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夫の育児協力がカギ?! こじらせたら怖い「産後クライシス」

更新

ここ最近、産後2年以内に離婚にいたる夫婦が増えているそう。その原因のひとつとして挙げられるのが「産後クライシス」。新しい家族が増えてハッピーなはずなのに、急に夫のことがきらいになった...そんな経験はありませんか? 大好きな人の子どもを産んだのに、その彼自身をきらいになってしまう、それは一体なぜなのでしょうか?

そもそも「産後クライシス」とは?

「産後クライシス」とは、出産後に夫婦共に互いへの愛情が急速に下がり、夫婦仲が悪化する状態のこと。特に妻から夫への愛情の低下が大きいことが特徴です。ベネッセ教育総合研究所が2006年から2010年にかけて長子が生まれた約300組の夫婦を対象に行ったアンケート結果によると「妊娠期」は妻と夫の愛情の変化には差は大きくありませんが、「出産後」には「妻の夫への愛情が急速に下がる」ということが明らかになりました。

夫の存在が急に苦痛に! みんなの産後クライシス体験

明確な理由がある人もいれば、「理由はわからないけど...なんか嫌」という人などさまざま。産後の数年はとてもデリケートな期間。その時期に心が傷ついたり、孤独を感じたりと夫婦仲がこじれると、修復はむずかしいのかも!

育児に協力してくれない夫にイライラ

こんなことで夫を大嫌いになる私がおかしいのでしょうか。息子に夕飯を食べさせていて私は食べていない。夫は自分が食べ終えたら「疲れたから」と寝室でスマホをいじっている。「代わって」と言わないと代わってくれない。疲れていても家族の負担を軽減してくれるとかないの? スマホのほうが私よりも息子の世話よりも大事...?

あんなに仲がよかったのに...

もうすぐ3カ月になる女の子を育てている新米ママです。結婚してから3年...今まで仕事から帰ってきてごはんをつくり、後片付けも手伝ってくれてたり、土日になれば朝から掃除に洗濯、愛犬の散歩もかかさずしてくれた夫。それが子どもが産まれたとたんに子どもにべったり! 今までしてくれていたことをまったくしてくれなくなりました。ミルクをあげるのはいいけど、哺乳びんは洗わないでそのまま、おむつを替えたと思えば汚れているのは広げっぱなし。もうイライラして週末になるのが本当に嫌です。子どもが産まれる前まではなかよし夫婦だったのに今じゃ週末は口もきかないほどです。

ケンカの頻度が増える

典型的な産後クライシスがあり、子どもが1才になるくらいまでは、かなりの頻度でケンカをしました。たとえば外食に行っても、当然私が子どもの隣。夫は悠々とごはんを食べ、子どもが飽きてきているのにゆっくりとコーヒーを飲む姿を見て、「あ~、ウザイ!!」と心底思っていました。

夫の行動が許せなくなった

子どもを産んでから、今まで許せていたことが許せなくなりました。イクメンなんて言葉を平気で使わないで! 小一時間でも子どもの面倒を見たからって育児をした気にならないで! 男の人って、いつまでも自分優先ですよね。

解決のポイントは、子育てならぬ「夫育て」?!

「産後クライシス」を乗り越えるためには、夫が積極的に子育てに関わることが、カギとなるようです。では、パパの協力を仰ぐためには、ママはどのような行動を取ればよいのでしょうか?

娘を夫に預けてプチ家出!

と言っても、自宅近くのカフェでケーキをおなかいっぱい食べただけですが...。それでも貴重な「おひとりさま時間」でした。家出がきっかけで開きなおり、「つらい~! 助けて~!」と家族に打ち明けることができ(それまで平気な顔をして黙っていました)、彼らの協力を得て、落ちつきました。

察してもらうのではなく、言葉でお願いする

つらくてどうしようもなく、あまりにストレスがたまったので、夫に言葉で伝えるようにしました。「これをしてくれるとうれしい、助かる」と。そうしたら、変わりました! 察してほしいと思うけれど、男の人は言葉にしないとびっくりするほどなにもわからないんだ...ということに気がつきました。

言葉が難しければ、手紙にして不満を伝える

夫あてにルーズリーフ5枚の手紙を書き、本音をぶちまけました。感謝しているところを書きながら、このどうしようもない産後クライシスの自分の気持ちを理解してほしい、と。すると向こうの態度も少し変わり、私も言いたいことが全部言えて楽になり、少しは許せるようになりました!

おだてて、おだてて夫を転がす

子どもが寝たあとに晩酌をしたり、おふろに一緒に入って夫婦だけの時間で話し合うようにしています。また、夫の手伝いは「してくれたらラッキー!」くらいで当てにしません。心の中では「手伝って当たりまえ」と思っていても、おおげさに感謝しているフリをします。「おだてて、おだてて。夫をうまく転がすのがよい妻よ」と母に教わりました。

子育てへの協力は、パパに察してもらうよりも、「いまの自分はこういう状況だから、こうしてほしい」という説明を具体的にママがしたほうが理解されやすいようです。パパとママがなかよしのほうが、子どもにとってもよい環境であることは間違いありませんが、この「産後クライシス」は夫婦が成長するための「必要な試練」なのかもしれませんね。夫婦で力を合わせて乗り越えたいですね!

※文中のコメントは「ウィメンズパーク」からの引用です。
※この記事は「ウィメンズパーク」で過去に公開されたものです。

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