中高生時代の恋愛・姉妹・ご近所…女の嫉妬にまつわる、こわーい話
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自分が意図していないところでいつのまにか嫌がらせをされたり、無視をされたり・・・何かしら経験したことがある人も多いのでは。その行動が実は“嫉妬”からくるものだとしたら・・・ちょっと怖いですよね。口コミサイト『ウィメンズパーク』のママ、5,561名に『友達について』のアンケートを行ったところ、
Q: 長く付き合っている友達、いますか?
A:
第1位 いる 3,911人(70%)
第2位 何とも言えない 932人(17%)
第3位 いない 718人(13%)
という結果になりました。
また、
Q:何をして遊びますか?
A:
第1位 食事 3,385人(61%)
第2位 おしゃべり 2,978人(54%)
第3位 遊ばない 1,481(27%)
第4位 買い物 771人(14%)
70%のママが長く付き合っている友達がいると答えた一方、友達とは「遊ばない」人も27%で第3位となっています。
仲の良い友達との付き合いを楽しむ一方で、ぱっと見ではわからない女同士の“嫉妬”が渦巻いている場合も。
普段は良好な関係でも、嫉妬が絡むととんでもない行動に出てしまう場合も。ママたちの体験談を聞いてみました。
男がらみ、怖~い女の嫉妬
やっぱり一番多かったのは、好きな相手をめぐって嫌がらせを受けたという体験でした。
クラスの女子に、妬みからイジメに発展
中学3年の頃、突然クラスの女子から無視されるようになりました。クラスのボス的な女子の指示のようでした。私自身は、当時は大人しく、目立つ存在ではありませんでした。大人になって何となくですが、大人しい割には、男子と話していたりしていたからなのかなと思いました。妬みからくるイジメだったと思います。
悪口や呪いの手紙まで
同じクラスの男子と気が合い、修学旅行の班を一緒にしたり、休み時間話したり距離が近かったんですが、
その男子を好きだった女子から悪口を言われたり、呪いの手紙をもらったりしました。
廊下を歩いていたら足を引っ掛けられたこともあります。私もその男子もお互い好きとかじゃなかったんですけど、肩が触れるくらい近い距離で話すこともあったので、嫉妬だったのかなぁと思います。
まぁ、その男子は今の夫なんですけど(笑)
友だちだった子からの嫌がらせ
中学生のときは元々友だちだった子が好きな男子が私を好きだと言っているとかで、無視されたり睨み付けられたり。あからさまにフンっとされたり。
何かしたかなと共通の友達に相談したら、あの子の好きな男子があんたを好きらしいって怒っていたと教えてくれました。
姉妹の嫉妬
嫉妬されるのは、他人からだけとは限りません。いつも一緒にいる家族の間にだって事件は起こるのです。
母の愛情をめぐる小さな戦い
中1と小2の姉妹を育てています。
もう少し小さい頃は一緒に絵を描いたり、妹は姉の真似ばかりして仲が良かったのですが、最近はお互いがお互いを邪魔にするというか、お互いに敵視しているように見えます。
どちらかと言うと姉が妹を可愛がらなくなって私を独占しようとした結果、妹も姉になつかなくなり、私に甘えてきている感じです。
母親の対応が原因で、いつしか重荷や恨みに変化
私が長女で、下に妹が3人います。1番歳の近い妹とは、母の愛情を私が一方的に競っていました。
ひょんなことで、今思えば母が良くない対応をしたことから、私はすぐ下の妹とは一切口をきかなくなりました。それが何年も続きました。その下の妹2人は、歳が離れていてあまり話もしませんでした。お世話する対象でした。母は小さい頃から、小さい子ばかり優先していました。ある程度は当たり前のことですが、2~3歳の違いで母の片腕のように扱われる私と、守ってあげたい妹という感じで、私にはいつしかそれが重荷や恨みにかわっていきました。
闇が深い…嫌いな人の真似をする心理とは
妬ましい、羨ましい気持ちが究極にエスカレートしたとき、普通では理解不能な行動に出てしまう人もいます。隣の芝生は青く見えるということわざもありますが、物事には限度がありますよね。こんな隣人がいたらどうしますか?
嫌われていたはずなのに…理解できない隣人の行動
私の家のお隣の方の話です。
よそ者は排除したいのか、子どもの園での集まり等で私と話している方を自分達の仲間の方へ連れて行ってしまいます。私が一人でいると、仲間たちとニヤニヤこちらを見ています。
そのお隣さん、うちの夫がこだわって買った車と同じ車(車種も色も)に買い替えました。玄関先に置いてある鉢植えのお花も全く同じになっていたり。
また、洗車してる時など、外に出てきて終わるまでこちらを監視しています。自分が気に入らない人の真似をする心理が分かりません。
青春時代の恋愛がらみの嫉妬から、姉妹のちょっと切なくなるエピソード、そして最後は背筋が寒くなるような体験まで…人間誰しも嫉妬という感情と無縁ではいられません。でも、度が過ぎる嫉妬は周りの人間関係を壊し、自分自身の信用も失うことに。他人を羨むのはほどほどにして、前向きに頑張っていきたいものです。
(文・羽鳥まゆ)
■文中のコメントは『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。