顔を簡単に知る方法はありますか?

「左右両方から写真を撮ってみるのもいいですし、鏡に向かい、顔を画用紙で半分ずつ隠して見るだけでもわかります。大人の場合はあごのラインが左右で違う場合が多く、よりスッキリと上がっている方が、笑ったときに口角も高くなり、明るく若々しい表情になります。そちらが利き顔です」。

子どもとは〝斜め構図〟で並ぶときれいに



――子どもと並ぶときの注意点はありますか?

「お子さまと顔を並べるときの位置関係は〝斜め構図〟が基本です。お子さまの頭に自分の下あごの右側か左側をつけ、お子さまがいない方の斜め上から撮ると、雰囲気よく表情もきれいな写真になります。タレントさんの写真などでもよく使われる構図です」。

――子どもを抱えていると、二の腕がすごく太く写ることが。細く見せる方法はありますか?

「お子さまと一緒のとき、ママはお子さまを支えるためにわきをギュッとしめたり、お子さまの体に腕をしっかりつけます。そのため二の腕がつぶれ、太く見えてしまうんです。
写真をとるときは、二の腕をわきやお子さまの体からこぶし1つ分浮かせるようにしましょう。これだけでぐっと細く見えます。ぜひ試してみてください」。

あえて逆光で、ふんわりやさしい雰囲気を演出

――ママがよりきれいに写る背景や時間帯などはありますか?

「肌がいちばんきれいに見えるのは自然光なので、基本は日中、自然光で撮ることをおすすめします。それもできるだけ白いところで撮ること。背景にも下にも横にも、できるだけ白が多いところで撮ると、光が反射し合ってとてもきれいになります。
窓のそばで撮る場合は白いレースのカーテンなど、白いものが顔の横にくるようにしましょう。キッチンテーブルのイスに座って撮る場合は、テーブルに白い布をかけます。自然光の照り返しが顔に当たるので、これだけで全然変わります。
また、鮮明さを求めないのであれば、逆光で撮ってみるのも一案です」。

――逆光だと顔が暗くなりませんか?

「たとえば白いレースカーテンを背にして立つと、逆光になります。顔にではなく背に光が当たるので、自分のまわりから漏れる光がベールのようになり、顔はある程度写りながらも、ソフトフォーカスをかけたようなふんわりした雰囲気の写真ができるんです。
『たまひよの写真スタジオ』でもあえて逆光を使った撮影をよくやるのですが、ママにとくに好評です。昼間の、自然光がしっかり差しているときに撮るのがコツです」。


【今回教えてくれたのはこの方!】




藍郷友香さん
『たまひよの写真スタジオ』スーパーバイザー。撮影テクニックからからお子さまの笑顔の引き出し方まで、幅広い知識を持つ赤ちゃん・家族撮影のスペシャリストです。
たまひよの写真スタジオ公式サイトはこちら

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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