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新生活にはストレスがいっぱい…“アンガーマネジメント”でイライラしない親になる!

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AntonioGuillem/gettyimages

子どもがイヤイヤしているときは、親もイライラしてしまいがちです。「もう爆発寸前…!」という毎日だという人も多いのではないでしょうか? そこで、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」を知れば、“自分の怒り”とうまくつき合えるようになるかもしれません。日本アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さんに、怒りの感情が起こる原因は何なのか、そして「イライラしない親」になるにはどうすればいいか、お話を聞きました。

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カッとなったらまず6秒数えてみる

――そもそも「アンガーマネジメント」とは何なのでしょう?

安藤さん:怒りの感情をコントロールして、人間関係をより円滑にするための心理教育、心理トレーニングのことです。もともと1970年代にアメリカで開発されたものですが、日本でもここ数年でアンガーマネジメントへの注目が高まり、2017年には25万人の方が講座や講演、研修に参加しました。

――育児中のママ、パパにも使えますか?

安藤さん:もちろん使えますよ。イヤイヤ期のお子さんのイライラをコントロールしたり、親自身のイライラをコントロールしたり。ママ友やパパ友との関係も円滑になるのでおすすめです。

――たとえば、子どものイヤイヤにカッとなってしまったときは?

安藤さん:怒った後に、「怒るんじゃなかった」と自己嫌悪に陥るかもしれませんが、怒らないママ、パパになる必要はありません。怒ること自体は悪くないのです。それよりも、どんな感情も我慢せずに受け入れることが大事です。

――怒りたくないと思っていても、つい怒ってしまうのはどうしてなんでしょう?

安藤さん:怒りというのは第2次感情で、その怒りの裏には、「心配」「つらい」「寂しい」などの第1次感情が隠れています。たとえば、子どもがなかなか着替えをしないことに怒ったとします。「子どもが着替えをしないから怒っている」と思うかもしれませんが、実は「このままだと遅刻しそうだ」といったあせりや「パートナーが育児を手伝ってくれない」といった不満など、マイナスの第1次感情が怒りの根本的な原因になっていることが考えられます。

――大きなイライラの場合は自分の第1次感情に気づけるかもしれませんが、小さなイライラの場合は、気づかずにそのままやり過ごしてしまいそうですね。

安藤さん:実はその小さなイライラを見逃していると、いつかそれが大きな爆発につながるので注意が必要です。マイナス感情は、何もしないでいると毎日少しずつたまっていくので、ストレッチや散歩などで体を動かすなどして気分転換をしてみるといいでしょう。要は「ガス抜き」です。これをまとめてではなく、こまめにやることが大事です。

――もし爆発しそうになってしまったら?

安藤さん:人は怒っても6秒あれば理性的になれると考えられています。ですので、怒り心頭な状態になったら、そこから6秒数えてみてください。「1・2・3…」と普通に数えてもいいですが、「100・97・94…」といった具合に3ずつ引いて数えていくとより冷静になれます。6秒待つことで、さっきよりも落ち着いているはずです。

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どんなに子どものことを大切に思っていても、イライラしてしまうことはあるものです。ただ、そのときにイライラとどう向き合うかが大事。怒り以前に、自分が今不安や心配になっていることはないか、第1次感情にも目を向けるようにしましょう。それでも爆発しそうになったら、6秒待ってみる。そうなる前に、夫婦で育児をこまめに交代して散歩の習慣を取り入れたり、1人でカフェに行く時間をつくったりして、マイナスではなくプラスの第1次感情を増やしていくといいかもしれませんね。(取材・文/香川 誠、ひよこクラブ編集部)


監修/安藤俊介さん
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」の日本の第一人者として、講演や企業研修、メディア出演など、幅広く活動している。著書に『「怒り」を上手にコントロールする技術 アンガーマネジメント実践講座』(PHP研究所)など。

参考/1才2才のひよこクラブ2018年冬春号「アンガーマネジメントでイライラしない親になる!!」より

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