遊具だけじゃない!身近な公園遊びを楽しむ3つの遊び方
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0〜2歳児にとって、公園は、一番身近な安心して遊ばせられる外遊びスポット。遊具がないから遊べない?そんなことはありません!よちよち歩きから公園を楽しむ方法をお伝えします。
相原 里紗
保育士・のあそびっこプロジェクト 主宰
(株)オールアバウトを経て国家試験で保育士に。親子×のあそび×地域を軸とした「のあそびっこプロジェクト」他、親子向けイベントを多数企画・運営している。1歳男児の母。
のあそびっこプロジェクト
よちよち歩きからの外遊びで好奇心を育もう
よく「いつから公園遊びを始められますか?」と聞かれますが、「外出ができるようになったらすぐにでも!」と答えています。子どもの五感を刺激するものがたくさんあるから、ブランコを漕ぐ、滑り台を滑る、などが出来なくても、子ども自身はそれぞれのステージでの「遊び」を楽しむことができるのです。特にハイハイ〜よちよち歩きの時期は、探索範囲が広がって、子どもの好奇心がぐっと伸びる時期。よちよち歩きの時期からの毎日の外遊び週間で、子どもの世界を広げてあげましょう!
未就園児にこそ公園遊びがオススメな理由
身近な自然に触れる絶好のチャンス!
植栽の花、木々、足元の葉っぱ、そこに集う虫…近隣の公園は小さな自然の宝庫です。大人にとっては見慣れた緑でも、子どもにとっては貴重な研究対象。触ったり、匂いを嗅いだり、ちぎってみたり。木の汁で汚れたり、虫が突然飛んで怖かったりと時には不快な思いをすることもあるかもしれませんが、それが自然の持つ「予想できないこと」「どうにもならないこと」。田舎のように森や川の中では遊べなくっても、本当に小さな経験の積み重ねからも、子どもたちは自然との共存を学んでいきます。
不安定な足元が身体能力の発達を促す
公園は基本的に、車等は入ってこない「安全な遊び場」ですが、足元には石があったり、穴があったり、小さな起伏があったり、お友だちが走っていたりと、ただ歩くこと自体がチャレンジ。バランスをとりながら、時に転びながら歩く経験を積み重ねることで、身体の動きを身につけていきます。よく、登る、平均台のように歩く、ジャンプして飛び降りる、また登る…のように、「何回も同じこと繰り返すなぁ」と思うことがあると思いますが、それは子どもが獲得しようとしているスキルだから。多様な地形があるからこそ、公園にはそんなチャンスがたくさんありますよ!
外遊びで生活のリズムをつくる
特に午前中の外遊びは、生活のリズムを作るのに最適!風・音・起伏など、室内にはない刺激に、子どもの感覚がフル動員されているので、同じ遊びをしていても外遊びの方が頭も体も使います。また、脳内のホルモンを考えても、朝起きて太陽の光を浴びることでセロトニンが分泌され、睡眠と覚醒のバランスを取れるように。朝・夕方の外遊びで、規則正しく早寝・早起きを促すことが出来るのです。
親子で楽しい!身近な公園遊び3例
子どもにとって外遊びが大事、とわかっていても、遊びに毎日付き合う親にとっては少しマンネリしてしまいがち。「今日は〇〇してみよう!」と親側が少しだけ裏テーマを決めて、新しい視点で公園遊びを楽しんでみましょう!
公園探検隊!子どもに主導権を預けて「さんぽ」
1歳前後になると、指差しを覚える子どもが増えてきます。そんな時期からは、子どもに主導権を預けて、公園の中を探検してみては?子どもの目線でしか見えない世界を案内してくれます。ママパパはスマホを持って、子どもたちが見つけたものややっていることを記録する係や、植物図鑑を持って歩いて、何の植物なのかを調べても。子どもが何に興味を持っているか、少しの時間でたくさん発見できますよ!
オススメ本:子どもに教えてあげられる 散歩の草花図鑑 (ビジュアルだいわ文庫)
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小石、木の枝、ダンゴムシ?「宝物」探し
子どもにとっての「宝物」を集めるのも楽しい遊びの一つです。子どもが拾った小石、木の枝、葉っぱなどを、せっせと持ち帰り袋に集めて。公園にいた時間だけの子どもの興味が集まったものに現れます。2歳くらいになれば、集めたものを画用紙にノリで貼って遊んだりといった応用も楽しむことができます。
起伏を駆け抜けろ!小さな小さな坂道ダッシュ
木の根っこの部分や、築山になっているところ、オフシーズンの水遊び場など、公園には起伏がたくさん!そんな起伏を遊ぶのがよちよち歩き以降の子どもたちの生きがいです。坂道の登り下りを走ったり、段差からジャンプをしたり。ひたすらついて動き回れば、ママパパの運動不足解消にもぴったりです。
子どもたちにとっては一番身近な自然、公園。「遊具で遊ぶ」という概念をなくせば、遊びの可能性はもっともっと広がります。タバコやガラスの破片が足元に落ちていないかなど、周囲に配慮して、楽しく公園遊びをしましょう!