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片づけセンス抜群! 整理収納アドバイザー大木さんのおうちがステキ

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子どもが生まれると、子どもの服、おもちゃ、食器、靴などなど...、たくさんモノが家のなかに一気に増えます。上手に整理収納すれば、本当に使うもの、実は使わずに眠っていて不要なものが見えてきます。"取り出しやすい"、"使いやすい"がお金や時間などのさまざまなムダを省き、生活を快適にしてくれます。すっきりと片づいたおうちの様子をインスタグラムにアップしているのは、整理収納アドバイザーの資格を持つ大木さん。なかなか効率のよい収納術がわからず、「なんだかごちゃごちゃしているな~」と悩んでいるママ! 大木さんの収納術をまねして、おうちの中をすっきりさせましょう!

キッチンが片づくと家事を時短できる?!

大木さんは横浜在住で、中学生と小学生の2人の男の子のママで、整理収納アドバイザー1級・整理収納アドバイザー2級認定講師の資格を活かし、整理収納AD2級認定講座の開催、自宅での整理収納のレッスン、お片づけの代行サービス業などをおこなっています。インスタグラムには、すっきり片づいたオシャレな部屋のようすなどをアップして、全国のママたちから注目を集めています。
そもそも大木さんが資格を取ろうと思ったきっかけは、子どもが生まれたこと。狭いアパート住まいだったときにどんどんものが増え、どうしたら効率よく整理収納できるのか、試行錯誤していた大木さん。そんなときに「そもそも整理収納にやりかたってあるのかな?」と思い、整理収納アドバイザー2級講座を受けたのだとか。

そんな大木さんは楽な収納と掃除で、すっきり快適な暮らしを目指しています。いろんなものをわかりやすく、見やすく整理収納することで、いろんな動作が楽になるんです。キッチンはママが1日のなかで多くの時間をすごす場所。キッチンをちゃんと片づけることは、家事の時短にも繋がります。

キッチン台の上に置いているのは日々使うケトルと、グリーンのみ。グリーンがあると気持ちが落ち着くのと同時に、オープンキッチンの手元をさりげなく隠す働きもしてくれます。
キッチン台の後ろの棚には食器を収納。よく使う食器、ガラス系の食器、朝ごはんによく使う食器類やコーヒーや紅茶のときに使用する茶器など、用途・食器の種類ごとに引き出しを分けて収納しているそう。

右端の冷蔵庫は、4人家族としてはやや小さめ。しかし、これも大木さんのこだわり! このサイズだからこそ、庫内すべてのものを把握することができて便利なんだとか。
頻繁に買い物に行く大木さんは、常に新鮮なものを食べています。買ってきた食材はそのまま冷蔵庫に入れず、茹でたり、カットしてから入れたり、お肉はパックから出して下ごしらえまでしてから入れているそう。買ってきた時点で下処理・下ごしらえをしているので、その後の調理時間を抑え、時短もできています。

週末に食材をまとめ買いし、パックのまま冷蔵・冷凍している、というママは多いですよね。せっかく買っておいたのに冷蔵庫内の食材を把握しきれず、食べ忘れて賞味期限が切れてしまった、という失敗は多くのママがすでに経験ずみではないでしょうか。

大木さんが小さい冷蔵庫を使う理由はほかにもあります。“庫内の掃除が楽”&“冷蔵庫の上も手が届くのでホコリがたまることなく快適”などのメリットもあるのだとか。次に買い換えるとしても同じくらいのサイズのものにしようと考えているそうです。

食器は重ねず“スタンド式“で収納!

食器はお皿の種類関係なく、上へ上へと重ねて収納しがちですが、取り出しやすいのは断然“スタンド式”。、スタンド式にすればお皿を取り出したり戻したりする作業が一気に楽になります。
おうちによっては、大木さんのような引き出しタイプではなく、観音扉タイプの食器棚だと思いますが、その場合も重ねないほうが◎。ディッシュスタンドに種類ごとに立てて入れておくと、取り出しやすく戻しやすいです。
また、観音扉タイプだと奥のものが取り出しにくいので、小さなお皿や小鉢などはボックスにまとめておくと
取り出しやすくなって便利なのだとか。


冷蔵庫の中を見やすく、取り出しやすいように!

大木さんこだわりの小さめな冷蔵庫の中は、ガラス製の保存容器などを利用して上手に整理されています。
主に使用しているのは、『イワキ』の“パック&レンジ”シリーズという保存容器。それ以外の瓶などでも、基本的にはガラス製の容器で蓋が白色のものを選び、カラーで統一感が出るように心がけているそうです。色を統一することで、冷蔵庫内の色の氾濫を防ぎ、見た目もすっきり見えるようです。
また、透明なガラス製の保存容器だと、中身が見えて食材の残量がすぐわかるのが便利ですよね。これも食材の食べ残しを防ぐためのポイントです。


かさばるものが多い脱衣所も、収納ボックスでスッキリ!!

意外とかさばるものが多くなってしまう脱衣所。大木さんが整理収納に使用している白いボックスは、ネットで購入したカラーボックス用のインナーボックスで、茶色のボックスは無印良品のラタンボックス。リゾートっぽい雰囲気にしたくて、白とラタンを組み合わせたそう。

上から1段目には家族の季節外のパジャマ、2段目はフェイスタオルのストックと、ふだんあまり使わないバスタオル。3段目は毎日お風呂あがりに使うフェイスタオルが6枚ずつ、2つのボックスに分けて入れてあるそう。
1番下の段の右側のラタンボックスには現在着ているパジャマを、左側の白い2つのボックスは大木さん自身とパパの脱いだ部屋着を入れる、脱衣ボックスとして活用しているそうです。

靴棚の整理は春と秋、子どもの靴の買い替えどきが◎

大木さんは気候のよい春と秋に、掃除しがてら整理し直しているそう。また、子どもは1年も経たないうちに靴のサイズが大きくなるので、子どもの靴を買い替えるタイミングでも並びを変えたり、収納を見直したりしているそうです。
使用している黒いボックスは、『IKEA』の“SKUBB”シリーズ。前面がメッシュになっているので通気性があり、うっすら中身が見えるので、履きたい靴をすぐ見つけることができます。また、簡単に開閉できるので、靴の出し入れがとても楽で、重ねて収納することもでき、かなり気に入っているそう。

おうちの中をきれいに整理収納していると、たくさんのムダが見えてきて暮らしもスマートになりますね。今日から大木さんの整理収納術を参考にして、すっきりした快適な暮らしを始めてみませんか?(文・岡本 梓)

インスタグラマー 我が道ライフ 大木聖美(おおきさとみ)(@wagamichilife)
横浜在住の整理収納アドバイザー。『我が道ライフ』ブログで片付けの代行サービスや自宅レッスンなどを受け付け。すっきりした暮らしやすいおうちを撮ったインスタグラムがママたちから人気。
https://www.instagram.com/wagamichilife/

※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。

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