初めてのヘアカット!赤ちゃん筆を作るには?
赤ちゃんにとって初めてのヘアカット、それは親にとって記念すべき瞬間でもあります。そんな初めてのヘアカットだから作れる、「赤ちゃん筆」をご存知ですか?
赤ちゃん筆の作り方や注意点を保育士の相原里沙さんに聞きました。
相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。0歳男児の母。
のあそびっこプロジェクト
胎毛でしか作れない!赤ちゃん筆って?
手形・足形キット、へその緒ケース…赤ちゃんの「初めて」の記念品はいろいろありますが、初めての「ヘアカット」を形に出来るのが、「赤ちゃん筆」です。まだカットしたことのない髪の毛は、赤ちゃんがお腹の中にいた頃から生えていたものので「胎毛」とも呼ばれ、その後生えてくる髪の毛と違って毛先に向かうにつれて細くなっていることから筆に適していて、書道愛好家が好んで使っていたこともあるそう。今では一生に一度のチャンス!と、記念品として仕立てる人がその大半で、お守りとして飾ったり、取っておいて子どもにプレゼントすることもあるようですよ!
ネット購入も可能!赤ちゃん筆はどうやって作る?
赤ちゃん筆はどこでどうやって作るのでしょうか?大きくは、理美容院でお願いするか、自分で手配するかに分かれます。
提携理美容院で申し込み・ヘアカット
赤ちゃん筆の取扱店をネットで調べ、そこへ行くことで作ることが出来ます。全国に40,000店の提携店があり、自宅の近くでも探すことが出来ますよ。提携理美容院に行けば直接相談ができ、確実にカットして申し込みをしてくれるため、安心して赤ちゃん筆を作ることが出来ます。
光文堂赤ちゃんの筆
ネット等で購入・自宅か理美容院でヘアカット
ネットで検索をすると、たくさんの種類の赤ちゃん筆が!自分自身で申し込み、送られてきたお仕立券に沿って、髪の毛を準備します。筆のサイズによって準備する毛の量が違いますが、5センチ程度の長さを求める場合が多いようです。毛束が足りない場合は、短い毛も一緒に送る、少しずつカットして年月をかけて束にして送る、などの工夫をしている人もいるようです。
初めてのヘアカット、失敗しそうで怖い…という場合は、ママパパが通う美容院で相談してカットしてもらう、というパターンも。相談してみてくださいね。
髪型を気にする場合は、いくら記念品にしたくても慎重になってしまいます。お仕立券の有効期限は半年〜1年ほど。ある程度毛束を確保できる目処が立ってからの購入が良いでしょう。
いろんなパターンが! タイプ別赤ちゃん筆
一口に赤ちゃん筆と言ってもいろいろなパターンがあります。
いずれの場合も、制作期間は50日程度、価格は材質等によりますが、1万円前後〜が多く、大きさもデザインも様々です。メーカーや筆によって穂先の仕上げ等も違います。好みのものを見つけて選んでみましょう!
本格的!桐箱入りのしっかりタイプ
赤ちゃん筆の定番といえばこのタイプ。小中学校で使っていた「小筆」くらいのサイズ感です。ある程度の長さ軸があるため、名前や生年月日を軸に刻むことが出来ます。より筆に近い質感も、本格的で飽きずに持っておくことができそうです。
くるりんくせ毛を活かせる赤ちゃん筆
赤ちゃんの天使のようなくせ毛を取っておきたい!という人も多いはず。通常の場合は先を整えてしまいますが、一部のメーカーでは、くせ毛を生かして作れるところもあります。生まれた時の髪型を筆を見ながら思いだせますね。
デザインが可愛い!コンパクトタイプ
記念品として作るものなので、実用性を気にしない、場所をとらないコンパクトタイプもあります。筆に刻む文字や桐箱の模様も複数あるので、自分の好きなデザインを選ぶことも出来ますよ。
髪の毛が少なくても大丈夫!紅筆タイプ
口紅を塗る筆、紅筆のサイズもあります。髪がまだ少ない場合や、複数作って保管用とプレゼント用にする場合などに便利なタイプです。こちらもコンパクトなので、収納に便利ですね。
一生の記念になる、赤ちゃん筆。生まれたての赤ちゃんを思い出すためにも、いろいろなタイプを検討して、好みのものを見つけてみてくださいね。
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