【助産師監修】新生児の沐浴はなぜ必要?最低限そろえる基本グッズ6
「生後まもない赤ちゃんは、ねんねが大半。体はガーゼでふいてあげればきれいなのでは?」
確かに、0ヶ月の赤ちゃんは、おうちで過ごす生活が中心。それほど汚れる理由はなさそうですよね。でも、そんな新生児だからこそ、沐浴が必要なのです。その理由と、沐浴の基本情報について、助産師の岡本登美子先生に伺いました。
1日1回は沐浴をさせて体を清潔にすることが大事!
新生児は、大人と一緒のおふろはNG。ベビーバスを使って、沐浴をさせます。新陳代謝が活発なので、1日1回は沐浴させ、清潔にしてあげましょう。汚れのたまりやすい手のひら、首、わきのした、股などはとくに念入りに。赤ちゃんが疲れないよう、手早く済ませます。
赤ちゃんの沐浴に必要なグッズは?
赤ちゃんだけでなく、ママやパパの使い勝手や住環境などによって、必要なグッズや便利アイテムは違うこともありますが、最低限そろえておきたい基本のグッズを紹介します。
1.ベビーバス
赤ちゃん専用のおふろを用意。沐浴を行う場所でタイプを選びましょう。
2.湯温計
温度を測ります。沐浴に適した温度は、夏は約38~39度、冬は約39~40度。
3.ガーゼ
洗うのに1枚必要。体にかける大きめのガーゼ(沐浴布)もあるとベター。
4.洗面器
最後に赤ちゃんにかける「上がり湯」を用意しておくために必要です。
5.ベビー用石けん・沐浴剤
固形・液体・泡状タイプがあります。沐浴剤は洗浄力が弱いので、たまに石けんで洗って。
6.バスタオル
バスタオルは水分を素早く吸収し、肌触りのいいものを選びましょう。
新生児の赤ちゃんの体は小さくてふにゃふにゃ。ママもパパも沐浴に不慣れなうちは、お湯の中で滑らせないかと緊張しがち。同じように、赤ちゃんもびくびくしながら沐浴しているかもしれません。家族みんなが沐浴タイムを安心して過ごせるように、便利グッズや必殺テクなどを探してみるのも一つの手でしょう。(文・ひよこクラブ編集部)
■参考:「いつでもどこでもHAPPY育児生活ガイドBOOK」(ベネッセコーポレーション刊)