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わかめは髪にいい?薄毛は遺伝する?髪にまつわるウワサの真相

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markokg/gettyimages

「赤ちゃんの髪の毛って、どのくらい生えていればいいの?」。赤ちゃんにも個人差があるとわかっていながら、ほかの子と比べて濃かったり薄かったりすると、気になってしまいますよね。赤ちゃんの髪の毛に関して気になることを、小児形成外科が専門の、国立成育医療研究センター副院長・金子剛先生に教えてもらいました。

関連:0~2歳 頭の形・髪の毛は月齢に合わせてこんな風に変化します

赤ちゃんの髪の毛の気がかりQ&A

赤ちゃんの髪の毛にまつわる「ウワサ」を、皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。果たして信じていい話なのでしょうか?

Q1 最初に生えてきた髪の毛を剃ると、丈夫な毛が生えてくるというのは本当でしょうか?(1歳・男の子)
A1 髪の毛を剃って髪の毛が丈夫になることはありません!

髪の毛を剃ると丈夫な毛が生えてくるという話は、一度は聞いたことがあるかもしれません。実際に剃ってみて、そう感じたという人もいるかもしれませんが、それは錯覚です。最初に生えてきた毛の先は、細いのが普通です。一方、毛を剃った場合、その断面は毛先に比べて太くなります。そのため「濃くなった」「丈夫な毛が生えてきた」と感じやすいのです。実際に毛の濃さが変わったわけではありません。

Q2 わかめが赤ちゃんの髪の毛の生育にいいと聞きました。離乳食に取り入れると効果があるのでしょうか?(11ケ月・女の子)
A2 わかめが髪の毛に効果があるという確証はありません!

わかめが髪の発育を促すという確証はありませんが、わかめなどの海藻類には、ミネラル、ビタミン、食物繊維、ヨードなど体の成長には欠かせないものが多く含まれています。離乳食に適量を取り入れてみましょう。大人が食べるのと同じ大きさでは消化が難しいので、加熱して細かく刻む、すりつぶすなどして、小さくしてからおにぎりやうどんなどに混ぜてみてください。

Q3 赤ちゃんが自分で髪の毛を抜いてしまいます。これってストレスが原因ですか?(6ケ月・女の子)
A3 偶然、手で髪の毛をつかんだだけかもしれません

1歳未満の赤ちゃんが、ストレスで髪の毛を抜くことは考えにくいといえます。この場合は、手足を動かしているときに、たまたま自分の髪の毛をつかんだだけかもしれません。あるいは、頭がかゆくて髪の毛をつかんだのかもしれません。ストレス面での心配をしすぎる必要はありませんが、頭皮に肌トラブルが見られる場合は、かかりつけ医を受診しましょう。

Q4 つむじが2つあります。髪の毛が逆立つので心配です。(5ケ月・女の子)
A4 髪の毛が伸びれば髪の逆立ちは収まります

つむじは通常一つであることが多いのですが、複数あってもとりわけ珍しいことではありません。心配しなくても大丈夫です。髪の毛が逆立つのは、つむじが複数あることにより、流れが合わさってしまうため。ただしこれも一時的なことで、髪の毛が伸びてくれば収まります。

Q5 パパがくせ毛、じいじが薄毛です。髪質は子どもにも遺伝するのでしょうか?(1歳5ケ月・男の子)
A5 遺伝だけではなく、環境も要因の一つです

遺伝は髪質を決める要因の一つです。そのため、パパやじいじの髪質がくせ毛だったり薄毛だったりすると、「同じようになるのかしら」と気になる人もいるでしょう。しかし髪質は遺伝だけで決まるのではありません。子どもの生活習慣や環境などによっても、髪質は変わると考えられます。一般的には、小学校高学年くらいには髪質が定まってくるといわれます。パパやじいじと同じ髪質になるかもしれないし、ならないかもしれない。赤ちゃんの時点では、将来どのような髪質になるかはわかりません。

Q6 後頭部の髪の毛がすれてハゲてしまいました。ちゃんと生えてくるのでしょうか?(3ケ月・女の子)
A6 一時的なものなので心配しないで大丈夫。そのうち生えてきます

2ケ月から6ケ月の間は、あお向けで寝て過ごす時間が長いので、寝具や床に触れている髪の毛がすれて抜けてしまうことがあります。これは「乳児期後頭部脱毛」といい、一時的なものです。そのうちまた髪の毛は生えてくるので、心配しなくて大丈夫です。

髪の毛は赤ちゃんの見た目を大きく左右するので、ママ・パパはどうしても気にしてしまいがち。でも、成長とともに髪の毛がしっかりと生えそろってくれば、心配することもなくなります。それまでの間、「髪の毛がしっかり生えてきたらどんな髪型にしてあげようかな」と楽しみをふくらませておくのもいいかもしれませんね。(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)

監修/金子剛先生
国立成育医療研究センター副院長、感覚器・形態外科統括部長、日本形成外科学会専門医、日本頭蓋顎顔面外科学会専門医。
慶應義塾大学医学部卒業。米国ワシントン大学形成外科留学、慶應義塾大学専任講師などを経て現職。専門は小児形成外科。2011年11月より「赤ちゃんの頭のかたち外来」を開設し、赤ちゃんの頭の変形の診断と診療を行っています。

参考/ひよこクラブ2016年10月号「0~2才 うちの子の頭の形・髪の毛 これって大丈夫?」より

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