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妻・藤本美貴はメンタルトレーナー!? 3児の父・庄司智春が語る子どもとの向き合い方と「やさしい人が強い」と伝え続ける理由とは

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夫婦で参加した、地方で行われたイベントでの1枚。(庄司さんのインスタグラムより)
夫婦で参加した、地方で行われたイベントでの1枚。(庄司さんのインスタグラムより)

13歳・10歳・5歳の子の父である、お笑いタレントの庄司智春さん。4学年差の3人きょうだいには、子ども扱いしすぎないよう心がけながら、日々の成長をそっと見守っています。今回は、家族イベントを大切にする思い、そして挑戦を後押ししてくれる妻・藤本美貴さんへの感謝まで、父として、夫としての本音を聞きました。

兄妹のかかわりのなかに見えた、うれしい成長の瞬間

長女がつまずいた宿題をやさしく教えてあげる、頼もしい長男。(庄司さんのインスタグラムより)
長女がつまずいた宿題をやさしく教えてあげる、頼もしい長男。(庄司さんのインスタグラムより)

――子どもたちは4学年差の3きょうだいですが、大変なところやよかったと感じることはありますか?

庄司さん(以下敬称略) 自分たちはこの歳の差での育児しか知らないので「大変だ!」と思うことは意外とないですね。むしろ、上の2人が下の子に合わせてくれるのが大きな助けになっています。

長男は中2ですが、いまだに妹たちの好きな番組も一緒に見られるタイプで、『プリキュア』シリーズの映画にいっしょに行くこともあります。家族の時間を本当に大事にしてくれるんです。

家では、テレビのチャンネル権も話し合いで決めていますが、これもひとつの“小さな社会”。譲り合い、折り合いのつけ方を自然と学んでくれている気がしますね。

――最近、子どもたちの成長を感じたできごとはありますか?

庄司 長女が算数でつまずいていたときのことです。落ち込んでいたら、長男が「どれ?」と見に行って教えてあげていて。その姿を見て「あぁ、こんなに成長したんだ」と胸が熱くなりました。

もちろん、教えているうちに言い合いになることもあります。そのときは「その言い方だと伝わらないよ」「どう言えば届くかな?」と、少しだけアドバイスをします。2人で向き合って「わかった」「そういうことか」と解決していく姿は、とても頼もしかったですね。

長女と二女は仲がよく、メイクをし合ったり、公園で友だち同士を交えて遊んだり、姉妹の世界がしっかりできています。こちらが介入しなくても、2人だけで完結していく関係は見ていて微笑ましいです。

――子どもたちと接するうえで心がけていることはありますか。

庄司 子ども扱いしすぎないことです。「この年齢で言っても、まだわからないでしょ」とは思わないようにしています。あとでふと思い出したときに役に立てばいいな、という気持ちで、言葉はきちんとかけます。

そのなかでも、ずっと伝え続けているのが「やさしいほうが強いんだよ」ということ。意地悪な態度はすぐに返ってくるけれど、やさしさは時間が経ってから思わぬ形で返ってくることがある・・・。そんな実体験も交えて話します。

芸能界で30年生きてきて、ずっと活躍し続けている方々はみなさん、やさしい人だなと強く感じてきました。その信念を、子どもたちにも自然な形で伝えていきたいと思っています。

家族で続けたい季節の行事と、みんなで挑戦したいこと

ハロウィンの日の庄司さんと妻・藤本美貴さん。結婚17年目も変わらず仲よし!(庄司さんのインスタグラムより)
ハロウィンの日の庄司さんと妻・藤本美貴さん。結婚17年目も変わらず仲よし!(庄司さんのインスタグラムより)

――これからも続けたい家族イベントはありますか?

庄司 季節の行事はずっと続けたいですね。誕生日、クリスマス、節分・・・どれも家族全員で本気で楽しんでいます。

たとえば、節分で僕が鬼として登場すると、子どもたちが全力で豆を投げて退治しようとします。長男はそろそろ、いろいろと気づく年ごろですが、下の子たちはまだまだ、本物の鬼がやってきたと全力で信じています(笑)。いま投稿している写真や動画も、将来見返したときに「本気でやってくれたんだ」と思ってもらえたらうれしいです。

あとは、旅行も続けたいです。中学生になると、家族で一緒に出かける機会が一気に減っていくので、毎回が「ラストチャンスかも」と思うほど貴重で・・・。だからこそ、子どもたちが「行きたい」と思えるように、行き先にちょっとした“お楽しみ”を用意して気持ちを乗せるようにして(笑)、家族で過ごす時間をこれからも大切にしていきたいです。

――お子さんたちと挑戦してみたいことはありますか?

庄司 富士山登頂に挑戦したいです。わが家では、小学校入学前に高尾山に登るのが恒例で、そろそろ二女もその時期。高尾山をクリアしたら、体力を見ながら二女が小学校2〜3年生になる数年後を目安に、富士山に挑戦してみたいですね。家族で登った富士山はきっと一生の思い出になると思います。

ミキティに歌ってほしい!番組メインテーマ曲の制作秘話は?

子どもたちが寝静まった夜に、夫婦で歌唱リハーサルもしたそう。
子どもたちが寝静まった夜に、夫婦で歌唱リハーサルもしたそう。

――『ミキティダイニング』メインテーマ曲の作詞・作曲を担当した経緯を教えてください。

庄司 番組が始まると決まったとき、こちらから「オープニング、ミキティが歌ったらよくないですか?」と提案したんです。昔から、歌で始まる『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のような番組の雰囲気が好きで、ああいうワクワク感にずっとあこがれていました。

それに、自分と結婚したことで「ミキティから歌を奪っちゃった」という思いがどこかにあって・・・。だからこそ、番組を通してミキティが歌う姿をもう一度届けたい、という気持ちがすごく強かったんです。

スタッフさんも前向きだったので、「じゃあ、作ってみます!」と、その流れで制作がスタートしました。できあがった曲は、すぐにミキティに聴いてもらいました。「めちゃめちゃいい!」と太鼓判を押してくれて、本当にうれしかったですね。

今回、2番、3番の歌詞も新しく作ったのですが、「めっちゃいいよ!泣きそうになった」と言ってもらえて、それもすごく励みになりました。ミキティはいつも背中を押してくれる存在で、「もっと曲、作りなよ」「もうこのタイミングで小説書きなよ」など、どんどん挑戦させてくれるんです。ネガティブになりがちな僕を、自然と前向きにしてくれる“メンタルトレーナー”のような存在ですね(笑)

お話・写真提供/庄司智春さん 取材・文/佐藤文子、都恋堂、たまひよONLINE編集部

庄司さんのお話から、子どもをひとりの人として尊重し、言葉をていねいにかけながら成長をそっと見守る父としての眼差しが伝わってきました。家族の行事を大切にし、3人きょうだいの関係性を温かく見守る姿にも、深い家族愛がにじみます。そしてなにより、挑戦を後押ししてくれる妻・藤本美貴さんへのまっすぐな感謝の言葉から、深い信頼と、パートナーとしての大切な想いが伝わってきました。

庄司智春さん(しょうじともはる)

庄司智春さんの宣材写真

PROFILE
1976年、東京都生まれ。お笑いコンビ「品川庄司」のツッコミとして幅広く活動。3児の父として育児に向き合いながら、趣味の筋トレや、子育て漫画の執筆にも取り組む多才な一面も。妻・藤本美貴さんとMCをつとめる『ミキティダイニング』(フジテレビ)では、番組メインテーマ曲の作詞作曲も担当。

庄司智春さんのInstagram

庄司智春さんのYouTubeチャンネル

夫婦でMCをつとめる『ミキティダイニング』が不定期放送からレギュラー放送へ

ミキティダイニングの画像

藤本美貴さんと庄司智春さん夫婦がMCをつとめ、ゲストを招き料理&トークを楽しむ料理バラエティ番組(毎週土曜日11時~フジテレビほか)。旬の食材収穫を通して食育とサステナビリティを学びます!

次回放送予定
12月20日(土) AM11時00分〜11時50分 ゲストアンミカさん、セオドール・ミラーさん、本多大夢(ROIROM)さん、浜川路己(ROIROM)さん

『ミキティダイニング』の公式サイト

●記事の内容は2025年12月の情報で、現在と異なる場合があります。

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